WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome 1st Day

#お帰りを言う係


新日本プロレス・メットライフドーム2連戦初日
いまこの段階でドーム2連戦、というのがそもそも無理がある。スター
ダムの提供試合を入れても全6試合、明日よりカードが弱いのか、CSの
中継も無い。しかし、今日は絶対に見逃せない大会だった。

メインはIWGP USヘビー級選手権
王者の棚橋弘至に、欠場明けの飯伏幸太が挑んだ。飯伏はコレが復帰戦

試合前から号泣の飯伏。
自らの欠場で重要な大会に穴を空けたのことが相当ショックだったのか、
復帰できるかどうか解らない病気だったのか、それは定かでは無いけど、
とにかく彼の中では重大な問題であったのは窺えた。

試合は、飯伏の怒濤の攻めを棚橋が受けきる、という鉄板な展開。
しかし飯伏のコンディションが思った以上に良く、途中からコレが復帰
戦である、という事実を完全に忘れた。それでも棚橋は受け続ける
この姿こそ、僕らを新日本に引き留めた『太陽の天才児』の姿である。

飯伏必殺のカミゴエまで喰らいながら、最後はハイフライフローを決め
て初防衛に成功した棚橋。試合後も号泣した飯伏に対し、棚橋は観客に
代わってこう言った。「飯伏、おかえり」・・・。

久々のエアギターと「愛してまーす!」で大団円となった西武ドームの
初日だが、思わず涙してしまったのが試合後のインタビュー

『新日本プロレスで「お帰り」って言う係、もうちょっとオレやります
よ。ファンのみなさんが安心して戻って来たときに、安心して「お帰り」
と言いたいから。だから、まだ先になるよね。先になるけど、みんなね、
それぞれの生活、それぞれの目標に向かって頑張って行きましょうよ。
ちょっとしたきっかけでいいんで、棚橋何してっかなとか、私そういえ
ばプロレス好きだったなとか、思い出してもらって。そこには棚橋がい
ますから。しつこいぐらい、うっとうしいぐらい見守ってますから。』

・・・泣かすなよ、タナ(^^;)。
棚橋弘至が居る限り、新日本プロレスファン止めないよ、オレは。

『闘魂』

#元気があればなんでも出来る


アントニオ猪木さんが退院した。
一時帰宅ではなく、通常の退院。さらにこんな動画までアップされた。

・・・感動した
正直、病床の猪木さんは今にも死にそうな雰囲気であり、もしかした
来るべき時がやってきてしまう、という恐怖に苛まれた。大事な人
たちが続々と天に召されてしまう昨今、僕にとっていちばんの偶像
いなくなったら、もう絶対に立ち直れない、と思っていたのだが・・・。

これこそが『闘魂』というモノの正体なのではないかと。
猪木さん自身が公言していた通り、今回の入院は生涯最大の難敵であ
自分自身との闘い病魔老いを引っさげて突然現れた「自分」
いう敵に、攻めるだけ攻めさせ、こちらをハラハラさせ、それでも最
後には必ず勝利する。つまり、アントニオ猪木の真骨頂をまた魅せつ
けられた、ということ。

アントニオ猪木は何時如何なるときでもアントニオ猪木である、とい
う事実を、未だに継続させる人間力。他の誰にも真似は出来ない。

猪木さんが勝ち続ければ、それが僕の動力源となる。
猪木さんが闘い続けるのであれば、その様は最後まで見届ける。
ずっと猪木信者を続けて来て良かった。おかえりなさい!

W☆ING流れ星伝説

#Wrestling International New Generation


▼W☆ING流れ星伝説 星屑たちのプロレス純情青春録 / 小島和宏

週プロ名物記者小島和宏が、日本プロレス史上最大の「徒花」
とされている『W☆ING』及びその後継『W☆INGプロモーション』
全貌をまとめた書籍。こんなクソマニアックな本が出たことが、まず
は驚きなのだけど・・・。

とにかく、小島記者(そう呼ばせてください!)の熱量がもの凄い。
小島氏のプロレス関連書籍はだいたい読んでいるのだけど、ここまで
熱い思いが溢れる文章は他では読んだ事が無い。関係者である小島氏
が、ここまで熱くなれる団体、それが【W☆ING】である。

この本を読みながら記憶を紐解いてみたら、僕もW☆INGの重要な興行
はかなり生観戦していた事実に驚いた。旧W☆INGの旗揚げ戦、マスカ
ラスの登場したW☆INGプロの初興行、松永のバルコニーダイブetc…。
確かにあの頃のW☆INGには得体の知れない胡散臭さが溢れ、その怪し
さに魅了されていた時期が、僕にも確実にあった。

であるが故に、もの凄い文章量の本なのに一切の退屈が無い
プロレス本でありながら、しっかりしたドキュメンタリー。ただし、
読む人を確実に「選ぶ」作品であることに、若干の悔しさを感じた。
・・・のだが!

