NEW BIGINNING in OSAKA

#njnbg


新日本プロレス『NEW BIGINNING in OSAKA』エディオンアリーナ大会。
心持ちとしては「遂にこの日が来たか・・・」という感じ。

第6試合に組まれたオカダ・カズチカvs棚橋弘至のシングルマッチ。
既に退団が成立しているオカダはフリーとして参戦し、おそらくコレが
最後になる棚橋との一騎打ち

試合内容云々は、もう語る必要は無い気がする。
・・・オカダ、ちょっと泣きすぎ(;^;)。とにかく毎回貰い泣きしちゃうから、
そろそろ勘弁して欲しい。残りの出場はあと2試合。せめて最後くらいは
あの憎たらしい笑顔を魅せて欲しい。

セミファイナル、ブライアン・ダニエルソンvsザック・セイバーJr.
ベストテクニカルレスラー決定戦と銘打って行われた試合だが、コレが
極上の名勝負となる。

UWFともCACCとも違う、この二人にしか出来ないテクニカルマッチ
関節の取り合い、打撃戦、丸め込み合戦と、プロレスのおもしろさが全
て詰まった最高の攻防ザック3カウントを取った時は、思わずTVの
前でガッツポーズを取ってしまった。

そしてメイン、DOG POUND CAGE MATCH
まさかこんな形式の試合が、ウィル・オスプレイ新日本最後の試合にな
るとは思わなかった。しかし・・・。

試合は完全なるハードコアマッチ。僕はこの手の試合に免疫はある方だ
と思っていたが、コレを60分続けた10選手に正直舌を巻いた。特に、
BC WAR DOGSの面々のポテンシャルは凄い。もしかしたら、これまで
バレットクラブの中でも最強のチームになるかも・・・。

完全に粉砕されたオスプレイだが、試合後は顔面を血で真っ赤にしなが
らも惜別のマイク。超満員のエディオンアリーナから響くオスプレイへ
サンキューチャントを聴いていたら、涙腺の制御が出来なくなった。

派手さ強さをしっかり併せ持った、新日本プロレスにいちばん相応し
い選手、それがウィル・オスプレイ。8年間、新日本プロレスに参加し
てくれて本当にありがとう!オスプレイならAEWでも絶対にトップを取
れるよ!寂しいけど、ガンバレ!!

Evolution #10

#Evo女


女子プロレス『Evolution』第10戦・新木場1stリング。
Evo女は旗揚げ第二戦まで観に行ったが、その後も着実に自主興行を重ね
て、遂に10回目。その間にいちばんのスター候補だったSUNNYが無念の
引退を余儀なくされる、などの惜しいトラブルはあったが、残るChi-Chi
ZONESが他団体にも積極的に参戦。ZONESに至っては、仙女新人ト
ーナメント優勝するなど、進境著しい感じ。今回は遂に新人がデビュー
する、ということなので、久々に新木場へ足を運んでみた。

新人のソイは、ショーンキャプチャー青木いつ希を相手にデビュー戦。
ゴング前はもうバリバリに緊張しているのが見て取れ、非常に心配して
いたのだが、始まってしまったら見事に心を奪われた

Evo女は団体の成り立ち上、最初から「そこそこ出来る」選手が求められ
たのは自明の理。旗揚げでデビューした3人は一応そのレベルを最初から
クリアしており、連戦連敗を繰り返すモノの、いわゆる“下積み”の感覚
が乏しかった気がする。

しかしソイのデビュー戦は、「正しい新人のデビュー戦」といった風情。
緊張でガチガチになりながらも気持ちは強く、先輩の技を正面から食ら
った上で愚直に反撃する。こういう選手に、プロレスファンは弱い(^^;)。
終盤は思わず大きな声を出してしまったが、新人らしく見事に玉砕した。
・・・100点満点のデビュー戦。次が勝負だな、ソイは。

そしてメイン、あの高橋奈苗とシングルで20分近く渡り合ったZONESは、
もう立派なメインイベンター。暑苦しいまでの根性打たれ強さに関して
は他のレスラーも見習うべきところがある。

試合に敗れた後、奈苗にパッションを託されたZONES。
デビュー1年に満たない新人なのに、既に風格まで漂って来ている気が。
セミに登場し、自主興行で初勝利を挙げたChi-Chiも併せ、Evo女の未来
は明るい、と思わせてくれた。

