SAKURA GENESIS 2017

新日本プロレス両国大会「SAKURA GENESIS 2017」をNJPW WORLDにて。
メインイベントのIWGPヘビー級選手権、王者のオカダ・カズチカに挑んだの
は、NJC覇者の柴田勝頼。皆が忘れかけている「あの頃の新日本」を体現出来
る数少ないプロレスラーである柴田は、オールドファンの期待を背負ってリン
グに向かった。

・・・凄い試合だった。
柴田は柴田らしく闘い、その全てを受けて勝利したオカダも見事だった。
試合内容は、オカダが王者になってからの5試合(内藤・丸藤・ケニー・鈴木
とこの試合)の中でもベストこういうプロレスが観たかったんだ、と試合後
に感じたのだが・・・。

柴田勝頼は自力で花道を歩いて退場したが、バックステージまで辿り着けずに
昏倒。そのまま病院に搬送され、診断の結果硬膜下血腫と判明。約5時間にも
及ぶ緊急手術を受けたという。最悪の事態が回避されたのは不幸中の幸いだけ
ど、何かが違っていたら大事故になったのかもしれない。本当に背中に寒気が
走った。

こういう時に、自分のわがままさが本当に嫌になる。
激しくて熱く、闘いのあるプロレスを求めるのは、もしかしたらダメなこと
なんじゃないか、と。

だから、柴田にはなんとか完全復活して欲しい。
もう一度柴田の試合が観られれば、僕のわだかまりもきっと解消出来るはず。
お願いだから・・・。

WRESTLEMANIA 33

かなり遅くなったけど、レッスルマニア33のレビューをかんたんに。
アンダーテイカーのラストマッチに関しては既に書いているので、もう2試合
印象に残った試合に関して。

まずはチャンピオンのゴールドバーグブロック・レズナーが挑んだリベンジ
マッチ、WWEユニバーサル王座戦。ここ数ヶ月に渡るこの2人の闘いの総決算。
試合時間こそ短いけど、やはりゴールドバーグの試合単純で面白い。もちろん
レズナーが対戦相手である、というのも非常に重要。昔の新日本プロレスで言う
なら、ハンセンvsアンドレとかホーガンvsアンドレなどと同様の緊張感を味あわ
せてくれるのだから、やはりこの2人も大物。案の定この試合でWWEとの契約が
終了するゴールドバーグが敗れたが、役回りを全うした姿は見事。拍手を!

そして、かなりびっくりしたのがRAWタッグ王座戦・4wayマッチ
王者のギャローズ&アンダーソンシェイマス&セザーロエンツォ&キャス
そして「X」が挑む、と発表されていたのだが、このXがなんとハーディーズ
まさかWWEの伝説がこのメンバーに入り、しかも王者になってしまう、という
大サプライズ。やっぱり考えることが違うよな、WWEは。
しかしハーディーズはこのままWWEに定着するのかなぁ・・・。新日本への登場
の噂もあっただけに、そこはちょっと残念。

今年も祭典は盛り上がった。レッスルマニア特別感は体感しているが故に良く
知っているつもりだし、もう満腹!的な感覚もあるのだが、映像で見ると何故か
「もう一度!」とも思える(^^;)。いつかまた、行けるといいなぁ・・・。

Shinsuke on Smackdown Live!

レッスルマニア33のレビューも書かないうちに、ビッグニュースが飛び込む。
いわゆるレッスルマニアウィークのラストに当たるスマックダウンライブ
収録で、元NXT王者中邑真輔がなんの予告も無く登場。

ミズのプロモをぶった切り、いきなりバイオリニストが演奏を始める、という
あまりにも特別すぎる演出。中邑はテーマソングに乗ってゆっくりリングイン
し、「イヤオッ!」をやっただけ。いやぁ、すげぇわ・・・。

オーランドの観客は大熱狂で中邑の1軍昇格を歓迎。
NXT収録の時と同様・・・いや、それ以上のテーマソング大合唱。この扱いは
AJベイラーの上を行く。もしかしたらかなり早い段階で、WWE王座戦線
に絡むかもしれない。現王者はランディ・オートン。ハッキリ言えば「格」
については既に中邑の方が上かも。

・・・アントニオ猪木に続き(この件文句は受け付けない)、日本人WWE王者
が誕生するかも。ここ数ヶ月間の間は、WWEから目が離せなくなりそう!

Thank You , Undertaker!

フロリダ州オーランドで行われたWWE・WrestleMania 33
年間最大のプロレスイベントは今回も見どころ満載だったのだけど、全体の
観戦記を書く前に、まずはこちらの話題から。


メインに組まれたローマン・レインズとの一戦に敗れたアンダーテイカーは、
一人残されたリング上でゆっくりコスチュームを外した。テイカーは一切の
言葉を発していないのだけど、これは「引退表明」と取って間違いない。

花道をゆっくり進み、最後に一瞬だけリングを振り返る。
おそらくこれは、アンダテイカーの歴史の中でも屈指の表情だったと思う。

お疲れ様でした!
90年の新日本プロレスと94年のWWFマニアツアー、そして2015年の
レッスルマニア31で、アンダーテイカーという唯一無二の選手を目撃出来
たことは、僕の自慢です。

「Try me, I’ll make you famous!」は、一生語り継がなければ・・・。

NXT TAKEOVER ORLANDO

レッスルマニアを明日に控え、前日は恒例のNXT TAKEOVER
今回の開催地、フロリダ州オーランドはNXTのホーム。会場のアムウェイ
センターは超満員。毎回フルセイルアリーナ(NXTのTV収録会場)に集ま
るコアな観客はもちろん、レッスルマニアウィーク全世界から観客が。
この規模感は凄いな、やっぱり。

メインイベントは前王者中邑真輔ボビー・ルードに挑戦するNXTタイ
トルマッチ。ここ3ヶ月で王者らしさの増したルードの成長度合を確認する
ため(^^;)のマッチアップな気がするのだが、これは・・・。

結果から言えば、今回は王者・ルード完勝。フィニッシュとなったグロ
リアスDDTトルネード式からスイッチして垂直落下、という説得力に溢
れたもの。が追いつかないことが問題視されていたルードだが、これで
中邑が居なくなったあとのNXTを牽引出来そうな予感。

NXT女子王者アスカエンバー・ムーンを退けてタイトル防衛。アスカ
はやたら強いのだが、他の選手のレベルが全く追いついていかないから、
いつまでたっても昇格出来ないかも(^^;)。あるとすれば、宝城カイリ
紫雷イオなんだけど、もう半年はかかりそう。アスカも大変だ・・・。

ベストマッチはNXTタッグ王座3wayマッチDIYリバイバルの動きは
感動モノだけど、劣化版ロードウォリアーズオーサーズ・オブ・ペイン
はもう少し闘い方を工夫した方がいいかも。会場人気無いしなぁ・・・。

今後の主役候補は、第一試合に登場したSAnityエリック・ヤングと、
ミスターROHのロドリック・ストロング、そして我らがクリス・ヒーロー
ことカシアス・オーノの3名。特に試合巧者のオーノはルードと相性が良
さそう。次のNXT王者の最有力候補かも。

・・・そして、中邑真輔に関しては「お疲れ様でした」と。
NXT本戦やハウスショーにはしばらく出ることになるだろうけど、今回で
NXTはお役ご免、ということで良いと思う。本隊に上がったら、観たいカ
ードが山ほど。vsベイラー、vsAJはもちろん、セス・ロリンズブロック
・レズナーとどう関わるか? まずは明日のレッスルマニアで動きがある
かもしれない。要注目!