「怒濤」の状態で、それでもあっさり終わった宮崎遠征。
写真は宮崎ブーゲンビリア空港で出発準備をしていたANAの複葉機(?)。
できれば、もう少しだけ長く滞在したかったなぁ、と思わせてくれる街。
次に行けるのは、いつになることやら・・・。
「むすびや」を読み終わった後に、Kindleのリコメンドに出てきた作品。
タイトルからして暖かい系が容易に想像出来る。アマゾンのリコメンド
システムって、本当に優秀だと思う(^^)。
そんなワケで、「本日は、お日柄もよく」でブレイクした原田マハ作品
に初トライ。本来苦手なウォーミングヒューマンドラマなのは明白だっ
たのだけど、連作短編ならなんとか読み切れる、と踏んでのチョイス。
・・・有り体に言えば、予想通りの読後感。
全6篇はどれも中高年に差し掛かかりつつある女性の心情を中心に描か
れたもので、どこかでハッとするような優しさが一瞬に広がるタイプの
ジワジワ系。全体のトーンは決して明るくは無いのだが、最後には少し
先の方にちょっと灯りが漏れている、という感じ。状況も舞台も様々な
のだけど、見事な統一感のある構成はすばらしいと思う。
ただ・・・。
この作品に出てくる女性たち、ほぼ僕と同年代なのだと思うのだが、こ
れがあまりにリアル(^^;)。どうしたワケか今の僕にはその状況が少し
だけ重い気がした。まぁ、それは“難癖”のレベルであり、同じ年代の人
が読んだらきっと違う感想を持つと思うのだけど・・・。
総合的には決してキライでは無い世界。
事前のイメージとはちょっと違うスタイルの文章だったけど、凄くセン
スのいい女流作家であることは認める。何かの折に、話題作の方も読ん
どいた方がいいような気がするなぁ・・・。
JR高崎駅に突如掲示された謎のポスター。
「#BOOWY0807」のハッシュタグが記された、意味深なデザイン。
BOφWYの35周年記念サイトにも同じグラフィックが掲示されたらしい。
8月7日に何かがあるのは間違いないと思うけど、その日スケジュールが
空いているとされる東京ドームで、「何かが起こる」というのは無い気が。
いやもう、なんとなくなんだけど(^^;)。
同じハッシュタグでtwitter検索をかけると、こんなツイートが。
そういうのなら充分あり得る気がするし、ちょっと観に行きたい気が。
個人的には・・・。
かんたんにBOφWYを観れると思うなよ、と。
あの時代に生き、リアルタイムで彼らを観た我々だけの特権にしておいて
欲しい。今の若い連中に、そんな贅沢させてたまるか!(^^;)
何が気になったのか?というと、おそらくひらがな4文字のタイトル。
穂高明という作家はこれまで全く知らなかったし、事後に著作を調べても
知っている作品はただの一つも無かった。だけど・・・。
今回は自分のインスピレーションに感謝した。
これだけ優しくて暖かい内容の小説は本当にひさしぶり。読中に覚えたフワ
ッとした感動が最後まで持続したのだから、これはもう名作なのだと思う。
就職活動に失敗し、仕方なく家業の「おむすび店」で働き始める主人公・結。
女性のような名前にコンプレックスがあり、自分に全く自信が持てない無駄
に美形なイケメンが、東京の下町(たぶん^^;)の人情に触れ、ゆっくり成長
して行く物語。
事件の類は全く起こらないし、ドロドロした人間関係も一切無い。下手すれ
ば冗長な内容になってもおかしくない設定にもかかわらず、退屈を一切感じ
無い。各章のタイトルがおむすびの具材、というのもすばらしい工夫で、そ
れぞれの具材がエピソードの内容を象徴している。一遍を読み終える度に思
わず唸ってしまうのだから凄い。
当然、読後にはおむすびが食べたくなった(^^;)。
こういう店が近くにあったらいいのになぁ・・・。