pre. JW3 / DOMINION

#その後のカリフォルニア


2021年6月公開予定の「ジュラシック・ワールド / ドミニオン」
どうやらコロナの影響で公開はかなり延期されそうだけど、公式サイトに
アクセスしたところ、興味深いムービーを発見。

Battle at Big Rock
炎の王国のラストで世に放たれた恐竜たちと、そこでの共存を余儀なくされ
た人間たちがどうなったのか?を端的に表現したショートフィルム。随分前
に公開されていたらしいのだが、今頃になって気付いた次第。

10分間とはいえ、全く手抜きの無い内容。
こうなるともう本編に期待しか無いのだけど、コレがいつ観られるのかは今
のところ誰にも解らない。それどころか、映画館が普通に営業している保証
も無いのだから。

それでも撮影はハリウッドで鋭意続行中の模様。
・・・どうしても観たいんだ、この新作は。

THE WRESTLERS

#リアル「世界のプロレス」


以前書いた「ダークサイド・オブ・ザ・リング」の新シーズンが配信されて
ないかなぁ、とHuluを確認したところ、別のプロレス系ドキュメンタリー
発見。全10話を一気に観た。

タイトルは「THE WRESTLERS」、2018年初放映。
ハードコアパンクバンドのボーカルで熱狂的なプロレスファンであるダミア
ン・アブラハムが、アメリカ・カナダ・メキシコ・日本を渡り歩き、レスラ
ーや団体関係者にインタビューする、という内容。

日本やメキシコのエピソードは知っているレスラーが多々出てきて入り込み
やすいのだが、中には中南米・ボリビアチョリータ・プロレスというかな
り特殊な女子プロレスや、アフリカ・コンゴ黒魔術プロレスというもはや
プロレスかどうかも定かで無い(^^;)競技まで押さえられているのがミソ。

エピソードによってはLGBTDVなどを取り上げた「重い」モノもあるのだ
が、制作サイドの真摯さがガッチリ伝わってくるので流し見が出来ない
しっかりした芯を持つ、良質なドキュメンタリーだと思います、コレは。

日本のプロレスファンには、カナダ武者修行中清宮海斗の様子が確認出来
エピソード8がオススメ。続編出ないかなぁ、コレ・・・。

少年と犬

#君に逢いに行く


▼少年と犬 / 馳星周(Kindle版)

第163回直木賞を受賞したのは、 馳星周の作品。
これまで何度も同賞の候補に挙がっていた作家だが、遂に至宝に手が届いた
実はこの作家の作品を読むのは、コレが初めてなのだが・・・。

舞台は日本各地。期間は東日本大震災から熊本大地震勃発までの5年間
震災で飼い主を失ったが、ある場所を目指して旅をするのだが、その道程
関わった人たちをそれぞれ主役に据えた連作短編集

文句の付けようのないしっかりした人間ドラマであり、登場する各々の事情
に深く共感せざるを得ない程の圧倒的な心情描写力。それをただ見ている筈
「犬」が、やたら神々しく感じるのだから凄い。

ラストであの頃に起こったいろいろなことを思い出した。
心が苦しくなり、読み進めるのが辛くなり、気が付いたら号泣していた。
小説を読んで泣いたのは本当に久しぶり。もし今回、コレでは無い別の作品
が直木賞を取ったとしたら、僕は選定者の神経を疑うと思う。

こんな凄い作家にこれまで触れて来なかった自分が、ちょっと情けない。
しばらく馳星周強化月間に入るぞ、きっと。

CyberFight

#異文化統合


DDTプロレスリングDDTフーズ、そしてノア・グローバルエンタテイン
メントの3社が合同で記者会見

3社経営統合し、プロレス事業会社「株式会社CyberFight」を設立する。
同じCyberAgent傘下とはいえ、出自文化の全く違う両団体が、同じ会社
になってしまう、ということ。

・・・さすがに賛否両論あるだろうなぁ、コレは。
DDTもNOAHも、これまで同様に独自ブランドで興行を続けるらしいのだが、
雰囲気的には大ピンチのNOAHがDDTに救われ、吸収されたような印象が否
めない。

個人的にはDDTに悪い印象は全く無いし、なんなら竹下遠藤GHC戦線
絡んだらおもしろい、とすら思うのだが、古くからのファンは果たして・・・。

しかし、時代はしっかり流れるてるなぁ、こんな時でも。

デスマッチよりも危険な飲食店経営の真実

#またくる  ゆるさん


▼デスマッチよりも危険な飲食店経営の真実 / 松永光弘

最凶ステーキハウスオーナーシェフ・松永光弘
自ら経営するステーキハウスの名は「ミスターデンジャー」、今や行列の
絶えない大人気店となったこのお店の経営状況を振り返る繁盛記であると
共に、今後「セカンドキャリアを飲食業界で!」と考える人たちに向けた
指南書でもある。

我々にとって松永光弘とは「デスマッチの神」であり、誰も考えつかない
ことを多々実行してきた尊敬すべきプロレスラーなのだが、今回のレビュ
ーはそのキャリアを敢えて忘れて書いている。というのは・・・。

プロレスラーの経営する飲食店、というのはいろいろあり、ファンはそうい
うお店に足を運びがち。もちろん僕もその中に含まれるのだが、おおよその
お店は1〜2回訪問したところで行かなくなる。しかし、松永光弘が経営する
東あずま・ミスターデンジャーだけは完全に他の店と一線を画す。なぜなら、
純粋に「ステーキが美味しく、安い」のだから。

記録によると、僕が最初にデンジャーに行ったのは、今からちょうど25年前
もちろん松永さんが目当てだったのだが、2回目からは完全に目的が異なった
「都内でいちばん美味しいステーキを食べさせてくれる店」。今でもその思
いは全く変わらず、年に数回は必ずお邪魔させていただいている。

コレを単なるプロレスファンの忖度と取られたら甚だ心外。
僕はこのお店にこれまで何十人という人を連れて行ったのだが、「不味い」
とか「苦手」とか、そういうネガティブな意見を一度も聞いたことが無い
ミスターデンジャーは「確かな味の名店」なのである。

そんなデンジャー、これまで幾つかの徹底的な危機を乗り越えてきた。
狂牛病騒動、リーマンショック東日本大震災、そして今回のコロナ騒動
驚いたことにこの本は2020年の2月に企画され、たった半年で発売された。
だからもちろん「withコロナ」とか「アフターコロナ」等と言われる新しい
時代に対応しているし、イチイチ頷ける話が多々。飲食業界に限らず、全て
の社会人が読むべき本だと思う。

ちなみに昨日届いてたった1日で完読。今はデンジャーのステーキが食べた
くて仕方ない。450gは余裕だな、きっと。

参考:牢獄ステーキハウス・ミスターデンジャー(official)