DESTRUCTION in KOBE 2025

#NJPW on GHC


新日本プロレス『DESTRUCTION in KOBE』神戸ワールド記念ホール大会。
秋のビッグマッチ第一弾で、そこそこ興味深いカードが並んだ。正直に言うと、
10.13両国大会よりも見どころ多いんじゃないかと(^^;)。

ピックアップ第5試合で行われたGHCジュニアヘビー級選手権
新日本の大会でGHCのジングルが鳴るとすげぇビックリしてしまう(^^;)。
NOAHYO-HEYを下してGHCジュニア王者になった高橋ヒロムが、元NOAH
同王座の最多防衛記録を持つ石森太二の挑戦を“新日本のリング”で受ける、と
いうちょっと複雑(^^;)な状況。コレが殊の外おもしろかった

ヒロムも太二も円熟期に入っており、緩急の付け方職人の域に達している。
序盤の立体的な攻防から、反則勝ち狙いの応酬、何よりも太二の“幻の技”であ
SSエルボーが繰り出されそうになった(結果は未遂)のに驚愕。両者共に
ベテランの味を出しまくった、思わずニヤリと出来る試合だった。

そして当然の様に、試合後はNOAHのEitaがヒロムを急襲。
NOAHの10.11両国大会に向けてのデモンストレーションは大成功。この大会
もちょっと楽しみになってきた。

少し気になったのは、第6試合辻陽太に敗れたデビッド・フィンレー去就
・・・まさか新日本辞めたりしないよね?

方舟の継承者

#IMMORTAL BIRD


方舟の継承者 / 丸藤正道(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「方舟の天才」ことNOAH丸藤正道が、2018年に行われた自身の20周年記念
興行にリリースした自伝。7年前はある事情(後述)で手に取るタイミング
が無かったのだけど、Unlimited扱いになっていたのでチェックしてみた。

丸藤正道という天才プロレスラー、我々新日本派のファンにとってある意味で
「目の上のタンコブ」(^^;)。運動能力が高くて出来ない事はほぼ無く、スタイ
リッシュな上にルックスも良い。さらにプロレスのセンスも抜群。文句の付け
ようの無い、本当の意味での“逸材”であり、丸藤が新日本を選ばなかった、と
いう事実に地団駄を踏んだほど。

実際、旗揚げしてから数年間、NOAH「国内プロレス団体の最高峰」であっ
た時期があったのは、認めざるを得ない。もちろん三沢光晴小橋建太と言っ
た名選手の存在が大きいのだが、NOAHをそこまで押し上げたいちばんの原因
は、丸藤KENTAが積極的に他団体の選手と闘い、その実力を認めさせてきた
のが大きい。コイツらさえ居なければ、と何度思ったか(^^;)。

そんな丸藤の半生が本人の口から語られているのだが、僕が感じたのは不思議
なことに“新日本的な感覚”だった。ライバルのKENTAと比較すれば、オトナに
見られがちな丸藤だが、実は丸藤の方がラジカル尖っていたのではないか?
とか思った。まぁ、そのくらいで無ければあの体格で20年以上NOAHのトップ
を張り続けることは出来なかったんだろうけど。

・・・しかし、丸藤の20周年記念興行納得出来るモノでは無かったのも事実。
もしあの試合が強烈な印象を残してくれれば、おそらくそのタイミングでこの
本も入手していたと思う。そのくらい、あの試合は残念だった。

あれから7年が過ぎ、さすがの丸藤正道にも「終わり」が見えて来た気が。
「天才」の最後は、それに相応しいモノでありますように。最後までしっかり
見届けるつもりなので。

NEW YEAR DASH

#KENTA #njdash


新日本プロレス「NEW YEAR DASH」大田区総合体育館大会。
新春恒例のアフタードーム、今回はそこそこ規模が大きい。しかし、大し
たカードが組まれなかったなぁ、今年は(^^;)。

第五試合エル・デスペラードKUSHIDA vs 石森太二KENTA
この試合に一人だけテーマの無いKENTAは、どうやら今日が新日本ラスト
マッチ、ということになるらしい。

ジュニア勢に混じり、Go2Sleepを決めることも無く、KUSHIDAからギブ
アップを取られて敗北。さすがにコレはあまりな仕打ち・・・と思ったのだ
けど、もしかしたらコレは本人が望んだ結果なのかもしれない。

