2019・G1 at TEXAS American Airlines Center

#G1 #ダラス


新日本プロレスの真夏の祭典「G1 CLIMAX 29」開幕
今年はちょっと早いなぁ、と思ったのだけど、忘れてました(^^;)。2019年
のG1初日は、米国テキサス州ダラスからスタート。ということでテレ朝チャ
ンネルのライブを確認。


いきなり名勝負になったのは、ランス・アーチャーvsウィル・オスプレイ
公式戦。オスプレイが仕掛け、アーチャーが受ける、というありそうな展開
ではなく、両者共に積極的に仕掛ける大熱戦。これまで観たアーチャーの試
合の中では文句無くNo.1。受けたオスプレイも凄かった。アーチャー勝利!


EVILvsファレを挟み、続いて行われたザック・セイバーJr.vsSANADAの試合
は、両者の独特の間合いで観客を沸かすテクニカルな試合に。ザックの関節技
が光ったのだが、コントロールしていたのはSANADA。ザックのジャパニーズ
レッグロールを切り返し、オコーナークラッチで3カウントを取ったSANADA
の上手さが際だった。こういう試合、好きだなぁ・・・。


問題はセミで行われたKENTAvs飯伏幸太
NOAH離脱後のKENTAの試合の中ではいちばん良かった・・・のだが、冷静に観
て少し心配になった。久々のジャパニーズ・スタイルに付いていくのが精一杯
な感じで、技の正確さ不足とスタミナ不足が確実に見て取れる。
試合はKENTAが勝ったのだが、G1の連戦に付いていけるかどうか・・・。


それ以上に心配なのがメインでオカダ・カズチカと闘った棚橋弘至
足回りのコンディション不良は誤魔化し様が無いくらい顕著で、思わず目を覆
いたくなった。それでもダラスの観客を“棚橋vsオカダ”のブランドで興奮の坩
堝に叩き込んだインサイドワークは見事だったが、もちろん試合は敗戦。もっ
と長い期間休んで、しっかり身体を治して欲しいのだけど・・・。

MSG大会のように超満員とはならなかったが、会場の盛り上がりはかなりのレ
ベル。場所を選んで上手く集客出来れば、米国でもかなり新日本は盛り上がる
かもしれない、と改めて思った。
しかし、G1として考えると今日は特別編。本番は来週からの連戦かな・・・。
棚橋の巻き返しに期待したいけど、果たしてどうなるか? 今年も注目!

ARITA AND WEEKLY PRO-WRESTLING AND FINAL

#世界一のプロレスバラエティ


バトル・ニュースの記事によると、人気番組「有田と週刊プロレスと」
新作7月17日より配信開始、とのこと。

プロレスファンに絶大な支持を受けているのはもちろん、Amazonプライム
ビデオ全体でも驚異的な人気を誇るこの番組。気になるのは、新シーズンが
数字ではなく、「ファイナルシーズン」のカタカナになっていること。

新シーズン放送はもちろん嬉しいのだが、ファイナルってのはねぇ・・・。
この番組、ネタ元は2000冊以上のバックナンバーを有する週刊プロレス
あり、番組の放送がこのシーズンで100回を迎えたとしてもたった1/20
なのにファイナルにしちゃうのは余りにも惜しいし、寂しい

・・・いや、もしかしたら「新・有田と週刊プロレスと シーズン1」みたいな
感じですぐに新作が来るのかもしれないが、そこまでハラハラしなければな
らないのは精神衛生上よろしくない。今からでもいいから、「シーズン4」
に名称変更していただきたい!

