Godzilla × Kong: The New Empire

#タッグ継続


昨夜、『ゴジラ vs コング 新たなる帝国』舞浜シネマイクスピアリにて。
3年前に決着が付いたハズのゴジラvsコングだが、またソレを蒸し返すのか!
と憤ったのだけど・・・。

結論から言うと、前作の終盤で実現した最強タッグが今回も継続する。
今回はチームワークに関しても目を見張るモノがあり、それぞれの良さを生かし
た攻撃パターンに思わずうっとり。そしてそれぞれが新必殺技を会得しており、
バリエーションまで豊かになった。

さらに、マネージャー役としてモスラマスコットミニコング、というAAA
も真っ青の豪華な演出。このタッグ、超獣コンビと同様に後まで語り継がれる
存在になるかもしれない。

しかし、だ。
対戦相手がコングの劣化版氷怪獣では、あまりに格が足りていない感(^^;)。
ここはやっぱり三つの首があるアレと、メカ的なアレを組ませて対戦させるべき
だった、と思う。運営はもうちょっとしっかりしたマッチメイクを!

・・・という感じで観るのが正解の大娯楽映画
ストーリー?正直そんなのはどうでもいいです、ええ(^^;)。

Haunted Mansion

#これぞディズニー映画


『ホーンテッド・マンション』at シネマイクスピアリ。
イクスピアリのシネマポイントが今月で無効になってしまいそうだった
ので、上映スケジュールからチョイスした次第。

・・・単純に、すっごく良かった!
ディズニーランドのアトラクションが元ネタ、というのも凄いのだけど、
2003年エディ・マーフィー主演作に続いて二度目の映画化、というの
も凄い。今回の2023年度版、特にビッグネームが出演しているワケでも
無いのだが、脚本・構成・CGなどのバランスが、レベルの高いところで
安定しているのがポイント。

そして主人公のベンを演じたラキース・スタンフィールド、失礼ながら
これまで全く知らない俳優だったのだが、緩急自在な表現力に脱帽。特
に亡くなった妻について語るシーン、思わず貰い泣きしてしまった。

ドキドキして、笑えて、泣けて、あっという間に時間が過ぎていく。
こういうのこそが、ディズニー映画の醍醐味。かなりオススメです!

ONE PIECE on Netflix

#実写版


本日から遂に配信開始となった、ハリウッド実写版『ONE PIECE』

Netflixでは、なんと全8話一挙公開
事前情報で「イーストブルー篇」を8話でやり切る、と聞いた時は、正直
無理がある、と思った。初期エピソードだが、実は壮大。なんといっても、
単行本11巻分もあるのだから。

ところが・・・。
コレが思った以上に良い。作り方がハリウッドの実写映画のソレなので
CGのレベルが半端で無く、見応えも充分。キャストをほぼ外国人にした
のも大正解で、これまでと全く違うワンピースが楽しめた。

1本あたりの尺はおおよそ1時間
いつもなら一気に観てしまうのだけど、今回は勿体なくて1話で中断。
毎日1話ずつ観たら、楽しみが8日続く、と判断した次第。

今から気にするのもなんなのだが、シーズン2ってあるんだろうか?
出来ればアラバスタあたりまでは観てみたいんですけど!

Indiana Jones and the Dial of Destiny

#Harrison Ford


『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』at シネマイクスピアリ。
1981年から続く大人気シリーズだが、おそらく今回が“最後のインディ”
となる。

とにかく、ハリソン・フォード、すげぇ・・・。
通常の場面では絶対に80歳とは思えない、驚異の演技を展開。さすがに
80〜90年代の頃の精悍さは無いが、ソレを補って余りある渋さ。これま
でのインディジョーンズシリーズと全く変わらない心持ちで3時間弱を観
れちゃったのだから凄い。

しかし、それよりも凄いと思ったのは、現代パート初頭裸の老体を惜し
げも無く見せ付けてくれたシーン。ココを観た時に、「ああ、ハリソンも
お爺ちゃんになっちゃったんだなぁ」とか思ったのだけど、クライマック
スの頃にはソレをすっかり忘れてしまうくらいのハードアクション。全く
凄い爺さんである。

・・・しかし、さすがにもう次回作は無理だろうなぁ、と。
ハリソン・フォードの出ないインディ・ジョーンズは絶対にあり得ない気
がするので、40年以上手に汗握って観たこのシリーズもコレで大団円
インディもSAGAも、全てを劇場鑑賞している僕からすると、また一つ大
事なモノが終わった感。

ジョージ・ルーカスに、スティーブン・スピルバーグに、そして誰よりも
ハリソン・フォードに感謝。今まで本当にありがとう!

BULLET TRAIN

#テントウムシ


『ブレット・トレイン』at シネマイクスピアリ。

伊坂幸太郎の名作「マリアビートル」ブラッド・ピット主演映画化
それだけで充分トキメキつつも期待は半々(^^;)。以前のトピックでは
【大傑作か苦笑いのどちらか】と書いた覚えあり。
で、実際に鑑賞した結果は?というと・・・。

・・・すばらしい!
いや、誤解を恐れずに言えば、最初から最後までずっと爆笑(^^;)。
アクションはリアルである種グロいにも関わらず、ブラピの皮肉の効いた
台詞回しが冴えに冴え、全篇でニヤニヤが絶えない、という凄まじさ。

伊坂作品が映画化されたモノは、その殆どを何らかの形で観ていると思う
のだが、個人的にその中でも1、2を争う程の完成度。伊坂幸太郎原作の
『殺し屋シリーズ』は他にも名作が多々あるので、同じ制作陣でシリーズ
化してくれると非常に嬉しい。

そして、久しぶりに【日本を誤解しまくった表現】(^^;)も堪能。
ブレードランナーとかSGT.カブキマンとか、サイバーパンク(死語)的
な世界観が好きな人は、絶対に観て損は無いと思う。

・・・吹き替え版でもう1回観ようかなぁ♪