Since Yesterday

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
80年代半ば、当時のヒットチャートに突然現れた水玉模様二人組

Since Yesterday by Strawberry Switchblade.
ストロベリー・スウィッチブレイドは、女性二人のデュオ。ジャンル的
にはエレポップということになるのだけど、派手な上に容姿端麗な二人
を見ていると、アタマに“キャンディ”を付けたくなる。

耳障りの良い簡素なメロディに、若干気怠そうな歌い回し
こういうのは大体無視してしまうのだけど、彼女らは妙な吸引力があり、
結構ヘビーに聴いてしまっていたことを思い出す。

残念ながらユニットとしては短命に終わってしまったが、何年も後にな
ってPuffyがデビューした時に感じた懐かしさは、おそらくSSが原因で
あった、と思う。今はどうしてるんだろうなぁ、この人たち。

▼Strawberry Switchblade / (same)

Danse Macabre

#Triple Threat


10月27日、待望の新譜をリリースするDURAN DURAN
今回のアルバムはハロウィン仕様、収録曲の構成は『新曲・セルフカバー
・カバー』三本立て

コレに先立って、新曲「Danse Macabre」の音源が公開された。
いやもう、すげぇ。子どもの頃に憧れたバンドが、今も同じ格好良さを
保ったまま、新しいことにチャレンジしてるんだから。

取り敢えず、カバー曲に注目。
ストーンズスジバントーキング・ヘッズ、そしてスペシャルズ
我らのDURAN DURANが、彼らの曲をどうアレンジするか、注目!

▼Danse Macabre / Duran Duran(10/27 on SALE)

Try Jah Love

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
80年代初頭、僕らの耳に初めて『レゲエ』として入ってきた楽曲

Try Jah Love by Third World.
サード・ワールドジャマイカレゲエバンドで、調べてみると結成は
1973年(!)。2023年の今を以てまだ活動中なのだから、50年以上
も音楽シーンに居続けていることになる。

ボブ・マーリーアズワドに幾つか好きな曲こそあるモノの、個人的に
はちょっと苦手(^^;)なレゲエだが、サード・ワールドは別。

リズムは普通のロックと同じくらいの早さがあり、ノリも良い。日本で
もそれなりにヒットしたこの曲は、ディスコミュージックでもあった。

まぁ、アルバムに収録されている他の楽曲は「ちゃんとレゲエ」なモノ
が殆どなのだが、タテに近いノリの曲を違和感無く混ぜるところが凄い。
この曲は文句無くオススメ。皆にジャーの愛を!

▼You’ve Got the Power / Third World

27

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
コアプロレスファンなら絶対に知っている、GATE MUSIC傑作

27 by Breaking Point.
元々は映画『スコーピオン・キング』の挿入歌の一つ。この映画は当時
WWEでトップを張っていたザ・ロックことドゥエイン・ジョンソン
ハリウッドデビュー作。かなりおもしろい映画だったので、わりと早い
段階でコンピレーションCDを手に入れたのだが・・・。

しばらくして、そのうちの1曲をゲートで使用する選手が登場する。
DDT・飯伏幸太。デビュー当時からGOLDEN STARと呼ばれ、ハヤブサ
以来久々に出現した天才プロレスラー。新日本プロレスに完全移籍する
まで、飯伏はこの曲を使い続けた。

おそらく権利の関係で、飯伏のテーマ曲はオリジナルに差し替わったが、
しばらくの間は違和感が拭えなかった。プロレスラーの入場テーマとし
満点なヘビーロックであり、高揚感が半端ない。 Breaking Pointとい
うバンドの楽曲はコレしか聴いたことが無いのが残念。

ちなみにスコーピオン・キングのコンピレーション盤は、現在入手困難
↓↓のオリジナルCDも、ストリーミングでは「27」が収録されていない
ので、購入する場合はCDを必ず!

▼Coming of Age / Breaking Point

Joe

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
80年代後半に突如ブームとなった『マッドチェスター』主役の一角を担
ったバンドの、最高にイカれた曲

Joe by Inspiral Carpets.
インスパイラル・カーペッツは、あのSTONE ROSESとほぼ同時期に世に
出てしまったが故に、若干割を食った感あり。確かにローゼスハッピー
・マンデーズシャーラタンズ等に比較すれば印象は薄いのだが・・・。

他のマッドチェスター勢がある意味で「暗め」ダブサウンドだったのに
対し、カーペッツの音は「明るい」。当時はコレを『軽い』と思い込み、
あまり聞き込むことは無かったのだが、年月が過ぎてから改めて聞いてみ
ると、その中毒性の高さに気付く。

オアシスノエルがカーペッツのローディだったのは有名な話で、影響を
受けていることは明白。カーペッツの最終形がオアシスのサウンド、と考
えながら聴くと、思わず唸ってしまう。

この曲はシングルであり、オリジナルアルバムには収録されていない。
そういうところも、あの頃のマンチャエスターっぽくてカッコイイんだよ
なぁ、実際。

▼The Complete Singles / Inspiral Carpets