Needle Bottle

#実は必需品


最近の趣味はレトロゲーム修理および改造
この作業に伴い、接点部クリーニング外枠の清掃無水エタノールを頻
繁に使用するのだが、僕が以前から保持している無水エタノールは500ml
の大容量。このままでは使い勝手が悪いので、↓↓こういう小物を導入。

サムコス・ニードルボトル×5個セット
15ml小分け針付きビニールボトルで、ニードルキャップも付いている。
以前からコレは必須だ、と思っていたのだが、何故か今まで手を出さず。

コレに小分けしておくことで、必要な量を必要なだけ使用することが可能。
考えてみれば、結構な値段のする薬品なのに、これまですっごく無駄にし
ていたな、無水エタノール(^^;)。これで無駄遣いも避けられると思う。

・・・ラベル作っといたな、一応(^^;)。

ストラングラー 死刑囚の告白

#冤罪証明


ストラングラー 死刑囚の告白 / 佐藤青南(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤青南・ストラングラーシリーズ第二弾
「推理」に続いて読み始めたのだが、まぁ展開が凄いことすごいこと(^^;)。

幾つかの難事件を共に解決し、次第に距離が近くなっていく刑事・簑島
死刑囚・明石。簑島は次第に明石の起こしたとされる連続殺人事件に対し、
「冤罪」を意識。遂には明石本人に「お前はやっていない」と宣言するま
でになった。一方、明石も重度のアル中で薄れていた事件当日の記憶が蘇
り、その断片を簑島に伝え、自らのアリバイの証明を依頼する。コレを調
べるうちに、とんでもない事実が発覚して・・・という展開。

明らかに人格が崩壊して行く簑島があまりに切ない。
前作で失った元同僚の幻影が日常的に見える上に、ようやく信じられるよ
うになった明石にも最大級の裏切りを喰らう。そりゃあ心も壊れるわ、と
は思うが、残念ながら打開策が一つも見当たらないのが現状。

おそらく次作以降でまた一つ展開があると思うのだが、悪い予感しかしな
(^^;)、というのが本音。出来れば簑島くんには立ち直って欲しいのだ
けど・・・。

そして、注目すべきは各章で展開される事件のトリック。短編集と意識し
て読んでもなかなかの手応えなので、ぜひご一読を。

FURY vs. USYK

#The Cat


サウジアラビアで行われたボクシング四団体世界ヘビー級王座統一戦
WBC王座を保持する英国のタイソン・フューリーと、WBO/IBF/WBA
スーパー王座を保持するウクライナのオレクサンドル・ウシクの対決。

今回はDAZNで独占配信が行われたため、ライブ観戦は出来ず。
夜になってからYouTubeのハイライトで確認したのだが・・・。

僕の予想はもちろんフューリー勝利
明らかにクルーザー級のウェイトだと思われるウシク、本当の意味で
スーパーヘビー級であるフューリーに勝ち目があるワケ無い、とまで
思っていたのだが、ハイライトを観ただけで目から鱗が落ちた思い

フューリーは見た目と違い、テクニックに溢れるボクシングを魅せて
くれるので好きなのだが、そのフューリーの内側から入る左右のフック
を被弾しながらも、しっかり前に出るウシク。柔よく剛を制す、を地で
行くようなスタイルで、9Rには明確なダウンを奪ってしまった。

結局最終12Rまで行き、2-1判定ウシクの勝利
ヘビー級の四団体統一はウシクが。しかもフューリーを破っての勝利。
・・・先日PFP1位に返り咲いた井上尚弥だが、残念ながら陥落しそう。

やっぱりヘビー級トップどころ同士の試合はおもしろい。
次にウシクにチャレンジするとすれば、誰になるのかなぁ・・・。

アパホテル新大阪駅前

#APA


今回の大阪出張、宿泊はアパホテル新大阪駅前
新大阪駅東口から徒歩3分くらい、新幹線を降りてすぐに宿に入れる、
というのはストレスが無くて非常に良い。

・・・ただまぁ、部屋は良くも悪くも普通のアパ(^^;)。
相変わらず巨大なベッドしか無い部屋はお世辞にも使い勝手が良いとは
言えない。が、今回宿泊したのは2Fフロア。同じ階に大浴場が配置され
ているため、部屋のシャワーを使用するくらいなら大きなお風呂に行っ
てしまった方が良い、と判断出来る。

そして新大阪駅前も以前に比較してご飯が食べられるところが増えた感
朝4時半集合じゃなければ、もっと楽しめたかも・・・。

ストラングラー 死刑囚の推理

#冤罪証明


ストラングラー 死刑囚の推理 / 佐藤青南(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤青南ミステリーシリーズ
昨年末のセール時にシリーズ3作品をまとめ買いし、正直すっかり忘れて
いたことはナイショ(^^;)で。

主人公は警視庁捜査一課に所属する刑事
大学生の頃、交際中の彼女が『ストラングラー事件』と称される連続殺人
事件に巻き込まれ死亡。逮捕されたのは元刑事風俗スカウトマンで、主
人公はこの事件で彼女が風俗で働いていたことを知ってしまう。犯人は一
貫して無罪を主張するが、判決は死刑。法廷で激高した主人公は犯人を罵
倒し、これをキッカケに刑事となるのだが、現代の日本でストラングラー
事件に酷似した殺人事件が頻発。主人公は関与を確認するため、自分の彼
女を「殺した男」面会を求める・・・という感じ。

恨み骨髄の死刑囚が、天才的なプロファイリング能力を持つ安楽椅子探偵
という構成がなかなか興味深い。この能力を見せ付けた死刑囚は捜査困難
な事件刑務所に居ながら解決し、結果的に主人公の手助けをする。同じ
様なシチュエーションとしては映画の「羊たちの沈黙」などを代表に幾つ
か見られるのだが、この作品もソレらと同系統。しかし死刑囚側が「サイ
アクなサイコパス」である、というありがちな設定が、若干マイルドにな
っているところがポイント。

コレのおかげで「もしかして冤罪?」という雰囲気がふんだんに流れ、逆
に主人公が苦悩する様が手に取るように解る。まぁ、冤罪であろうがなか
ろうが、スカウトマンをやっていた、というだけで死刑囚がクズであるこ
とは間違い無いのだが、それでもなんとなく死刑囚側に感情移入してしま
うのが不思議。

そして、死刑囚の支援者チームとして登場するサブキャラたちが個性豊か
で魅力に溢れ、ドリームチームのような息の合った動きを魅せる。冷静に
考えればいろいろ無理がある展開ではあるのだが、ソレをなんとなく納得
させてしまうところが、佐藤青南のテクニックな気がする。

物語の中盤から終盤にかけ、警察側死者連発
謎はどんどん深まっており、今後の展開がかなり気になる。ストラングラ
ーシリーズ、ちょっと追いかけるのが楽しみ!