#G1Road
新日本プロレス『Road to G1 CLIMAX』後楽園ホール。
通常ではDOMINIONが終了し、真夏の祭典・G1 CLIMAXが始まるまでの繋ぎの
シリーズになるのだが、今回は「繋ぎ」に出来ない要素が。というのも、既に
新日本のカリスマになりつつあるYuto-Ice&OSCARのKOBと、NEVER無差別
級王者のウルフ・アロンのG1出場が未だに確定していないから。
G1の出場権は残り4枠。今日と7月6日の後楽園ホール大会で出場決定戦が組
まれているのだが・・・。
【HIGHLIGHT】
まずはセミファイナル、ウルフ・アロンvsYOSHI-HASHI。
デビュー以来、ほぼHOT勢との絡みしか無かったウルフが、遂に本隊の選手と
手を合わせた。言わば二度目のデビュー戦であり、YOSHI-HASHIはその対戦相
手として最適。いや、ここ1年でそういう役回りがこなせるまでにプロレスラー
としての「格」が上がった、と言って良い。
ゲームメイクはもちろんYOSHI-HASHI。静かな立ち上がりから始め、徐々に盛
り上げて最後に爆発的な攻防を持って来る、というトラディショナルなストロ
ングスタイルの試合を、大物新人相手に構築した手腕は見事であった。
そして、ウルフも引っ張られるだけではなく、随所で説得力たっぷりの攻防を
展開。YOSHI-HASHIの力量もあってこそだが、デビュー半年でほぼプロレスフ
ァンから認められてしまっているこの金メダリスト、やっぱり只者では無い。
勝利したウルフは、見事にG1出場権ゲット。ウルフが、今の新日本のメイン勢
とどう絡むのか、想像するだけでワクワクする。
そしてメイン、タイチvsYuto-Ice。
新たなカリスマ、Yutoが選んだ戦法は、やっぱり正面からのぶつかり合い。
とにかくタイチが見事に「受ける」。悔しいが、この基礎体力が全日本出身者
特有のアドバンテージであり、極限まで受けてからキッチリ返す、というスタ
イルに神々しささえ感じた。もちろんYutoも水を得たサカナ状態、意気揚々と
タイチと潰し合いを展開。まるで四天王プロレスのような消耗戦は、観ている
こちらが心配になるくらいゴツゴツした『闘い』。試合を制したのはYutoだっ
たが、この試合でタイチの株もかなり上がった。YOSHI-HASHIといいタイチと
いい、新日本のベテラン勢は凄い。G1出さないのが勿体無いくらい。
そして更に凄かったのが、試合後のYutoのマイク。B-BOY然とした今風のクソ
ガキ(^^;)の言葉に、何故こうまで惹かれてしまうのか・・・。
マジでYutoは新日本の救世主になる可能性アリ。G1が楽しみだな、本当に。
今日のホールは大成功。良い誕生日のプレゼントになりました!
7月6日はYutoの相棒・OSCARが高橋裕二郎、TMDKの大岩陵平がエル・ファ
ンタズモとG1出場決定戦。OSCAR・大岩、共に脱落してしまうと困る(^^;)。
こちらも楽しみにしておきます!