エンディングではソイが改めてデビューの挨拶をしたのだが、その内容
抱腹絶倒な上に、まで誘う内容。もう一人練習生がいるらしいのだ
が、彼女がデビューすればまた一つ充実する気がする。

個人的に、あの青木いつ希が新人のデビュー戦の相手を見事に務めたこ
とにもちょっと感動(^^;)。成長するんだなぁ、人って。

Kazuchika Okada Stands in The Ring For The Last Time in NJPW

#Rainmaker


新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール大会。
オカダ・カズチカ新日本プロレス所属として最後の試合

・・・おいおい、泣くのは卑怯だ(–;)。完全に貰っちゃったぞ、マジで。

そういえばコレを観ていて思い出したのが、BOφWYROOSTERZ
解散。双方共にちゃんとラストライブを開催したけど、実際のところ、
バンドの終焉はその前の渋谷公会堂だったんだよなぁ、と。オカダも
まだ3試合残ってるけど、彼の中ではケジメの日だったんだろうなぁ、
と思う。

所属最後にタッグを組んだ中に、棚橋弘至石井智宏が居て良かった。
フリーとして参戦する最後の3試合は、ボーナストラックとして存分に
楽しませてもらうつもり。

取り敢えず、お疲れ様でした!
・・・この言葉も、解る人には解る皮肉になっちゃうのかな?

Rainmaker

#YSO


新日本プロレス突然の発表
“レインメーカー”こと、オカダ・カズチカが、1月31日の契約満了を
以て同団体を退団する、とのこと。

・・・なんとなくそういうこともあるんじゃないか?と思ってはいた。
気が付けばオカダも36歳海外メジャーでの活躍を望むのであれば、
おそらくこのタイミングが最後のチャンス。将来を考えれば、ここで
蓄えを作っておく、というのは賢い選択かと。

心配なのは、新日本プロレスの今後。
中邑真輔WWEに移籍した時の新日本には、それこそ絶対的な次代の
ホープとしてのオカダ・カズチカが居た。しかし、今現在はどうか?
内藤哲也の存在こそあれ、その下に未だ絶対的なスターが存在しない。
上村など、候補になりそうな選手は多々居るのだが・・・。

そして、この退団劇が棚橋弘至新社長就任のタイミングであったこ
とにちょっとだけモヤッとする。関係無いことを願うよ、本当に。

いろいろあったけど、オカダが新日本V字回復の立役者であったことは
間違いの無い事実。サイアクの状態だった新日本をここまで引っ張り上
げてくれた功績は素直に認めるし、正直居なくなるのは寂しい。でも、
我らのレインメーカーが、WWEAEWトップに君臨する姿を見たい、
というのも本音。

だから、いろんな意味で正直に言わせてもらう。『You,Sold Out!』と。
・・・後ろにはもちろん『Thank You!』も付くんだけど。

全日本になにが起こっている?

#不可解


↓↓、本日現在の全日本プロレスweb siteのスクリーンショット。

サイドに自動表示されている石川修司ブラックめんそーれの2名が、1/31
を以ての退団を表明。まぁ、まだ所属しているのでこの状況はおかしく無い
のだが、こうなってもHPに手を入れていない、というのは考えモノ。それで
なくとも年末に大森ヨシタツ木原リングアナが離脱したばかり・・・。

特に、外様ながら選手会長を務めていた石川の離脱はちょっとした衝撃
プロレスラーとしても超大型、全日本プロレスという団体の歴史を考えると、
絶対に必要な選手のハズなのに、慰留する気配すらない。

そうでなくとも現在の全日本、中嶋勝彦がよりによって“闘魂スタイル”を打ち
出して三冠王者に君臨、新間氏まで引っ張り出して混沌に拍車を掛けている。
コレについては、さすがに腹に据えかねているのだが、主題とずれるので違う
機会にでも。

もしかしたら、『全日本プロレス』という名称団体はもう・・・。
斉藤兄弟青柳兄弟安齊勇馬、そして宮原健斗。この6人のうち、誰か一人
でも離脱があれば、その時点で全日本は終わるかも。マジで大丈夫かなぁ・・・。