#最後のジュラ
『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』at シネマイクスピアリ。
・・・前作から約4年。
本当はもっと早く公開されるハズだったのだが、コロナ禍で1年延期。
状況によっては今回も危ないところ。まず無事に鑑賞できてホッとした。
僕の中では大傑作になっている前作「炎の王国」を受け、恐竜と人間が
共存せざるを得なくなった世界の物語。今回は最初から【完結編】であ
ることがアナウンスされており、正直観る前からウルウルの状態(^^;)。
もちろん、期待値MAXで初日に観に行った。
・・・これまでのジュラシックシリーズのエッセンスが全て網羅された、
良い意味で総集編的な構成。初期のグラント博士の一団と、オーウェン
軍団(^^;)との邂逅は、かなり胸が熱くなった。
劇中のあらゆる所に溢れる過去作へのリスペクトとオマージュ。
この映画で初めてジュラシックシリーズに触れる人たちよりも、僕らの
ような古くからのファンの方が絶対に楽しめる作り。完成度は只事では
無く、いろんな人たちの思い入れに溢れた最高の映画な気がする。
驚いたのは、終盤近くで涙が止まらなくなったこと。
まさかこの手の映画でこんなことが起こるとは、自分でも予想出来ず・・・。
もしかしたら、ジュラシック・ワールド三部作の最終作品、という意味
かもしれないが、仮に今後新しいシリーズが始まったとしても、初期か
らのキャスト陣が全員健在とも限らない。だとすれば、やっぱり僕にと
ってこの作品が最後のジュラシック。そう考えたら、感情の制御が全く
効かなくなってしまった。
出来ることなら、ブルーと、成長したベータの姿をもう一度観たい。
最後にしないでよ、ジュラシック・パークを・・・。