総理にされた男

▼総理にされた男 / 中山七里(Kindle版)

中山七里作品。
氏にしては珍しく、ミステリー要素の殆ど無い政治エンターテインメント

設定はかなり強引(^^;)。
総理大臣のモノマネを得意技とする売れない役者が、急病で倒れた総理の
替え玉をやらされる、という物語。普通コレがバレない、というのはあり
得ない(^^;)のだが、まぁ小説ということでその辺りは突っ込まない方が
幸せだと思いますよ、ええ。

ただ、内容的にはかなり突っ込んだ政治モノ。
「政治」という世界の仕組みとその難しさ面白さが見事に解説されてお
り、ちょっとした入門書として使えそうな作品。何よりも単なる一般人が
ホンモノの首相よりもよっぽど首相らしくなっていく様がやたらと痛快
終盤にはちょっと泣ける場面まであり、エンタメとしての完成度はかなり
高い気がする。

作者の代名詞である“どんでん返し”こそ無いものの、読み応えはバッチリ。
中山七里の違った引き出しを見たい人はぜひ。コレは映像化して欲しいな
ぁ・・・。

七だし屋・七だし中華そば

昨日より神戸入りしてるワケなのだが・・・。
今回の移動、神戸なのに珍しく空路をチョイス。9時過ぎのスカイマーク
で一路神戸を目指したのだが、搭乗前に朝飯代わりの腹ごしらえをば。

七だし屋・七だし中華そば
このお店は羽田のセキュリティゲートの内側にあるので、飛行機に乗る時
にしか利用出来ないので念のため。

見た目も味も非常に優しい感じで、朝食にもピッタリ、といった感じ。
ただ、別で添えられていた「自家製山椒オイル」「国産おろし生姜」
ハッキリと余計。コレを入れた途端に悪い意味で味が変化し、せっかくの
出汁風味が台無しになりました・・・。

最初の印象が良かったので、食べ終わりで激しく後悔。もちろん好みにも
よるけど、ココは付属の混ぜ物を絶対に入れない方が良いと思います(^^;)。
次に第一ターミナルから飛行機に乗る時は混ぜ物しませんよ、ええ。

参考:七だし屋(RDB)

仰天の新IWGPヘビー級王者

祝日の月曜日、エディオンアリーナ大阪で開催された新日本プロレス
新春シリーズ最終戦「THE NEW BEGINNING in OSAKA」
正直、例年ならここで何かが起こる、ということは無いのだが、今年は
違った。思わず二度見してしまうような大事件

メインイベント・IWGPヘビー級選手権
ドームケニー・オメガを破り、IWGP王者に返り咲いた棚橋弘至が、
ジェイ・ホワイトの挑戦を受ける初防衛戦。これが30分を超えるロング
マッチとなり、棚橋のハイフライフロー狙いをダイレクトキャッチした
ジェイが、必殺のブレードランナーを決めて勝利。棚橋、初防衛失敗・・・。

この勝利、実は重要な意味を持つ。
次のIWGP王座戦は次期シリーズ「NEW JAPAN CUP」優勝者と現王者
の間で行われるのが通例。今年の場合、NJC後のビッグマッチとは、新日
初となる米N.Y・マジソンスクウェアガーデン大会。つまり、棚橋は王者
としてMSGのメインに出る機会を失った、ということ。

ジェイはすばらしい選手だと思うのだが、現時点でMSGのメインに相応し
いか、と問われるとやっぱり?マークが点く。挑戦者次第では興行自体が
大失敗に終わる可能性が。いやぁ・・・。

今のところの候補はオカダ内藤棚橋、そしてこの日に復活をアピール
した飯伏。個人的には飯伏に上がって欲しいが、安全なのは内藤か・・・。
そして、結局短命で終わってしまった棚橋の今後も非常に気になる。
どうなるのかな、2019年の新日本は・・・。

BURN(下)

▼BURN(下) 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 / 内藤了(Kindle版)

内藤了藤堂比奈子シリーズ最終章下巻
いつも通り(^^;)、上巻のラストで思いっきりの煽りが入り、次の展開が
大いに気になっていたのだが、今回はすぐに続きが読める。すばらしい!

さすがにちょっとネタバレになるので、ここから先は注意!

これまで起こってきた数々の猟奇犯罪の黒幕が、ようやく正体を現す。
やっぱりとんでもないサイコなクソ野郎(^^;)、こういうヤツならああい
うことを平気でする、と納得出来るキャラを持ってきたのはさすが。

さらにガンさん率いる猟奇犯罪捜査班員たちの太い絆を再確認すると共に、
ヒロインの女刑事・藤堂比奈子と悲しき天才プロファイラー・中島保の恋
の行方など、気になっていた部分がすっかり処理されていたのに感心。
大団円、と表現して間違い無い。

2014年「ON」から10作に渡って続いた大河ドラマもこれにて完了。
おおよそで半年に1作、というペースにイライラさせられた時期もあった
が、僕のシリーズ全体評価はかなり高い。これで終わってしまうのは正直
寂しいが、今も続いているスピンオフシリーズで猟奇犯罪捜査班の面々と
再会出来るのを楽しみに待っている。

お見事でした。そして、お疲れ様でした!

BURN(上)

▼BURN(上) 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 / 内藤了(Kindle版)

内藤了藤堂比奈子シリーズ第十弾にして最終章
今回は初の上下巻本編完結ということで気合いの入った大長編となった。

今回のテーマは「解決」で良いと思う。
「ON」から続く多数の猟奇犯罪の繋がりがカッチリ整理され、張り続け
てきた伏線がほぼ完璧に処理された、シリーズモノの見本のような内容。
ここで終わってしまうのが惜しい、と思わせるのだから、やっぱり凄い
作品だった、ということ。

上巻のラストは、最後の急展開
この段階で僕はもう下巻を読んでいる(^^;)から、感想を書いてしまうと
しっかりネタバレしてしまうので、総合的なレビューは次枠にて。
なんにしても上下巻2冊、両方買っておくことをオススメします。

何度もかまされたこの処理「To Be Continue・・・」(^^;)。