Ai No Corrida

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』。
イントロが流れた瞬間、「いやぁ、懐かしいなぁ、コレ!」と思わず。

Ai No Corrida by Quincy Jones Orchestra
英文で表記するよりも、「愛のコリーダ / クインシー・ジョーンズ楽団」
と書いた方がしっくり来る。もちろん、サビは日本語

ちなみにクインシー、↑↑のライブでは真ん中の方で乗りまくってるピン
ク色のシャツのオヤジがソレ。初めて観た時は斬新だなぁ、と思った(^^;)。

この曲がヒットした時は、まぁ日に10回はラジオの電波に乗った。
非常にレベルの高いディスコチューンでもあり、とにかく聴くと妙に心が
踊ってしまう傑作。

こういうビッグバンド形式も嫌いじゃないんだよなぁ、実は。
一度やってみたかったなぁ、クインシーの役(^^)。

▼The Dude / Quincy Jones

Godfather of R&R

#ロックンロールの創始者


昨夜届いた訃報
時間の流れから考えればもう仕方の無いことなのだけど、やっぱり心にちょ
っとしたパニックが起こった。

リトル・リチャード逝去。死因は癌。享年87歳
↑↑は氏の代表曲「Long Tall Sally」。いや、「のっぽのサリー」と言った
方が通りが良いかもしれない。僕がこの曲を知った頃には既にローリング・
ストーンズを知っていた。故に、ルーツミュージックを巡って出会ったワケ
ではなく、別のルートで知っていた、ということ。

大好きだった先輩はいわゆるヤンキーだったけど、僕には優しかった。
彼女は原宿のホコ天でこういう曲を踊っていて、ソレ用のテープを貸してく
れた。彼らの仲間には入れないけど、こういうオールデイズタイプの曲は嫌
いではなく、何度か繰り返し聴いた。その中で、いちばん印象に残っていた
のが、この「のっぽのサリー」だった。

その後、ストーンズのルーツミュージックとしてビル・ヘイリージェリー
・リー・ルイスと共にリトル・リチャードも聴いたのだが、この曲だけは
う思い入れがある。それを生みだしてくれたロックンロールの創始者には、
感謝しか無い。

今まで健在であった、という事実に感謝。
まだ観ていないリトル・リチャードのライブを、いつか必ず観たい。
また必ず、どこかで。

烙印の森

#ハード★ボイルド


▼烙印の森 / 大沢在昌

先日レビューしたラノベ(^^;)を読了したのは地方駅のホーム。その時に同行
していたSちゃんにその本をプレゼントしたところ、「代わりに」と言って差
し出された本がコレ。ロクに作家も確認しないまま取り敢えず読み始めた。

・・・なんと、新宿鮫シリーズでお馴染み、大沢在昌の本。
この作家の作品は以前に一冊読んでおり、チャンスがあれば別のを、と思って
いたのだが、どういうワケか機会が無く。まさかこのタイミングで降ってくる
とは思わなかった。

犯罪現場専門のカメラマンとして暗躍する裏稼業の男が主人公。殺人現場に拘
るのは、ある目的でプロの殺し屋・フクロウを探し当てるため。ある人物の登
場をきっかけに身の危険を察知した主人公は、目的の達成を決意。同じ裏稼業
の者たちと手を組み、フクロウに挑んでいくのだが・・・という内容。

・・・おもしろい
正直言えば、もっと大長編で語られるべき物語だと思うのだが、圧倒的な緊迫
が大味になりそうなストーリーをしっかりフォロー。ジェットコースターの
ような展開で、最近では珍しいくらい超早で読み終わった。

欲を言えば、ラスト以降をエンディングとして書いて欲しかった気がしないで
も無いのだが、ハードボイルドミステリーとしてはそれが正解な気もする。
恐ろしい内容だが、読後感はそれなりに爽快。人気あるハズだ、この作家。

・・・わらしべ長者的な交換だったなぁ、今回は(^^;)。
どこかでアッチの本の感想を聞いてみよう、Sちゃんに(^^;)。

もう一度この手に!

#書籍的終活


今はもうそうでもない(^^;)のだが、膨大なヒマな時間(^^;)にネットで探し
ていたのが↓↓こういう書籍類

テーマは「以前持っていた本をもう一度所持したい!」
向かって左からの3冊はそのテーマに即して入手したモノで、どれもコレも
既に絶版。解説すると・・・。

■ミステリーゾーン・ミステリーゾーン2

購入したのは映画「トワイライトゾーン」が公開された頃。土曜の昼にTV
で放映されていた「ミステリーゾーン」のファンだった僕なので、映画の
公開に触発されて翻訳版の小説も一気に読んだ。なにかのどさくさで紛失
してしまったのだが、①の最後、「ウィラビーに停車」がずっと忘れられ
なかった。ココだけ数十年ぶりに読んだのだが・・・。やっぱり感動した
パックしたまま保管だな、コレは。

■プロレス入門

小学館入門百科シリーズ第9弾として1971年に発行された本。僕が最初
に購入したプロレス書籍で、プロレスの基本知識はこの本で叩き込まれた。
わりと状態の良いものが手に入ってちょっと嬉しい。できれば秋田書店版
「プロレス入門」と「続プロレス入門」も手に入れたいなぁ・・・。

■トム・ソーヤーの探偵・探検

これだけちょっとテーマから外れる。マーク・トゥエイン「トム・ソー
ヤーの冒険」「ハックルベリー・フィンの冒険」に続く第三弾第四弾
まとめて一冊にしたモノ。そもそもこのシリーズに続編があるのを知らな
かった(^^;)ので、慌てて購入した次第。マジで読むのが楽しみ。

・・・こういうのを揃える、というのは、ある意味終活なのかも(^^;)。
ノスタルジーに浸るには、やっぱり昔読んだ本がいちばん良い気がする。
今後も揃えていくつもりだけど、思い出せるかなぁ・・・。

合コンに行ったらとんでもないことが起こりました

#アレな感じ


▼合コンに行ったらとんでもないことが起こりました / 鷲宮だいじん

こないだちょっと地方のホームセンターに寄った折、併設されていた書店
なんと営業中。本屋さんが開いている、という事実が嬉しく、思わずジャケ
ット買いしてしまった本のウチの一冊。

・・・こんな表紙の本をジャケ買い?と思った人は鋭い。現在売っているモノ
はカバーがもっとおどろおどろしいホラー調に差し替わっている。こういう
表紙の本であれば、絶対に買うことは無かった(^^;)、と確信している。

ザックリいうと、東大出だが童貞男性公務員が、参加した合コン(?)で
出会った女性にストーキングされるお話。最後にはとんでもないことが起こ
って・・・という内容。

・・・いやぁ、見事なラノベ(^^;)。
一応ミステリーの要素はあり、それなりに伏線は貼られているのだが、その
どれもが後半で思ったとおりになっちゃうから残念。そしてこの種の小説に
ありがちな、大して重要でない部分をやたらコミカルに長〜く描写している。
こういうのが好きな人が居るのは理解出来るのだが、残念ながら僕は苦笑
ることしか出来なかった。

あと、最後に取って付けたようなオカルト要素がハッキリ言って不愉快(^^;)。
そうじゃないオチを付けてくれれば、ちょっと評価が変わった気がする。

ジャケット買い、ハッキリと失敗です(^^;)。
仕方無いかな、コレは。