HOME AV ReBOOT

#録画王


TV台の下、AV機器類を少し整理した。
これまでPanasonic/VIERRA2台DIGA(DMR-BWT650) を接続して
録画体制を築いていたのだが、そのうち1台が壊れた。で、急遽代替機
購入、ついでに使わなくなったモノを取り外した結果が↓↓コレ。

BSが映らなくてちょっと焦ったが、単純なアンテナ配線ミス(^^;)。
新たに導入したDIGA/DMR-2W200、2TBと容量倍増、細かな機能も増え
ているのに4万円しないのだから驚き。

で、壊れた方のBWT650。症状は、
『電源は入るが再生・録画などを行うと電源が落ちる』というメカニカル
なモノ。以前から電源が入ると妙な電子音が鳴っていたので、もう寿命か
も、と判断。ところが・・・。

取り外して分解してみたところ、電源基板回りに特にショートは見られず。
その付近を注意して見ると、排気ファン尋常で無い量の埃が溜まってい
るのを発見。この埃の量だと、ファンの回転すらままならないのでは?
予測。すぐにファンごと取り外し、コレを入念に掃除後再装着。基板の埃
もエアダスターと小型掃除機で落とし、蓋を空けた状態で動作チェックを
してみた。

・・・なんか普通に動作してるんですけど(^^;)。
おそらくファンにたまった埃の所為で放熱が全く出来なくなっていた模様。
仮にまもなく寿命だとしても、録り溜めたデータをネットワークで他の機
器に移す作業くらいはできそう。自分の部屋が復活した時に、そちらでセ
ットして使うことに決め、取り敢えず箱にしまっておいた。

保証は無くなるけど、この程度のかんたんなメンテで復活する機器もある。
特にPanasonic製は元来丈夫に出来てるハズなので。

豚骨一燈・カレーらーめんwith煮玉子

#夏カレー


昨夜は久しぶりに自宅の布団でグッスリ。午前中にやや無理矢理起きて、
体温報告をしてから二度寝。そこから起きると何故だか猛烈に濃いラー
メンが食べたくなった。で、↓↓ココ。

豚骨一燈 葛西店・カレーらーめんwith煮玉子
死ぬほど暑かったので、カレーはどうかなぁ、とも一瞬思ったのだが、
ここは夏カレーだろ、ということで怯まずに注文してみた。

・・・美味い
いやもう、相変わらず絶妙なカレースープ。シャキシャキのタマネギ
と一緒に食べると至福な気分になるのだが、如何せん暑い(^^;)。
完食するころには大汗をかいており、ソレはさすがにちょっと後悔し
たかも・・・。

取り敢えず、夏カレーは熱中症に注意。
帰りに自転車に乗っている時、ちょっと倒れそうになったので(^^;)。

参考:豚骨一燈葛西店(RDB)

まりも日記

#猫生


▼まりも日記 / 真梨幸子(Kindle版)

何故だかリリースを知らなかった真梨幸子新作
これまで各所で発表された短編を集めた一冊で、こういうのはおおよそ
の場合で寄せ集め感がいっぱいのお手軽本になりがちなのだが、この作
品はやっぱりちょっと・・・いや、全然違った

全6篇から成るエピソードの共通アイテム「猫」「猫バカ」
それぞれが基本独立した短編なのだが、合間に【閑話】書き下ろす
とでしっかり統一感を出しているのが凄い。

リアル世界幸子サマが、まりもさん・モナミさんという名前の2匹の
ブリティッシュショートヘア溺愛しているのはマニアの間では有名な
話であり、それにまつわるエッセイも一冊刊行されている。そんな幸子
サマだから「猫」の話はお手のモノ。イヤミス全開の猫話はどれも秀逸
で、相変わらずコチラを奈落の底に叩き落としてくれる。

・・・正直、最初は猫エッセイ第二弾かと思って読んでいたのだが、途中
でそうでないことに気付いて驚愕。そして最近お得意の【リピート記述】
が非常に効果的。前半で読んだモノと寸分違わぬ文章がもう一度登場し
てきた時は、盛大にニヤニヤさせていただいた。

よろしければ幸子サマのブログマリモナミの姿をチェックして欲しい。
あの美麗な2匹から、こんな凶悪な物語を思いつく才能、心の底から凄い
と思いますよ、ええ。

SKIN of Balm Cricket

#たぶんミンミンゼミ


現在の勤務地は非常に自然が豊かなところ。
近隣の樹木を観察すると、↓↓こういうモノが多々ある。

見事なセミの抜け殻
おそらくミンミンゼミの抜け殻で、注意して探せば幾つも見つかる。

欧州にはセミが殆ど居ないらしい。
なので、その鳴き声を珍しがるヨーロッパ人の反応がおもしろい。

・・・クワガタとかカブトムシとか、いないかな?

毒島刑事最後の事件

#世界一性格の悪い男


▼毒島刑事最後の事件 / 中山七里(Kindle版)

以前レビューした中山七里「作家刑事毒島」前日譚
検挙率No.1だけど、性格に著しく難のある刑事・毒島が、作家に転身す
る直前、最後に扱った事件に関するエピソード。

超の付く「皮肉屋」である毒島だが、刑事時代もソレは全く変わらず。
被疑者を追い詰め、最速で自供を取ってしまうテクニックは読んでいる
だけで薄ら寒くなるくらい恐ろしい話術であることが解る。

おもしろいのは、刑事時代には若干の【正義感】が垣間見えること。
本当に起こったら問題になりそうなラストも、毒島なりの正義感が見え
隠れするため、それなりに共感度が高い。

そして今回の被疑者全員に共通するワードが『勘違い』(^^;)。
いわゆる「オレはまだ本気出してないだけ」の典型のような人たちが多
々登場するのがおもしろい。ただし、自分に置き換えるのは避けました。
そうすると情けなくて死にたくなってくる(^^;)ので。

・・・やっぱり孤高の存在なんだなぁ、毒島さん(^^;)。
絶対に友だち居ないよ、この人(^^;)。