ネトフリ極悪プロレス・スペシャルマッチ

#完コピ


9月19日Netflixで配信開始となるドラマ『極悪女王』
日本女子プロレス史上最高にして最悪ヒールダンプ松本の現役時代を
描いた作品で、ダンプ松本ゆりやんレトリィバァ、ライバルのクラッシュ
ギャルズ長与千種唐田えりかライオネス飛鳥剛力彩芽が演じており、
前評判異様に高い作品

コレの配信記念イベントが後楽園ホールで行われ、YouTubeで配信された。
アーカイブが残っているので、ぜひ全編を観て欲しいのだが、ここで行われ
女子プロレススペシャルマッチが凄かった。

・・・何が凄いって、ヒール軍団のマネージャーとして入場したゆりやん
存在感。本人よりは細く、小柄なのにも関わらず、目の血走った表情全盛
期のダンプ松本そのもの。もの凄いエンターティナーぶりである。

いつまで残っているか解らないが、イベント全体を一応貼っておく。
・・・これ、いろんな意味で神イベントだったんじゃねぇか?と。

とにかく、ドラマのオンエアがメチャクチャ楽しみ。この作品で、もしかし
たらゆりやんは世界的なビッグネームになっちゃうかも!

TAKAYAMANIA EMPIRE III

#エキシビションマッチ


昨日ボクシングの中継が終わった後、さらに約2時間40分かけて確認した、
あるプロレスの興行について。

TAKAYAMANIA EMPIRE III at 後楽園ホール
頸髄完全損傷で現在もリハビリを続ける“帝王”高山善廣エイド興行
鈴木みのるが音頭を取り、高山自身もカード編成に加わったらしい。
笑いあり、そしてあまりにゴツゴツした漢同士の勝負あり。それだでも
すばらしいイベントだったのだが・・・。

・・・高山善廣、7年4ヶ月ぶりにリング復帰
全試合終了後に組まれた鈴木みのるとのエキシビションマッチ熱すぎる
内容に、久しぶりに嗚咽を伴って泣きじゃくってしまった

頸髄を完全に損傷している男の、肩が動いている
高山善廣は今も間違い無く帝王であり、プロレスラー。あと何年かかろう
が、高山は自分の足でリングに立つ必要がある。その可能性を僕らに魅せ
てしまった以上、そうする責任があると思う。

やっぱり凄いな、プロレスプロレスラーも。

Lemino BOXING World Championship × 2

#初の不完全燃焼


有明アリーナ『Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ』をLeminoの
生中継にて。スーパーバンタム統一王者井上尚弥二度目の防衛戦であ
り、ドーム後初となる大事な一戦。状況的に負けの許されない試合だった
のだが・・・。

対戦相手は元IBF同級王者TJドヘニーパワーに溢れるインファイター
で、一発の威力に関してはネリ以上との触れ込みだったのだが、序盤に
尚弥のパンチをガードの上から受けただけで意気消沈してしまった模様。
インファイターなのに全く前に出されて貰えない展開。

尚弥は特に倒しに行くでもなく、ヒット・ガードを正確に繰り返す教科書
のようなボクシング。それでも7R開始時、ようやくラッシュに出たのだが、
その瞬間にドヘニーは腰の負傷を訴えてギブアップ・・・。

さすがに今日の試合を観戦したお客さんはちょっと気の毒(^^;)。
井上尚弥の全キャリアで、初の不完全燃焼試合だったんじゃやないかと。
強すぎるとこういうことも充分起こりうる。次の対戦相手、大丈夫か?

そしてセミで行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチ武居由樹
比嘉大吾の一戦が凄い内容。両者のボクシングレベルが余りに高いところ
で拮抗し、3Rを超えたところで「ずっと観ていたい」と思ってしまった。

判定武居に上がったが、ダウンを奪ったのは比嘉。個人的には引き分け、
もしくは僅差で比嘉かと思ったが、比嘉本人が判定に納得しているような
ので、文句は全く無い。比嘉は試合後に引退を示唆したが、正直もったい
ない。なんとか続けてくれないものか・・・。

もう一つ、第二試合で行われたウェルター級佐々木尽アジア二冠王座
防衛戦についても。オーストラリアのカミル・バラ、ランキング10位にも
関わらず、打たれ強くアグレッシブな非常に良い選手。しかし“僕らの希望”
である尽は、そんな挑戦者を見事にKOしてくれた。

テレンスがスーパーウェルター級に転級したため、尽の世界獲りが一歩近
づいた感。相変わらずディフェンスがちょっと怖い(^^;)のだが、絶対に
天辺へ上り詰めて欲しいキャラクター。組まれるかな、タイトルマッチ。

井上尚弥は12月にもう1試合やるらしい。
対戦相手はサム・グッドマンが有力だが、判定の多いボクサータイプに
尚弥が苦戦するとは思えない。それならまだ、アフマダリエフの方が良
い気がするんだけど・・・。

INOUE vs DOHENY

#いつもの「不安」


有明アリーナで行われる井上尚弥四団体統一スーパーバンタム級世界タイトル
マッチが、あと3日に迫ってきた。

あれだけ尚弥の試合を観ているのに、毎回感じる一抹の不安(^^;)。
対戦相手のTJドヘニー元IBF同級世界王者であり、パンチの強さでは定評のあ
る選手。それでも尚弥の相手になるとは思えないのだが、もしかして一発を貰っ
てしまったら・・・などと考えてしまう。まぁ、これまで覚えた不安は、毎回杞憂
に終わってくれているのだけど・・・。

そしてセミファイナルのWBO世界バンタム級タイトルマッチ、王者の武居由樹
比嘉大吾が挑む一戦も大注目。武居が強いことは解っているが、僕は体調万全
な比嘉が強いことも知っている。もし比嘉が世界王者時代と同等のコンディショ
ンを作って来たのなら、本当にどちらが勝つか解らない・・・。

そしてアンダーマッチでは、ウェルター級の佐々木尽OPBF・WBOAP王座の
防衛戦。実はこの試合、メインと同じくらい興味がある。尽にとっては正念場
コレをクリアして、世界に行って欲しい。

なんだかんだで見どころの多いスペシャルイベント。ボクシングの一人勝ちは
しばらく続くだろうな、きっと。

10月・有明2days

#World Champion Carnival


アマゾンジャパン記者会見
10月13日・14日両日、有明アリーナにて『Prime Video Boxing 10』の開催
をアナウンス。二日間7つの世界タイトルマッチ1つのアジアパシフィック
タイトルマッチが行われる。

これまで「Prime Video Presents Live Boxing」として開催されていたボクシ
ングイベントは、解りやすく「Prime Video Boxing」に名称が変わる。ナンバ
リングはそのままで、記念すべき第十弾興行一つのイベントで世界戦7試合
というのは、日本ボクシング史上初の試みとなる。

注目しているのは、初日・二日目のそれぞれのメイン
おそらく初日はWBA世界バンタム級王者・井上拓真、二日目はWBC世界バン
タム級王者・中谷潤人の防衛戦になると思われるが、どちらの試合が内容で
上を行くのか?というのがポイント。現状では明らかに中谷が拓真を上回る
が、両者共に防衛、その後に統一戦、という流れが相応しい。拓真が圧倒的
に勝てれば、コレも夢のカードになりそうなのだが・・・。

とにかく、今現在日本の格闘技のメインコンテンツは間違いなくボクシング
もちろんコレには“集客”という要素も含んでいる。
かつてK-1・PRIDEが隆盛を極めた頃には、こんな状況は考えもしなかった。
そして10月14日、新日本プロレス両国と被る。キツいな、コレは・・・。