鑑定スキル・第二期

#スカウトマン


12月もまもなく終了。つまり、今クールのアニメも殆どが最終回。
今クールは『ダンダダン』という大物がすっかり覇権を握った感じなのだが、
他にも“秀作”クラスの作品がソコソコ。で、期待していた↓↓コレが・・・。

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』第二期
一期の出来が非常に良かった上に、かなり短いスパンで第二期を放送する、
というな展開。こういう場合はだいたいに於いて期待外れが発生する。

・・・のだが!
いやぁ、コレはマジでおもしろい!「パリィ」ほど派手ではないが、随所に
ジワジワくる展開が用意されていた。一期はさながら感動の波状攻撃だった
のだけど、今回は要所々々でクリティカルを狙って来た。コレにはまんまと
やられてしまいました♪

そして、早くも三期制作決定のアナウンス。次も早めだったら嬉しいなぁ♪
・・・他の作品はまた明日以降で!

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

#熟考


Amazon Prime Videoのリコメンドに突然登場したアニメ。

原作浅野いにおビッグコミックスピリッツで連載されていた長編マンガ
2024年3月・5月に劇場版アニメ前章後章がそれぞれ公開されており、
現在配信されているのはこの映画に新たな映像を加え、全18話で構成された
モノ。

・・・コレはヤバい
元々が劇場版だから作画は丁寧で美しいのだが、内容があまりにも重い
今のところ8話まで観ているのだが、1話が終了する度にドッと疲れる
さらに見終わると10分くらい何かを考えてしまう。かなり可愛い絵柄なだ
けに、ストーリーとのギャップが・・・。

最近は異世界モノ・転生モノのような、ただただスッキリする系のアニメし
か観ておらず、久々にこういう“突き刺さる系”の刺激を受けてしまったため、
心がなかなか付いていかない。

でも、コレは最後までちゃんと観なければならない作品なんだろうなぁ、と。
最終回まで何が起こるか全く解らないが、おそらく希望に満ちたモノでは無
い気がするけど・・・。

『MR.McMAHON』on Netflix

#WWE


9月、現在も人気沸騰中の『極悪女王』とほぼ同時期に公開された作品。
アチラが「事実を元にしたフィクション」であったのに対し、コチラは純粋
なドキュメンタリー

『MR. マクマホン: 悪のオーナー』
言わずと知れたWWE元オーナーであり、非凡なプロモーター&マッチメイ
カーであった、ビンス・マクマホン・ジュニア氏に対するインタビューをベ
ースに構成された作品。

内容はWWEを観てきたプロレスファンなら殆どが知っている件の羅列。しか
し、それらがビンス自らの口から語られる、という事実のインパクトは大した
モノ。いわゆるケーフェイの類はこの番組の中に殆ど存在せず、虚実があから
さまになる。実際、気合の入ったドキュメンタリーだと思う。

Netflixは来年初頭からWWEの看板番組「RAW」を独占放送する。その関係か
らか、WWEの膨大なアーカイブから重要な映像が多数インサートされており、
作品としての完成度はやたら高い。加えて、現在性加害問題更迭されている
元オーナーを主役に据えて一作品を構成してしまう胆力。Netflix、やっぱり
ろしい会社だな、とも思った。

この作品に関しては、プロレスファンでなくても楽しめる。
巨大エンタテイメント企業の表と裏なんて、あまりにおもしろすぎるので。

ドラマ版『その着せ替え人形は恋をする』

#炎上案件


先月からTBS火曜深夜枠で始まったドラマ『その着せ替え人形は恋をする』
制作発表の段階からその予兆はあった(^^;)のだが、コレが・・・。

・・・いろいろ非道い(^^;)。
海夢を演じる永瀬莉子五条くんを演じる野村康太の両名、ルックスこそ良い
モノの、演技が完全に素人レベル。本当は初々しい、とか褒めてあげたいのだ
けど、そこまでのレベルに達していない気が。

そして、肝心のコスプレ衣装あまりのクオリティ。正直、ネットで売ってい
るモノと大差無い気がしてしまうのは問題。他はともかく、ココだけは頑張ら
ないといけなかったのでは?と思ってしまった。

案の定、ネット民はその殆どが大炎上
原作ストーリーは改変されまくっているし、大事な台詞も端折られている。
その上でキャスト陣がコレだから、非難囂々もいいところ。歴史に残る大失敗
になりそう・・・。

現在6話まで進んでいるのだが、コレはもう観ない可能性大(^^;)。
着せ恋はドラマよりも、アニメ二期進捗の方が大いに気になるなぁ・・・。

ダンダダン on TV

#イチモツ


TBS系列で木曜深夜0:30からオンエアされているアニメ『ダンダダン』が、
当初の予想を上回るレベルおもしろい

原作はジャンプ+で連載されている龍幸伸作品。
いわゆる“オカルト”“超常現象”“UFO・宇宙人”をテーマにした作品で、
都市伝説の要素がてんこもり。にもかかわらず、ベタなおどろおどろしさ
を殆ど感じない、現代風の怪奇マンガとして確立している。

僕はジャンプラで原作を読み込んでおり、ダンダダンがおもしろいことは
最初から解っていたのだが、アニメになった時の『迫力』は予想以上。
特に主役の一人であるモモを演じる若山詩音のラフな演技がすばらしく、
以降注目すべき声優の一人に入った。

単行本は既に13巻までリリースされており、ストックは充分。
毎回作画のクオリティもやたら高く、声優も要所に大御所を配置している
から、コレは今クールが終わってすぐに続編が決まりそう。

しかし、ジャンプ+という媒体の惹きの強さに感服する。
もしかしたらジャンプ本誌よりもアニメ化されてる作品が多いのでは?
・・・次タコピーとか来ちゃったらどうしよう(^^;)。