『RED』終幕

#OP_FILMRED


『ONE PIECE FILM RED』、本日2023年1月29日を以て全国映画館での
上映が終了となる。

公開初日が2022年8月8日だから、公開期間半年に迫る勢い。
1月10日の段階で発表された興行収入は190億円。残り19日でどこまで
行ったのか、公式の発表に注目したいところ。

・・・いや、本当に凄い映画だった。
尋常で無い公開期間も去ることながら、その期間に話題を振りまき続け
た事実に脱帽せざるを得ない。なによりも、文字通り彗星のように登場
したウタは、この6ヶ月間確実に僕をにしてくれた。

ジャンプ本誌連載では最終章に突入しているワンピース
ソレと同じタイミングで、最高の物語をプレゼントしてくれた映画スタ
ッフの皆様と、尾田栄一郎という天才に最高の感謝を。

久しぶりにblu-rayとか買っちゃうだろうな、この映画。

Dr.コトー診療所

#涙腺崩壊


劇場版『Dr.コトー診療所』、@舞浜シネマイクスピアリ。

2003年テレビドラマ第一期の放送が開始され、幾つかの特番を挟んで
第二期が終了したのが2006年。これまで数百本のテレビドラマを観てき
たが、間違い無く僕のベスト5に入る、完全無欠の作品。

しかし、あれからもう16年
さすがにこのブランクは長く、この映画の特報が出ても「へぇ、やるんだ」
くらいの感想しか無く、正直鑑賞する予定も無かったのだが、急に思い立
って劇場へ。この判断は大正解だった。

・・・極上の人間ドラマ
あれだけ見ていたテレビドラマの世界観にはブランクをものともせずあっ
という間に馴染めたし、そこで起こる全ての事象に感情移入せずにいられ
ない。吉岡秀隆の演技は圧巻を通り越した美しさ、そして『凄み』まで感
じたし、その他の全キャストも誰一人『お仕事感』を感じさせない。こん
なの、最高の映画になるに決まっている。

映画を観ながら何度も嗚咽したのはわりと久しぶりかも。
すばらしい完結篇を魅せてくれた監督および全スタッフの皆さんと、この
映画の為に復活ひてくれた原剛洋役・富岡涼さんに、心から感謝します。

ありがとう。とても良い映画でした

ウタ合戦!

#OP_FILMRED


なんと!
『ONE PIECE FILM RED』の(実質)主人公・ウタが、年末に行われる
第73回NHK紅白歌合戦に出演決定!

アニメキャラがキャラクターのまま紅白に出場するのはもちろん「初」
おそらく『新時代』を歌うことになると思うのだが、もしかしたら2曲の
可能性もあるかもしれない。

今年の夏から今までずっと、劇場公開が続いているREDだが、こうなって
くると年越しロングランはもちろん、興収額の新記録も出ちゃうかも。

紅白が観たい、と心から思うのは、2015年の小林幸子姉さんの出演以来。
マジで楽しみだ、ウタ!

日本昭和トンデモVHS大全

#ウェアハウス


▼日本昭和トンデモVHS大全 / V.A

久しぶりのタツミムック・懐かし大全シリーズのテーマは『VHS』
昭和期、誰もが所持していた映像機器であるVHSビデオデッキで観ることの
できる【ビデオソフト】を特集した本。

ブルーレイはもちろん、DVDも無かった時代、家庭で映画を観ようと思った
ら、VHSのビデオをレンタル店から借りて観る、の一択。当時はビデオソフ
トを「買う」なんて、価格的にとんでもない話で、それでもいろんな映像が
観たい、という欲は抑えられず(^^;)、だから、一時期は10店舗近くのレンタ
ルビデオ屋会員カードを所持していた覚えが。

この本では、レンタルビデオ全盛期のソフトを特集しているのだが、その中
「大作」と呼ばれるモノは一切無い(^^;)。劇場公開なんて絶対にされて
いないB級・C級「ビデオ専用作品」ばかりが網羅され、そのボリュームに
圧倒された。

僕は自分のことを相当の映像マニアだと思っていたが、この本に載っている
作品を一切観たことが無いのにビックリ(^^;)。ただし、タイトルジャケッ
には妙に覚えがあるから、よっぽど店先で目立ってたんだろうなぁ、と。

さすがに今は観れないんだろうなぁ、ビデオ専用作品。
「血の終末 暴獣のいけにえ」「レディ・ニンジャ セクシー武芸帳」とか、
観られるモンなら観たいんですけど(^^;)。

BULLET TRAIN

#テントウムシ


『ブレット・トレイン』at シネマイクスピアリ。

伊坂幸太郎の名作「マリアビートル」ブラッド・ピット主演映画化
それだけで充分トキメキつつも期待は半々(^^;)。以前のトピックでは
【大傑作か苦笑いのどちらか】と書いた覚えあり。
で、実際に鑑賞した結果は?というと・・・。

・・・すばらしい!
いや、誤解を恐れずに言えば、最初から最後までずっと爆笑(^^;)。
アクションはリアルである種グロいにも関わらず、ブラピの皮肉の効いた
台詞回しが冴えに冴え、全篇でニヤニヤが絶えない、という凄まじさ。

伊坂作品が映画化されたモノは、その殆どを何らかの形で観ていると思う
のだが、個人的にその中でも1、2を争う程の完成度。伊坂幸太郎原作の
『殺し屋シリーズ』は他にも名作が多々あるので、同じ制作陣でシリーズ
化してくれると非常に嬉しい。

そして、久しぶりに【日本を誤解しまくった表現】(^^;)も堪能。
ブレードランナーとかSGT.カブキマンとか、サイバーパンク(死語)的
な世界観が好きな人は、絶対に観て損は無いと思う。

・・・吹き替え版でもう1回観ようかなぁ♪