この本、すっげぇ売れている(!)らしい。
実際、Amazonで注文しようとしたら在庫切れのアラートが表示され
ていたので、わざわざ秋葉原の書泉ブックタワーまで買いに行った。
そういう人間の絶対量が多い、ということは、まだまだこの時代も捨
てたモンじゃない。ちょっと生きる気力が沸いて来たぜ!!

RESURGENCE

#njresurgence


昨日の朝にライブ配信された新日本プロレス米国ロサンジェル
ス大会『RESURGENCE』のアーカイブをようやく視聴。新日本の
ビッグマッチがアメリカで行われるのは久しぶりだが、なんとこ
の大会は【有観客】。まずはメインイベントについて。

長期政権を築いていたジョン・モクスリーを破ってIWGP US王座
に就いたのは、なんと元鈴木軍ランス・アーチャー。この巨大
な新王者に、棚橋弘至が挑戦。いやぁ、すげぇカードだ・・・。

とにかくランスがパワーに任せて暴れまくり、タナがソレを正面
から受ける、という展開。自分より一回り以上大きな選手を相手
に、30分近くコレをやれる、というのがタナの非凡なところ。

ランスの攻めを受けきったタナは終盤怒濤の畳み掛けハイフラ
イフロー三連発という鉄板のフィニッシュで、日本人初US王者
となった。ジェイ同様、これでタナもグランドスラムを達成。

タナはレスラーを含めた関係者の評価が高い選手だが、そりゃあ
そうだろ、と思わず納得。試合後、ヒールのアーチャーがマイク
でタナにリスペクトを示したのだから凄い。

US王者になったので、棚橋弘至はしばらくアメリカ中心になる
可能性大。AEWIMPACTのリングでも防衛戦をして欲しいし、
なんならケニーAEW王座とのWタイトルや、モクスリーとの
シングルなど、夢の広がる興味深い展開になりそう。棚橋弘至
ベルト姿、やっぱりしっくり来る!

もう一つ。
この大会、観客は歓声を挙げていたし、ハイタッチなどのスキ
ンシップも解禁されていた。コールの響く会場はとにかくすば
らしい。この光景を観ていて、正直ちょっと涙が出た

日本にも早く帰って来てくれないかな、「本当のプロレス」が。

CASIMERO vs RIGONDEAUX

#3位と4位


WOWOWエキサイトマッチでオンエアされたWBO世界バンタム級
選手権王者ジョンリール・カシメロにWBA同級“正規”王者の
ギジェルモ・リゴンドーが挑んだ試合をリアルタイムで観た。

試合前から舌戦(というかカシメロの一方的な罵倒)を繰り広げた
両者だが、試合が始まってもまぁ不穏(^^;)。↑↑の開始前だけで
なく、試合中もこういう感じの場面が多々あった。

肝心の試合は、アウトボクシングのカウンター狙いだけを遂行した
リンゴンドーを、王者のカシメロ追い回す展開。リゴンドーの側
から考えてみれば、パンチのあるカシメロに勝つにはこの展開しか
選択肢が無かった、というところか。結局この状態のまま12Rが過
ぎていき、2-1のスプリットでカシメロが辛くも防衛を果たした。

リゴンドーの一級品だが、12Rやって左の一発も当てられない
のは王者として問題。もし今日の相手がリゴンドーでなくて当初の
予定通りノニト・ドネアであったら、カシメロの王座は今日で終わ
っていた気がする。要するに、今日は世界3位と4位の闘いであった、
ということ。

・・・こんなクソみたいな勝ち方しか出来なかったのに、試合後のイン
タビューで井上尚弥に対してこの態度。あの悪童・ネリに比べれば
まだマシだが、コイツはコイツでマジでクソ(^^;)。

尚弥、マジで頼む! コイツをボッコボコにしてくれ!