ともかく、新シーズンの配信開始は本当に楽しみ。
チュートリアル・福田、バイキング・小峠、ビビる・大木などの準レギュラ
ー陣に加え、例えば安田顕あたりをゲストに迎えてくれると凄く嬉しい。
・・・劇団ひとりだけは絶対に呼ばないで欲しい(^^;)。

そして、9月にはシーズン1・2のDVDボックスも発売決定。
特典ディスクのために購入しちゃうんだろうなぁ、きっと。

証言「プロレス」死の真相

#R.I.P


▼証言「プロレス」死の真相 / V.A

タイトルに「証言」と付いているが、お馴染みの宝島シリーズではなく、
河出書房新社から出版された企画本。構成は基本宝島版と一緒であり、
パクリと取られかねない本なのだが・・・。

・・・正直、読むべきでは無かったのかもしれない。

採り上げられているプロレスラーは力道山、山本小鉄、ジャイアント馬場、
三沢光晴、マサ斎藤、ジャンボ鶴田、橋本真也、ラッシャー木村、上田馬
之助、阿修羅・原、永源遙、冬木弘道、ブルーザー・ブロディ、ザ・デス
トロイヤーの14名。冒頭、アントニオ猪木の語る力道山までは普通に読め
たのだが、そこから先の13名に関しては全て「現役時代」を知っている人
ばかりなのが不味かった。

とにかく、読んでいるそばから彼らの現役時代を思い出してしまい、ジワ
ッと涙が溢れてくる。 既に死後20年以上経過しているレスラー(馬場・
ブロディ)も当然入っているのだが、どうやら僕は未だに彼らの死が受け
入れられないらしい。まさかプロレスの企画本を読んで号泣するとは、夢
にも思わなかった。

改めて故人の皆様に感謝を述べると共に、向こうの世界での再会を強く望
む。この本に載っている全員、本当にすばらしい試合をしていたのだから。

POWER HALL 2019

#ど真ん中


後楽園ホールで行われた「POWER HALL 2019・長州力ラストマッチ」を、
FightingTV SAMURAIの生中継にて。

サブタイの「長州力ラストマッチ」は僕が勝手に付けたモノ。
長州は既に一度引退しており、本人曰く「コレは引退試合ではない」とのこと。

何度もココで書いてるとおり、僕は長州力というプロレスラーが基本的に嫌い
なので、この試合に特に思い入れは無い。コレはもう生理的なモノで、多々あ
る筈の長州の「功績」の部分は全く思い出せない。逆に長州が犯した「罪」
関しては、普通に10個くらい出てくる(^^;)から凄い。

試合に関して、判官贔屓を無理に除いたとしても、特に見るべきところは無く。
ここ数年見なかった長州はすっかり「老体」で、パワーファイトを中心に試合
を組み立てていたプロレスラーとしては既に峠を越えていた。対戦相手として
対角のコーナーに居た藤波辰爾が若干の若々しさを残してしていたから、ある
意味残酷現実的対比。長州にとっては、本当に今日がギリギリのラストだ
ったように思う。

テレ朝・金曜夜8時
アントニオ猪木・坂口征二・藤波辰爾・前田日明・タイガーマスク・藤原喜明
・ラッシャー木村・アニマル浜口・小林邦昭らと共に、僕の人生に大きな影響
を与えてくれたプロレスラーの中に長州力も居た。最後の最後まで相容れる感
情を抱くことはなかったけど、その事実だけは事実として覚えておくことにす
る。非常ベルはもう、鳴らない。

おそろしいほどプロレスがわかる本

#昭和プロレス #プロレス検定対策


▼おそろしいほどプロレスがわかる本(1)(2)/ 流智美

「東京12チャンネル時代の国際プロレス」を読み、久しぶりに流道場(^^;)に
入門したくなった。で、思い出したのが↑↑の本、2冊

一問一答のクイズ形式、その間に挟まれたコラムでプロレスの知識が身につく、
という構成の新書。かつて行われたプロレス検定のテスト前、参考書としてこ
の本を熟読していたのだが、実際検定に出た問題はこの本よりはるかに軽かっ
(^^;)。ま、実際のところは苦手な女子プロの問題に手こずったのだけど、
結果は3級・2級ダブル合格。流先生、ありがとうございました!

・・・で、この本、間違い無く所持している筈なのだが、どこに仕舞ったか皆目
見当が付かず。結局アマゾンのマケプレで古本を購入することになった(^^;)。

書かれている時代は1990年代中盤。懐かしい感覚と共に、もうこの世に居な
いプロレスラーのことが書かれている場面で切なくなった。
年取ったなぁ、僕も。

↓↓、興味のある人はぜひマケプレで!