Ordinary World – Masters of the Chant

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
ドイツの音楽ユニットで、いろんな楽曲をグレゴリオ聖歌風に歌う人たち。
結構な数のアルバムを発表しているのだが、やはりズシリと来るのは・・・。

Ordinary World by Gregorian
DURAN DURANの名曲中の名曲を飛び抜けた解釈でカバー。
僕が死んだ時にお経代わりにかけてもらう、と決めている曲なのだけど、
こちらの方が葬儀にが向いている気がしないでもない。

このユニット、クラプトンのTear’s in HeavenやニューオーダーのBlue
Mondayもカバーしている。どれも見事な聖歌アレンジなので、是非聴
いて欲しい。各種サブスクに入っているので。

▼Masters of Chant Chapter 3 / Gregorian

GLORIA

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
1970年代後半、イギリスにピストルズクラッシュが登場し、パンク
ムーブメントが確立した頃、それよりも少し早くアメリカ・NY周辺
神格化されていた女性シンガーの名曲。

Gloria by Patti Smith
パティ・スミス(スマイスと表記される場合あり)の存在はもちろん知
っていたが、聴いたのは随分後になってから。理由は明白で、レコード
がなかなか手に入らなかったから。ちょっと尖ったレコード店に在庫は
あっても、凄いプレミアが付いてたりしたので・・・。

こういう当時のライブ映像を観ると、カリスマであったことがよく解る。
けして派手ではないが、圧倒的な威圧感、そして迫力。こんなパフォー
マンスを直に魅せられたら、そりゃあ狂ってもしょうがない

今ではこういう貴重映像音源が、わりとカンタンに手に出来る。
この状況、僕らの世代は悔しいやら嬉しいやら(^^;)。しかしせっかくな
ので、パンクの女王の楽曲にぜひ触れて欲しい。凄いので。

▼Horses(30th Anniversary Legacy Edition)/ Patti Smith

親指シフト、販売終了

#OASYS


PC Watchのニュース
富士通は親指シフトキーボード3種及びワープロソフトのOASYS V10.0
日本語入力ソフトのJapanist 102021年中の販売終了をアナウンス。
サポートは2024〜2026年まで継続する模様。

かつては「最速で日本語が入力できるキーボード配置」として確固たる
地位を築いていた親指シフト。現実、ワープロ専用機全盛だった頃には、
東芝Rupoと互角・・・いや、おそらくそれを凌駕する売上を記録した筈。

個人的には親指シフトに触れる機会は無かったのだが、先輩が文章を早
く入力したい案件の時、PCをシャットダウンし、おもむろにOASYSのス
イッチを入れる瞬間を何度か目撃した。そのくらい浸透していた時代も
あったのだけど・・・。

また一つ、栄華を誇ったテクノロジーが姿を消す。
親指シフターと呼ばれた人たちは、今後どこへ行くんだろうなぁ・・・。

Waiting for a Girl Like You

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
1980年代の初頭USヒットチャートを賑わせたバンドの曲。日本では、
何故か「産業ロック」という迷惑この上無いカテゴライズを余儀なくさ
れたバンドだったのだけど・・・。

Waiting for a Girl Like You by Foreigner
産業ロックとはある意味よく言ったモノで、誰が聴いても耳障りな感じ
のしない計算され尽くした音楽。歌詞もキャッチーだし、そりゃあ売れ
るよなぁ、と思わずにいられない曲。

僕はこの産業ロックが意外に好きで、フォリナーの他にもスティクス
REOスピードワゴンも好んで聴くのだが、特にコレはお気に入り。この
曲が収録されている「4」は、80年代でも屈指の名盤と言えると思う。

・・・産業ロックと言われてた頃は、素直に良いと言えなかったかも(^^;)。
そういうバンドが、今はやたら懐かしいし愛おしい。素直になるのにも
時間がかかるね、やっぱり。

▼4 / Foreigner

The Dock Of The Bay

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
リズム&ブルースの代表的な名曲で、間奏の口笛が印象的。ある理由で、
僕らの世代はおおよそ一度は耳にしたことがあるメロディ

(Sittin’ On) The Dock Of The Bay by Otis Redding
「ある理由」というのは、この曲が別の名曲の中に組み込まれていた
と。RCサクセション「Sweet Soul Music」のアウトロでは、我らの
KING、忌野清志郎が最高の歌声を聴かせてくれている。

RCのファンになったら、絶対に覚えるのがオーティス・レディングとい
う偉大なシンガーの名前。Sweet Soulもそうだが、歌詞に「オーティス
のレコード聴きながら」の一節がある曲さえあるのだから。

もちろん清志郎に教えて貰った入口は絶対に無視出来ない。
なので、あの頃の僕らはもちろんオーティスのレコードを買い、彼女と
二人で紅茶を飲んだ。そういう中学生が周りに何人も居たのだから、今
思うとすばらしい世代に生まれたな、と。

辛くなったら口笛を吹こう。
きっと希望に溢れてたあの頃を思い出すから。

▼The Very Best of Otis Redding / Otis Redding