蒼色の大地

#螺旋プロジェクト


▼蒼色の大地 / 薬丸岳(Kindle版)

螺旋プロジェクト第三弾2作目は社会派ミステリーの重鎮、薬丸岳
登場。この作家凄く読んだ気がしてた人なのだが、なんとであること
が発覚。未だに信じられない感じ(^^;)なのだけど。

時代は明治、それも幕末をやや引き摺っている頃の話で、場所は瀬戸内
・鬼仙島。これまでの作品で何度か名称の登場した“あの島”が舞台とな
っている。主役になるのは期せずして海賊になってしまった男と、これ
また何故か帝国海軍に所属してしまった男の2人。もちろん、一方は海
の者で、もう一方が山の者、という設定である。

特徴的なのは、海山双方の主役が共に「巻き込まれた」キャラである、
ということ。それぞれが全く違う方向から「人間としての正しい生き方」
を模索し、結果的に似たような場所に辿り着く、という皮肉。正直イマ
イチ行動に思い入れの持てないヒロインとか、終盤のまどろっこしい場
面などの難点はあるのだが、トータルで骨太な印象を残しているのはさ
すが。

これまで読んだ螺旋プロジェクトとちょっと違うのは、宿命的にお互い
を嫌悪する、即ち水と油である筈の海族と山族が、ある種融和する場面
があること。コレ、このプロジェクトのルール的に反則な気がするのだ
が、この後の他作家に影響が出ないかちょっと心配・・・。

HAWAII – WAIKIKI

#ハワイ


昨日今日でのハワイ・ワイキキまとめをば。
とにかくハワイに来たんだから、海に行かなきゃウソでしょ、ということで、実
は20年以上ご無沙汰してるワイキキビーチへ。


昨年・一昨年はアラモアナビーチにお世話になったのだが、やはりハワイの本処
と言えばワイキキビーチ。とにかく人が多いのには辟易したけど、早上がりした
日本人家族がゴザをくれた(^^;)り、良いこともあった。しかしまぁ、この海水浴
には弊害もあったのだけど・・・。

最後の夕食は豪華に、ということで、高級店「Hy’s(ハイズ)」のステーキ
短パンにTシャツ、という軽い格好で行って良いのか?と思うくらい格式が高く、
ややビビったのだけど、やはり美味い。一昨日のチャックスセラーの対極と言っ
た感じ。こういうのもいいね、たまには。

そして今日、最後の昼食はCheeseburger Waikikiにてもちろんチーズバーガー
“ATTITUDE”という名称のWWEみたいなザッツアメリカンハンバーガー。考えて
みたら、ハワイでハンバーガーは初。美味かったなぁ、コレも。

・・・ということで、今年のハワイ遠征も無事終了。
ご褒美だと思って、下期も踏ん張らねば・・・。まずは海水浴の日焼け完治が目標。
やるぞぉ、今年も♪

WAIMEA VALLEY

#ハワイ #LOST


昨日、同行の皆でハワイアンドライブ
主な目的地はワイメア渓谷と呼ばれるところで、場所的にはワイキキからノース
ショアに向かう途中。ノースショアは前回行った、ということでココになった。

と言っても、いろいろ寄り道しながらのゆったりで楽しいドライブ。
↑↑は途中で立ち寄った墓地から観たダイヤモンドヘッド。ここから観る神の山
は正しく壮観。機会を頂いたJさんに感謝。

遅い昼食はもちろんGIOVANNI’S(ジョバンニ)のガーリックシュリンプ
昨年衝撃を受けたB級グルメの味は健在で、今年もニンニクのたっぷり効いた
エビを堪能。そういえば去年買って帰ったガーリックシュリンプオイル、その
まま家にあるなぁ(^^;)。


そして本命・ワイメア渓谷
なんとLOSTのロケ地だったらしく、言われてみればどこかで観たことのあるよ
うなロケーションが多々。しかし、そんなのがどうでもよくなるくらい緑に溢れ、
自然が豊か。

そして、渓谷の最深部にはが。
今日は水量が少なかったけど、いつもはもうちょっと盛大らしい。ここの滝壺は
遊泳可能で、ライフジャケットを着ければ中に入ってもOK。もし次回来ること
があれば、泳げる体勢を整えて臨もうかと。

・・・去年・今年で堪能したなぁ、ハワイ。
次は大事な人たちを連れてきてあげたいかも。今なら案内出来るし♪

CHUCK’S CELLAR

#ハワイ #ジャイアント馬場


昨日の晩ご飯のお話になるワケだが・・・。
元ゴング・小佐野さんのコラムに書いてあった故ジャイアント馬場さんが愛し
たというステーキ店「CHUCK’S CELLAR(チャックスセラー)」でディナー。
取り敢えず場所を調べてみたところ、我々の宿泊しているサンドヴィラホテル
から歩いて数分のところ。強烈にリクエストして赴いた。

↑↑、コレがウワサのプライムリブステーキCHUCK’S CUT・336g
とにかく大きくてビックリしたのだが、更に驚愕のメニューも。同行したSち
ゃんが若さに任せて注文したのが↓↓コレ。

KING CUT・448g。さすがに「食えるのかよ!?」と突っ込みたくなる程のボリ
ュームに圧倒された。とはいえ、縁のステーキ。取り敢えず食べてみると・・・。

美味い!
柔らかくて脂のたっぷり乗ったプライムリブはそのままでも美味しいのだが、
小皿で付いてくる山わさびと常備されている醤油で味付けするとさらに美味し
くなるから不思議。付け合わせはマッシュ・ベイクド・フライドのポテト3種
とライスから好きなモノを選べるのだが、これはマッシュポテトにして大正解。
気が付いたら12オンスをペロッとたいらげておりました。

さすが東洋の巨人が愛した王道ステーキ、ウワサ通りのすばらしい味でした。
これでハワイで行きたかった場所には殆ど行ったかもしれないなぁ・・・。

参考:Chuck’s Cellar(official)

もののふの国

#螺旋プロジェクト


▼もののふの国 / 天野純希(Kindle版)

気が付いたら全てが出揃っており、個人的にやや出遅れた感の否めない
「螺旋プロジェクト」第三弾2作同時リリースで、いよいよ時代が
過去に向かう。まずは千年続いた「武士の時代」が描かれる天野純希
「もののふの国」から。

何度か書いているが、時代小説はかなり苦手(^^;)。そんなワケでコレ
は最初パスしようかと思ったのだけど、結果から言えば「飛ばしてい
たら後悔した」
。学校教育で日本史を学んだ者であれば、誰もが楽し
める筈の小説である。

考えてみれば、螺旋プロジェクトのテーマである「海族と山族の争い」
をいちばん端的に表現出来るのが武士の時代。古の源平の闘いに始まり、
本能寺の変戦国時代幕末と、歴史の要所で起こった日本人なら誰も
が知る「争い」海vs山に落とし込んでいるのだから、面白く無いワケ
が無い。

正直これだけ時代小説にのめり込んだのは初めて。天野純希という作家
ももちろん初めてなのだが、「海族vs山族」というファンタジーを当て
込みながら、圧倒的とも言えるリアリティを醸し出している筆力はかな
りのモノ。螺旋プロジェクトを読み終えたら、間違い無く他の作品にも
手を出してしまいそう。

伊坂幸太郎の与えたテーマは才能ある作家陣を更に加速させている感。
このプロジェクト、やっぱり凄い。遅れを取り戻さねば・・・。