#U-NEXTの呪い
昨日、横浜BUNTAIで行われたボクシングのビッグマッチについて。
メイン、WBA・WBC統一世界フライ級選手権、王者の寺地拳四朗は、WBA3位・
WBC2位のリカルド・ラファエル・サンドバル(米国)を相手に防衛戦。サンドバ
ルという選手をよく知らなかったのだが、さすがに拳四朗が負けることは無い、と
思っていた。
結果を聞いて驚愕。
あの拳四朗が、フルラウンドを戦って2-1の判定で王座陥落、という大番狂わせ。
残念ながら僕はU-NEXTのアカウントを持っておらず、YouTubeのダイジェストで
内容を確認することしか出来なかったのだが、それでもまだ拳四朗の負けが理解出
来ない。やはり全てを観ないことには・・・。
そして、セミではWBA世界バンタム級正規王者のアントニオ・バルガス(米国)に、
現休養王者の堤との熱戦でまたもや名を挙げた比嘉大吾が挑戦したのだが、結果は
またしてもドロー。世界戦で二戦連続引き分け、考えてみれば凄い記録だと思うの
だが、残念ながら比嘉は試合後に引退を表明。さすがにちょっと来るな、コレ・・・。
救いはセミ前で行われたWBA世界ライトフライ級王座戦で、帝拳ジムの高見亨介が
ドミニカの世界王者、エリック・ロサに10回TKO勝ちして新王者になったことのみ。
高見の試合はダイジェストでも相変わらずおもしろく、名勝負製造機になる可能性
は大きい。
・・・これはもう、U-NEXTの呪いなんじゃないかと。
大変申し訳無いのだが今大会、Amazon PrimeやLeminoが看板になっている大会
ほどの注目度は無く、両社に比較して視聴者も少なかった。そんな中で拳四朗が負
けてしまったのは妙に切ないし、大吾に関してはコレがラストマッチ。難癖でしか
無いことは解っているのだが、それでも言いたい。U-NEXTはボクシングに手を出す
べきでは無かった、と(–X)。
拳四朗の進退が気になるところ。
出来ることなら、ちゃんとした舞台での復活を願いたいのだが・・・。