全盛期KENTAは、心の底から「新日本に欲しい!」と思わせてくれた
選手だった。小さな身体ながら常に殺気を纏い、スーパーヘビー級と同じ
リングに上がっても小ささを感じない。実際、NOAH時代のKENTAの試合
には何度も足を運んだほど。

不運だったのは、WWEでブレイクしなかったこと。
新日本で復帰した時は半ば壊れた状態だったにも関わらず、出来うる限り
のことをして新日本を盛り上げてくれた。もしコンディションがもう少し
だけ良かったら・・・と考えると・・・。

今年は古巣NOAHのリングに上がるらしい。
もはや全く違う団体のようなNOAHだが、せめてKENTAらしいプロレスを。
これまでの“仕事”に、本当に感謝します。ありがとう!

NEW YEAR REBOOT

#noah_ghc


NOAH元旦武道館興行THE NEW YEAR』にて大事件が起こったらしい。
GHC王者清宮海斗のプライベートを暴露し、尚且つNOAH最大のビッグマ
ッチでその清宮からベルトを強奪史上最年少のGHC王者となった男が。
幸いなことに、本日の武道館追撃興行の中継がabemaで配信されていたの
で、アーカイブで“その男”をチェックしてみた。

その名はOZAWA。いや、コイツマジで凄ぇ拾いモノかも。
その佇まいは“今どきのサイテーな若者”なのにも関わらず。絶対にちゃんと
練習している、という身体(^^;)。更にこのキャリアにも関わらず、リック・
フレアーばり板に付いたヒールっぷりホープ・大和田まで巻き込み、
既に最低・最悪なヒール集団を形成しちゃってるのだから凄い。

このOZAWAを中心に、今年のNOAHはメチャクチャ面白くなるかも。
それでなくともWWEから派遣された2m超えのオモス、DDTの遠藤哲也、そ
してKENTAが定期参戦するのだから。期待していいぞ、きっと。

BLOODSPORT BUSHIDO

#Hard Core U-style


『青い目のケンシロウ』こと、ジョシュ・バーネットの主催する大会、
「ブラッドスポーツ武士道」が本日両国国技館で開催。昨年のレッスルマニ
アウィークで飯伏幸太が出場した“異質な興行”として知られているBSだが、
このスタイルにいちばん理解があるのはおそらく日本の古いプロレスファン
日本での開催はある意味で必然と言えよう。

過不足の無いように説明するのはちょっと酷なので、大雑把に説明すると、
BSのスタイルは初期パンクラスUWFインターを混ぜた感じ。基本は15分、
もしくは20分の1本勝負で、決着はKOギブアップレフェリーストップ
どれか。ロストポイントの類いは無く、時間切れの場合は5分延長、それで
も決着が付かない場合は引き分け。MMA系の選手が有利そうなルールだが、
ここに出場している選手たちにその手の“甘え”は無い、とだけ言っておく。

桜庭和志、鈴木みのる、船木誠勝、鈴木英樹、ティモシー・サッチャー、
エリック・ハマーなど、観る人が観れば思わずニヤリとしてしまう、絶妙な
人選。全試合に触れたいところだが、正直ぶったまげたのがメインイベント

主催者のジョシュ・バーネットの対角に立つのは、なんと現役IWGP世界王者
ジョン・モクスリー。こういうカードをサラッと実現してしまうところが、
ジョシュがジョシュたる由縁。かつてU系に狂った人間で、ジョシュのことが
キライな人は一人も居ない、と断言しよう。

そして試合は驚くべきくらいスイングしてしまったのだからおもしろい。
ジョシュのハードな打撃とグランドにしっかり付き合いつつ、大流血で盛り
上げるモクスリーもやっぱり只者では無い。

延長戦、疲労困憊になりながらもデスライダーを決め、あのジョシュから勝
利したのはモクスリー。ジョシュの負けっぷりも、観ていて非常に気持ち良
かった。

正直、今の品の無いMMAは全く観る気がしない。
僕からすれば“プロレスの理論”をしっかり採り入れたBSの方がよっぽど恐ろ
しいし、見応えも充分にある。出来れば日本で定期開催してくれないかなぁ、
このイベント。