Jungle Cruise

#THE ROCK Says This…


ジャングル・クルーズ@舞浜シネマイクスピアリ。
予告編の段階から気になっていた映画だったのだが、なんとか劇場で
鑑賞できた!

主演は僕らのPeople’s ChampTHE ROCKことドゥエイン・ジョンソン
ロック様の出てる映画はその殆どをチェックしているのだが、ディズニー
ランドのアトラクションが原案であるこの映画は正にはまり役。

アクションはもちろん大迫力だし、雄大なアマゾン川というロケーショ
ンにも完璧にマッチ。そして台詞回しも、これまででいちばんかつての
ロックを思わせる口調だったのがとても嬉しかった。

ただ、ドゥエインがロックと呼ばれていた頃を知らない人たちは、果た
してどうだったのだろうか?という疑問はちょっとある(^^;)。今やハリ
ウッドの大俳優の一人であるドゥエインだけど、僕らはどうしても彼に
THE ROCKを求めちゃうんだよなぁ・・・。普通に面白い映画だと思うん
だけど。

GODZILLA vs. KONG

#KING OF MONSTER


『ゴジラ vs コング』、at 舞浜シネマイクスピアリ。
スケジュール的に観れない可能性もあったのだけど、なんとか時間の
都合が付いた。

前にちょっと書いた通り、とにかく狂信的なゴジラ最強論者の僕とし
ては、キングコング如きにゴジラが負ける、という図が許せない(^^;)。
内容如何によっては、以降Legendary Picturesとの付き合いを考えよ
う、と思っていたのだが・・・。

・・・最高
事実としてゴジラはコングを圧倒、2-1で完勝する姿を魅せてくれた。
だが、感動したのはまさかのアレ登場!そしてアレを倒すため、60年
以上因縁のあった2匹タッグを組むことに。

※どのレビュー観てもこの件ネタバレしてないのでアレと表記

どうしてだか解らないが、このシーンで僕は号泣(^^;)。
特撮怪獣映画を映画館で観て、その場で泣く初老の男って本当に気持
ち悪いのだが、感動しちゃったのだからしょうがない。正直、ストー
リーはこれまでの作品に比べて適当だった気がするが、それでもあの
ラストシーンだけで観る価値のある、すばらしい作品です!

もしかしたらコレはもう1回観に行くかも。次は4DXで!!

Arc

#Eternal Life


Arc@舞浜シネマイクスピアリ。
正直凄く観たい映画ではなかったのだけど、有効期限の近いイクスピアリ
のポイントを消化するために舞浜へ。今回は6ポイント無料鑑賞

キャッチコピーは「人類初、永遠の命を得た女性の物語」
30歳で新開発されたストップエイジング技術により、不老不死となった
女性の物語。17歳から135歳まで、全く同じ容姿のまま生きる主人公を
芳根京子熱演。制作サイドの難しい要求にしっかり応えるような演技は、
おそらく彼女にしか出来ないことだと思う。

しかし、ストーリー展開は若干鈍重な感。
前半・後半共にもう少し端折れる部分があった気がするし、それが出来れ
ばもっと印象が深くなったかもしれない。

この作品、原作は中国人作家、ケン・リュウの短編「円弧」
原作が短編ということは、物語にかなりの肉付けがあったと思うのだけど、
それがやや裏目に出てしまったのではないかと。良い映画であるのは間違
い無いのだが、ちょっと惜しかった。

ただし、芳根京子という女優の恐ろしい才能に関しては確認すべき。
そこは観た価値あったな、本当に。

59年目の決着、成るか!

#因縁の対決


『GODZILLA vs. KONG(ゴジラ vs コング)』5月14日に劇場公開。
古くからの特撮好きとしては、この映画に注目せざるを得ない。

昭和と平成の二つの時代、数多くのゴジラ作品が製作されたワケだが、
vsモノと呼ばれる作品では驚異の勝率を誇っていたゴジラ70年近く
続くゴジラの歴史の中で、明確な敗北モスラに喫した一敗のみ。
その後は連勝街道を驀進するゴジラだが、実は屈辱の引き分けに持ち
込まれてしまった相手も。そう、それがキングコングである。

何が屈辱なのかというと、1962年に公開された映画のタイトルは
「キングコングvsゴジラ」。ハリウッドからキングコングの使用権を融
通してもらった、という弱みがあった所為か、ゴジラ作品で唯一ファー
ストコールを奪われている。実力では確実に上回るゴジラが、政治的な
理由中途半端な大猿ごときと引き分けねばならなかったのは、長い間
僕の心にトラウマとして残っていた。

59年経過し、立場は思いっきり逆転しているが、今度のゴジラはヒール
そして、ハリウッド製作。これらを考慮すると、もしかしたらコングご
ときに負ける可能性すらある。

応援せねば!!
僕らのゴジラは、絶対に負けてはいけないのだから。

・・・ということで、ココにレビュー書くまで絶対にネタバレ禁止でお願い
いたします!

映画『騙し絵の牙』

#大泉またもや騙される!


本来、昨年6月に公開予定だった映画「騙し絵の牙」、コロナ禍が原因
で今日まで延期。塩田武士原作小説も、そして大泉洋も大好きな僕と
しては、正に待望の日。もちろんチケット買って初日に鑑賞しました!

・・・開始からわずか3分、様子がおかしいことに気付く。
登場人物の名前に心当たりはあるのだが、ストーリーが原作と全く一致
しない(^^;)、という、ある意味で大惨事(^^;)。僕の場合、30分観た
ところでアタマを切り替え、全く新しいストーリーとして画面を追った。
原作に思い入れのある人たちは怒るだろうなぁ、と思ったけど、個人的
には「コレはコレですげぇ面白い!」という気になったから凄い。

この映画、主演は間違いなく若手女性編集者を演じた松岡茉優
社内政治に翻弄されながら、それでも自分の好きなモノを追い求める
本好きな女性を好演。以前から大好きな女優さんであったけど、この
映画でまた1ランク上がったかも。今現在、僕の中で『最強の女優』
間違いなく松岡茉優。とんでもない才能だな、この人・・・。

気の毒なのは本来主演の筈大泉洋(^^;)。
自分を当て書きされた原作の映画で、まさか主役を持って行かれること
になるとは、さすがに本人も予想しなかったハズ。どうでしょうに続き、
【主演】の座がまたもや他人のところに・・・。さすが究極の騙され芸人
しっかり自分の仕事をしてくれました。コレもある意味凄いよ、うん。

とにかく作品としての完成度はかなり高い。原作を読んでいない人は間
違いなく楽しめるし、原作ファンの人も苦笑いくらいは出来るかと(^^;)。
待たされた甲斐がありました!面白かったです!