ウタ合戦!

#OP_FILMRED


なんと!
『ONE PIECE FILM RED』の(実質)主人公・ウタが、年末に行われる
第73回NHK紅白歌合戦に出演決定!

アニメキャラがキャラクターのまま紅白に出場するのはもちろん「初」
おそらく『新時代』を歌うことになると思うのだが、もしかしたら2曲の
可能性もあるかもしれない。

今年の夏から今までずっと、劇場公開が続いているREDだが、こうなって
くると年越しロングランはもちろん、興収額の新記録も出ちゃうかも。

紅白が観たい、と心から思うのは、2015年の小林幸子姉さんの出演以来。
マジで楽しみだ、ウタ!

日本昭和トンデモVHS大全

#ウェアハウス


▼日本昭和トンデモVHS大全 / V.A

久しぶりのタツミムック・懐かし大全シリーズのテーマは『VHS』
昭和期、誰もが所持していた映像機器であるVHSビデオデッキで観ることの
できる【ビデオソフト】を特集した本。

ブルーレイはもちろん、DVDも無かった時代、家庭で映画を観ようと思った
ら、VHSのビデオをレンタル店から借りて観る、の一択。当時はビデオソフ
トを「買う」なんて、価格的にとんでもない話で、それでもいろんな映像が
観たい、という欲は抑えられず(^^;)、だから、一時期は10店舗近くのレンタ
ルビデオ屋会員カードを所持していた覚えが。

この本では、レンタルビデオ全盛期のソフトを特集しているのだが、その中
「大作」と呼ばれるモノは一切無い(^^;)。劇場公開なんて絶対にされて
いないB級・C級「ビデオ専用作品」ばかりが網羅され、そのボリュームに
圧倒された。

僕は自分のことを相当の映像マニアだと思っていたが、この本に載っている
作品を一切観たことが無いのにビックリ(^^;)。ただし、タイトルジャケッ
には妙に覚えがあるから、よっぽど店先で目立ってたんだろうなぁ、と。

さすがに今は観れないんだろうなぁ、ビデオ専用作品。
「血の終末 暴獣のいけにえ」「レディ・ニンジャ セクシー武芸帳」とか、
観られるモンなら観たいんですけど(^^;)。

BULLET TRAIN

#テントウムシ


『ブレット・トレイン』at シネマイクスピアリ。

伊坂幸太郎の名作「マリアビートル」ブラッド・ピット主演映画化
それだけで充分トキメキつつも期待は半々(^^;)。以前のトピックでは
【大傑作か苦笑いのどちらか】と書いた覚えあり。
で、実際に鑑賞した結果は?というと・・・。

・・・すばらしい!
いや、誤解を恐れずに言えば、最初から最後までずっと爆笑(^^;)。
アクションはリアルである種グロいにも関わらず、ブラピの皮肉の効いた
台詞回しが冴えに冴え、全篇でニヤニヤが絶えない、という凄まじさ。

伊坂作品が映画化されたモノは、その殆どを何らかの形で観ていると思う
のだが、個人的にその中でも1、2を争う程の完成度。伊坂幸太郎原作の
『殺し屋シリーズ』は他にも名作が多々あるので、同じ制作陣でシリーズ
化してくれると非常に嬉しい。

そして、久しぶりに【日本を誤解しまくった表現】(^^;)も堪能。
ブレードランナーとかSGT.カブキマンとか、サイバーパンク(死語)的
な世界観が好きな人は、絶対に観て損は無いと思う。

・・・吹き替え版でもう1回観ようかなぁ♪

“RED” twice

#OP_FILMRED


『ONE PIECE FILM RED』、今日2回目の鑑賞。
何は無くとももう1回は絶対観たかった映画なのだけど、入場者特典が27日
にリニューアルとなったので、そのタイミングで。

今日入手したのは4/4巻・ウタ特集
とにかくウタ完全に魅了された僕としては、なんとしても入手したかった
冊子。コレは完全保存版としてしっかり本棚へ。

そして本編なのだけど・・・。
RED連動TVアニメ3本ONE PIECE Magazine vol.15、そして初回の特典
四十億巻と、関連メディアをしっかり確認し、全てが出来上がった状態
での鑑賞。これでどうなったのかと言うと・・・。
最初から最後まで号泣する始末(^^;)。

2回目で特に注意して観ていたのは、シーンが進む度に不安定になっていく
ウタの【表情】『ウタカタララバイ』に入る前の狂気を纏った表情は鋭い
のに美しく、完全に引き込まれた。この時の表情と、ラストでルフィに対し
て見せた「負け惜しみ〜!」の表情とのギャップが凄まじい。ワンピでこう
いうキャラが生まれるとは、夢にも思わなかった。

・・・望むのは、もちろんウタの再登場
だから、諸々の設定が書いてある四十億巻のあのページはもう二度と読まな
いし、ノベル版のREDも絶対に買わない。生きてて、ウタ!!

REDの思いがけない余波

#OP_FILMRED


公式よりネタバレ解禁になった16日、すぐにでもONE PIECE FILM RED
レビューを書こうと思っていたのだが・・・。

・・・なんというか、あれからちょっとした虚脱状態が続いている。
鑑賞直後は興奮状態が収まらず、すぐにでももう一度観たい、と思っていた
のだが、時間が経つにつれ、内容やたら深く考えてしまう自分が居た。

※※ 以下、ネタバレ注意で! ※※

突然登場したあまりに魅力的なキャラクターである『ウタ』が、いろんなこ
とに葛藤しながら選択したのは、自らの能力で構築した自分の「歌の世界」
に人々を閉じ込めた上で自決し、その世界を永遠にする、という相当アナー
キーなモノ。もちろん自分たちの【道】がハッキリしているルフィたちは、
ウタの世界を拒否し、説得を試みるのだが、走り出してしまったウタは止ま
らず・・・というのが基本線

親であるシャンクスに捨てられた上、自らのまで知ってしまったウタの
「決死の決断」を、否定出来る理屈を僕は持っていない。もし僕がウタの
世界に取り込まれ、状況を理解したとしても、きっとあの場所に止まって
しまう気がする。

だからこそ、映画ではややボカしてあった終幕やり切れない
原作や映画、アニメオリジナルを含め、誰よりも惹かれた女性キャラが
ウタである僕としては、せっかく取り戻しつつあった幸せを反故にして
散って行く様は、地獄に等しい。

・・・アニメ映画を観て、長く考え込む、という状況はこれまで覚えが無い。
それでももう一度、ウタのパフォーマンスを観たい、という気持ちも抑え
られないのが凄い。その後はきっと、また深く深く考え込んでしまうんだ
ろうけど。