イダジョ!医大女子

#女子”医”大生


▼イダジョ!医大女子 / 史夏ゆみ(Kindle版)

以前からKindleのリコメンドに度々登場し、長いこと次の候補になってい
た作品。こないだふと気付いたらUnlimited対象になっていたので、速攻
でダウンロード。史夏ゆみ、もちろん初めての作家。

ジャンルで言えば間違いなくお仕事系。職種は「医師」で、それを目指す
若者のお話。主人公はあるキッカケで医者を志し、私立医大へ入学。悲喜
交々いろいろありながらも医師の道へ踏み出す、という内容。

ポイントになるのは、主人公が「女子」であること。まぁ、タイトルから
もそれは明確なのだが(^^;)。この女子医大生、まぁまぁ個性的魅力的
な性格をしており、その言動から目が離せなくなる。さらに医大というか
なり特殊な環境にいながら、大胆に恋愛要素を混ぜているところに感心。
・・・しかし、この恋愛要素にはかなり腹立たしい部分がある、というこ
とだけは一応書いておくべきかも(^^;)。

とにかく、医大という知っていそうで知らない世界の仕組みが非常によく
理解できる佳作。研修医篇と銘打たれた続編も近いうちに読むな、きっと。

HEART ATTACK

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕らの世代の人がいちばん最初にこの人に触れたのは、おそらくは映画
「グリース」ジョン・トラボルタガールフレンド役で出演したブロンド
の美女に、だいたいの男性は恋をしたんじゃないかと・・・。

Heart Attack by Olivia Newton-John.
息の長い歌手だったので、ヒット曲は多々あるのだが、いちばんインパクト
があったのはこの曲かもしれない。

とにかく甘くて切ない歌声が彼女のチャームポイントなのだが、この曲は珍
しくアップテンポ派手なロックン・ロール。ブレイクも効いており、朝に
聴くとちょっと気合いの入る歌だった。無論、若い頃の話だけど(^^;)。

今も時々オリビアのベストを聴く時があるのだが、良い意味で全く邪魔にな
らないサウンド。今はどうしてるのかなぁ、オリビア・・・。

▼OLIVIA -Best of Olivia Newton-John / Olivia Newton-John

ビワハヤヒデ

#ロボットは天馬に


7月21日未明、日西牧場で元GI3勝の名馬、ビワハヤヒデ逝去
死因は老衰。享年30

僕が最初に生観戦した中央競馬は、トウカイテイオーラストランとな
ったことで有名な1993年有馬記念。この時、ダントツで一番人気を誇
っていたのがビワハヤヒデ。トウカイテイオーを応援しに行った僕だが、
パドックを悠々と歩くビワハヤヒデの姿に一発で魅了された。

漆黒の身体なのに、だけが真っ白。メンコの付いた姿のイメージは、
「ロボット」。巨大戦闘ロボというよりも、ハカイダーのようなクール
さと、強馬の迫力を感じさせてくれる、あまりにもカッコイイ馬だった。

その高い名声に対し、生涯戦績はけして良いモノではない
トウカイテイオーの死に水を取ることが出来なかった上に、弟のナリタ
ブライアンは世間を巻き込む大スター。それでもビワハヤヒデは、僕に
今もずっと強い印象を残してくれている。記録よりも「記憶に残る馬」
ということだと思う。

僕は晩年のビワハヤヒデにも大きく感謝している。
トウカイテイオーナリタブライアンも、そしてもっと若い世代だった
ディープインパクトですら居なくなったこの世に、ずっと居続けてくれ
のだから。更に年を重ねるにつれ、容姿は美麗な白馬へと変貌。その
写真を見るたびに、心がほっこりした。

出来る事ならもっと長生きして欲しかった。
ここまで頑張ってくれて、本当にどうもありがとう!

また必ず、どこかで
次は天馬のまま、また僕を楽しませて欲しい。

NEW JAPAN ROAD 2020

#あの頃の二人


伏兵中の伏兵EVILIWGP王者となり、これまでになく混乱している
現在の新日本プロレス。さらにEVILの初防衛戦の相手が、ジュニア王者
高橋ヒロムに決まった。いつもなら前哨戦を重ねてストーリーを紡ぐ
時期なのだが、コロナ禍で前哨戦は今日の後楽園大会のみに。

NJCからずっと主役で在り続けている高橋ヒロム
今のヒロムは表情だけで魅せられる凄いプロレスラーに変貌し、ファン
の支持率も高い。今日はBUSHI内藤を従えた状態で最後にコール

石森・ディック東郷と共に対角線に陣取った王者のEVIL
メイクを止め、表情豊かになった。たった数日で王者の威厳まで出て来
た感あり。人が変わるのは一瞬、という言葉には説得力がある。

試合開始前、革ジャンの下にBULLET CLUBのTシャツを着込んだヒロム
だが、すぐさまTシャツを切り裂いてEVILに襲いかかる。未だに流れを
作っているのはヒロムであり、ファンの注目を反らさない。

しかし、試合はEVILがBUSHIにイービルを決めて勝利。
この勝利を、プロレスファンとしてどう判断すべきか、今正直迷っている。

注目のIWGPダブル王座戦は、7/25名古屋大会
高橋広夢渡辺高章の二人、新人時代は正直うだつが上がらず、将来の
出世は難しい、と思っていた。でも、その二人がビッグマッチのメイン
で一騎打ち。この試合、僕はそういう意味で楽しみにしている。

・・・個人的には、3本のベルトを巻くヒロムの姿が観たい。
5日後を、期待して待つ!

君と夏が、鉄塔の上

#平均的中学生ファンタジー


▼君と夏が、鉄塔の上 / 賽助(Kindle版)

Unlimitedのリコメンドに表示されていた作品。
タイトルチョイスではなく、どちらかと言えばジャケットチョイスかも。

主人公は鉄塔(送電線繋いでるアレ)をこよなく愛する地味中学生男子
日常的に奇抜な行動を取る同級生女子とひょんなことから会話し、知らぬ
間に不可思議な事象に巻き込まれていく・・・というストーリー。

ジャンルで言えば間違いなくファンタジー。この作品内で起こる事件はど
れも荒唐無稽であり、改めて考えればかなり無茶苦茶なのだが、読書中に
それを感じさせない技量は見事。ファンタジックな世界よりも登場する中
学生たちの心情描写に重きが置かれており、その世界観に時折キュンと来
てしまうのだから凄い。

更に、重要なアイテムとして「鉄塔」を持ち出してくるところにセンスを
感じる。ウチの近所でも立派にそびえ立っている鉄塔に種類があることす
ら知らなかった身としては、目からうろこな記述が多々。賽助という作家、
なかなか侮れない気がする。

ホンワカした青春系のストーリーを好む人にオススメ。それでいて鉄塔に
興味のある人なら、完全にハマると思う。そういう人はあんまり居ないと
思うけど。