BULLET TRAIN

#テントウムシ


『ブレット・トレイン』at シネマイクスピアリ。

伊坂幸太郎の名作「マリアビートル」ブラッド・ピット主演映画化
それだけで充分トキメキつつも期待は半々(^^;)。以前のトピックでは
【大傑作か苦笑いのどちらか】と書いた覚えあり。
で、実際に鑑賞した結果は?というと・・・。

・・・すばらしい!
いや、誤解を恐れずに言えば、最初から最後までずっと爆笑(^^;)。
アクションはリアルである種グロいにも関わらず、ブラピの皮肉の効いた
台詞回しが冴えに冴え、全篇でニヤニヤが絶えない、という凄まじさ。

伊坂作品が映画化されたモノは、その殆どを何らかの形で観ていると思う
のだが、個人的にその中でも1、2を争う程の完成度。伊坂幸太郎原作の
『殺し屋シリーズ』は他にも名作が多々あるので、同じ制作陣でシリーズ
化してくれると非常に嬉しい。

そして、久しぶりに【日本を誤解しまくった表現】(^^;)も堪能。
ブレードランナーとかSGT.カブキマンとか、サイバーパンク(死語)的
な世界観が好きな人は、絶対に観て損は無いと思う。

・・・吹き替え版でもう1回観ようかなぁ♪

ハヤブサ消防団

#田舎暮らしミステリー


▼ハヤブサ消防団 / 池井戸潤(Kindle版)

およそ10ヶ月ぶりの池井戸潤新作。
池井戸潤と言えばビジネス系小説の第一人者、というイメージがあるのだが、
今回はその『括り』から完全に外れた異色作

ひょんなことから亡き父の故郷に移住することになった中堅ミステリ作家
自然に恵まれ、景観も良い土地への引っ越しは功を奏し、執筆活動も好調。
田舎ならではの慣習にもしっかり順応し、自治会にも参加、遂には消防団
への入団も果たし、田舎暮らしは大成功。しかし、その平和な土地に連続
放火事件が起こり・・・という内容。

これまで、どんな作品でも必ず【お仕事】がフィーチャーされ、ソレがす
ばらしいスパイスになる、というのが池井戸作品の真骨頂。だが、この作
品はそういう要素がほぼ排除され、純度の高いピュア・ミステリーが展開
されている。この事実に、本当に舌を巻いた

そして、今このタイミングで「新興宗教」を素材に出来た、という強運
この作品の連載時はもちろんまだあの事件は起こっていないハズなので、
計算されたモノ、という事はまず無い。こんな偶然を当然のように起こせ
るほど『持っている』作家なんだろうなぁ、きっと。

文章量は多く、ちゃんとした長編だけど、読み応えはバッチリ。
ミステリーに振り切った池井戸潤もカッコいいぞ、マジで!

触手、またもや動かず

#iPhone


何日か前のイベントにて、Apple新しいiPhoneを幾つか発表。

↑↑のiPhone14proを筆頭に、無印のiPhone14iPhone14plusの3機種。
以前はiPhoneの新しいモデルが発表される度に機種変更してたりしたのだが、
iPhoneXでホームボタンが無くなってから、どうも触手が動かない。
最新のiPad Airを使うようになってから、多少はホームボタン無しにも慣れて
きてはいるんだけど・・・。

そして、全体的に厚みを感じるデザインになってるのもちょっとアレ。
iPhone7とか今使ってるSE2とか、ああいう丸みを帯びたデザインの方が僕
にはしっくり来る。

ちょうど今、機種変更をすれば今の割賦金残り半分がチャラになった上で、
新しいiPhoneに乗り換えることも出来るのだが、さすがに14は選ばない気が。
それでも電池の保ちは少し気になって来たので、SE3にするのはアリかも。
それとも、無理にでも新しい機種に慣れた方がいいのかなぁ・・・。

この音とまれ!㉗

#熱血琴マンガ


▼この音とまれ!㉗ / アミュー

今年の5月にアニメの第一期を完全視聴した後、周回すること約50回(^^;)。
結局、遂に全国大会進出を果たした時瀬高校箏曲部その後が気になり過ぎ
て、14巻以降の電子書籍まとめ買いする始末(^^;)。

・・・で、ついこないだ最新の27巻がリリースされたワケだが。
本当にいろいろあった時瀬の面々が、ようやく総文祭(全国大会)の行われ
北海道へ上陸。殆どの参加校から敵視されながら(24-26巻参照)、とに
かく開会式に参加する、というところまでを描いた、多分クライマックス
なるエピソードのオープニング

正直言うと、この後の展開が若干読めない。
いちばんハッピーなのはもちろん全国制覇だけど、それだと少し出来すぎ
気が。だからと言って、他校が優勝する、というのも違和感が有りすぎる。
完全に時瀬に魅了されちゃっている僕は、当然全力で応援するのは間違い無
いのだが、【勝つ→連載終了】or【負ける→主要メンツ2人欠いてリベンジ】
の2択を迫られているようで、ちょっとキツい・・・。

しかしまぁ、単行本の冊数を単純計算すれば、28巻が出ればアニメの二期が
見えてくる。おそらく全40巻近くの大作になるのは間違い無いと思うので、
気長に二期を待とうかと。・・・全国の内容も超気になるけど♪

ロックタウンは恋の街

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
おそらく世界でいちばんカッコいいロカビリーバンド代表曲

Rock This Town  by Stray Cats.
あまり記憶が定かでは無いのだけど、1983年頃に突如USチャートを席巻し
3ピースロカビリーバンドストレイ・キャッツスタンディングドラ
とほぼスラップオンリーウッドベースもインパクトがあったが、何よりも
凄かったのがブライアン・セッツァーギター。このジャンルのアーティスト
で唯一ギターヒーローに上り詰めた人で、そのテクニックは人知を超えている
そして、歌も上手い

実はこの曲、日本ではこの2年前にプチブレイクしている。
『ロックタウンは恋の街』というステキ過ぎる邦題が付けられ、若きテッズ
テディ・ボーイズ≒ヤンキーの発展型^^;)たちに絶大に支持された。
確か、ブラック・キャッツとかいう二番煎じも出て来たような(^^;)。

とにかくこの曲でアメリカにも認められたストレイ・キャッツは、後にサイ
コビリーと呼ばれたムーブメントの元祖として皆に尊敬される存在となった。
そりゃあ憧れるよね、カッコイイもん、ブライアン♪

▼STRAY CATS / Stray Cats