KAIRI is BACK!

#QUEEN of PIRATES


昨日初めて知った件。
3月26日・27日日本武道館で行われるスターダムの大会にて、元WWE
カイリ・セインこと、KAIRI日本マットへの復帰を果たすことに!

復帰会見でもしっかり幾つかのスキットを展開。
・・・たたずまいすらが普通の女子プロレスラーでは対抗不可なくらいの
『大物感』を醸し出している上に、妖艶な雰囲気まで。更に圧巻と言って
過言の無いグッドシェープ。いや、これはもう・・・。

ちょっとだけ心配なのは、これまで必死にいろいろ積み上げてきた今の
スターダム勢が、KAIRI一人に喰われる可能性があることか?皆がすげぇ
頑張っているのはもちろん知ってるけど、それでも存在感で上を行くん
だよなぁ、KAIRI(^^;)。う〜ん・・・。

しかししかし、Welcome Back To Japan ,  KAIRI!
どっかであのダイビングエルボーだけはもう一度観ておかないと!

2022新春黄金シリーズ・札幌2日目

#njgolden


新日本プロレス「新春黄金シリーズ」札幌2日目にして最終戦
個人的には昨日の方が好カードが揃っている気がするのだが、まぁそう考
えてしまうのは古いプロレス者の悪い癖(^^;)かと。

IWGP世界ヘビー級選手権オカダ・カズチカvs内藤哲也
このシリーズで組まれた前哨戦で文字通り全勝している内藤。2度目の防衛
戦のオカダは早くもピンチ、という感じ。しかし、僕を含めたすれっからし
のプロレスファンは知っている。前哨戦は負け越した方が有利、という不文
律的な事実を(^^;)。

・・・なんて斜に構えて観るべき試合では無かった
両者共に相手の先を読みつつ要所を攻め、さらに受ける、というサイコロ
ジックなプロレスを展開。通常、こういう部分で上を行くのはおおよそで
内藤、今日の試合も精神的にオカダを圧倒にかかった。が・・・。

内藤が滅多に出さないスターダストプレスを決めた時、正直タイトル移動
かと思った。決まらないと見るや、トドメのデスティーノを狙った内藤に
対し、オカダはなんとデスティーノで切り返し。内藤に対してコレをやれ
るのが、オカダの非凡なところな気がする。

地力で上回って魅せたオカダが、世界王者らしい勝利
今日の試合を観てしまうと、オカダ政権当面安泰な気が。崩せるとすれ
飯伏だが、最低条件の完全復活も無いままだと厳しい。どうなるのかな、
今後は。

2022新春黄金シリーズ・札幌1日目

#njgolden


久々に復活した新日本プロレス「新春黄金シリーズ」
シリーズは札幌二連戦となるのだが、今日はその初日。ここで興味を
惹かれるカードが組まれた。

IWGP USヘビー級選手権、王者の棚橋弘至に、SANADAが挑んだ一戦。
両者共にレスリングを大事にするタイプの選手であり、久しぶりに見応え
のある『プロレス』が観られる、と狂喜した僕。その期待に、双方共見事
に応えてくれた

戦前に「コテコテのレスリングをしたい」とコメントした棚橋は、その通
りのレスリングを展開。SANADAもソレにしっかり付いていく。じっくり
したグラウンドの攻防“だけ”で、コチラを感心させてしまうのだから凄い。

最後は棚橋のハイフライフローを自爆させ、ジャパニーズ・レッグロール
・クラッチをズバリと決めたSANADAが、新日本でシングルタイトル初戴
。ちょっと遅い気がしないでもないが、ある意味生え抜き至上主義にな
らざるをえない新日本プロレス、ということを考えると妥当。今後は世界
ヘビー級戦線にも絡んでいきそう。

・・・しかし、棚橋はあと何回「踏み台」をやらなければならないのか。
本人も覚悟していた事態だろうが、正直棚橋が負ける姿を観るのは未だに
辛い。その分、勝った時のカタルシスも凄いのだが、この状況が続いてし
まうと、コッチのストレス(^^;)は相当なモノ。

もう一回だけでいい
棚橋弘至は、絶対にIWGP世界ヘビー級王者になるべき。その姿を観ないと、
この世に心残りができそう。キツいだろうけど、頑張ってくれ、タナ!

ARITA is BACK!

#神の言葉


今や伝説と化している『有田と週刊プロレスと』全4シーズン、そして
後継の『有田プロレスインターナショナル』が終了して久しい。
【有田哲平の語るプロレス】はもう観られない、と半ば諦めていたのだが、
なんとYouTube新プログラムが!!

『有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】』
↑↑上記は煽りVだが、第一回目の配信本日スタート。ゲストは“世界最
強の聞き手”チュートリアル福田充徳。年頭に行われた新日本vsNOAH
対抗戦について語っている。

・・・相変わらずツボなおもしろさ。
Aインターで観られなくなってしまった“黒板トーク”が見事復活し、かつ
ての有プロの雰囲気がしっかり戻っている。コレを待っていたんだ、オレ!

何故にプラットフォームをYouTubeに移したのかは解らないが、Amazon
キラーコンテンツを失ったなぁ(^^;)、と。YouTubeだから特に最終回と
か無さそうだし、長期に渡るオンエアを望みます!

・・・あと、できれば倉持明日香の復活もよろしく♪

ROAD of the DRAGON

#炎の飛龍


▼藤波辰爾自伝 ROAD of the DRAGON / 藤波辰爾

デビュー50周年を迎えた藤波辰爾自伝。サブタイトルは「プロレス50年、
旅の途上で 」。藤波さんの自伝はこれまでも何冊かリリースされているが、
今作はそれらの集大成と言って良い内容。とにかく束が厚く、ボリュームが
凄い。

僕のプロレス観戦人生は、藤波辰爾のプロレスラー人生同義である。
アントニオ猪木は別格として、藤波さんほど僕の人生に影響を与えてくれた
プロレスラーは居ない、と断言できる。この人がいなかったら、これだけ長
い間プロレスを観続けることはなかった、と自信を持って言える。

藤波辰爾の功績は数えられないほどあるが、中でも賞賛されるべきは3つ

  1. 容姿端麗・女性人気の高いカッコイイレスラー像の構築
  2. ジュニアヘビー級という現代プロレスに必要不可欠な概念
  3. 相手の技を全て受ける試合スタイル

今現在のプロレス界を見返してみれば解ると思う。
今人気のあるプロレスラーの殆どはイケメンでカッコイイし、相手の技を受
けた上で逆転する力が無ければファンの支持は得られない。そして藤波さん
がジュニアという概念を持ち込まなければ、プロレスラーにすらなっていな
い選手が多々居たハズ。

同世代のジャンボ鶴田天龍源一郎長州力らと比較するとやや地味な感は
あるが、個人的には彼らより藤波辰爾の方が明らかにすばらしいプロレスラ
ーである、と思う。

そんな思い入れたっぷりのプロレスラー・藤波辰爾の自伝だから、ここに書
かれている内容のほぼ全てを「知っている」。内容に過不足は無く、押さえ
るべきポイントは全て押さえてある重要な書籍。これがすぐに理解できるく
らい、長く深く藤波辰爾を追い続けた自分を、誇っても良いような気がする。

そして、今も現役でリングに上がり、シングル王座二冠を保持する炎の飛龍
藤波辰爾。少しでも長く、リング上で活躍する姿を魅せ続けて欲しい。

・・・ちなみに、現役プロレスラーのことを書くときは極力敬称略にするのだ
が、藤波さんだけは勘弁して欲しい(^^;)。尊敬度合が凄すぎるので(^^;)。