Lemino BOXING World Championship × 2

#初の不完全燃焼


有明アリーナ『Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ』をLeminoの
生中継にて。スーパーバンタム統一王者井上尚弥二度目の防衛戦であ
り、ドーム後初となる大事な一戦。状況的に負けの許されない試合だった
のだが・・・。

対戦相手は元IBF同級王者TJドヘニーパワーに溢れるインファイター
で、一発の威力に関してはネリ以上との触れ込みだったのだが、序盤に
尚弥のパンチをガードの上から受けただけで意気消沈してしまった模様。
インファイターなのに全く前に出されて貰えない展開。

尚弥は特に倒しに行くでもなく、ヒット・ガードを正確に繰り返す教科書
のようなボクシング。それでも7R開始時、ようやくラッシュに出たのだが、
その瞬間にドヘニーは腰の負傷を訴えてギブアップ・・・。

さすがに今日の試合を観戦したお客さんはちょっと気の毒(^^;)。
井上尚弥の全キャリアで、初の不完全燃焼試合だったんじゃやないかと。
強すぎるとこういうことも充分起こりうる。次の対戦相手、大丈夫か?

そしてセミで行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチ武居由樹
比嘉大吾の一戦が凄い内容。両者のボクシングレベルが余りに高いところ
で拮抗し、3Rを超えたところで「ずっと観ていたい」と思ってしまった。

判定武居に上がったが、ダウンを奪ったのは比嘉。個人的には引き分け、
もしくは僅差で比嘉かと思ったが、比嘉本人が判定に納得しているような
ので、文句は全く無い。比嘉は試合後に引退を示唆したが、正直もったい
ない。なんとか続けてくれないものか・・・。

もう一つ、第二試合で行われたウェルター級佐々木尽アジア二冠王座
防衛戦についても。オーストラリアのカミル・バラ、ランキング10位にも
関わらず、打たれ強くアグレッシブな非常に良い選手。しかし“僕らの希望”
である尽は、そんな挑戦者を見事にKOしてくれた。

テレンスがスーパーウェルター級に転級したため、尽の世界獲りが一歩近
づいた感。相変わらずディフェンスがちょっと怖い(^^;)のだが、絶対に
天辺へ上り詰めて欲しいキャラクター。組まれるかな、タイトルマッチ。

井上尚弥は12月にもう1試合やるらしい。
対戦相手はサム・グッドマンが有力だが、判定の多いボクサータイプに
尚弥が苦戦するとは思えない。それならまだ、アフマダリエフの方が良
い気がするんだけど・・・。

ぼくなつポータブル2・リベンジ!

#懐ゲー


諸々の事情で数年ぶりにPSPを弄り倒しているのだが、その過程でふと思い出
したことが。大昔クリアを断念し、そのままになっているゲームが・・・。

で、『ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!』
ぼくなつポータブル1はメチャクチャやりこんだ上に何度かエンディングを観
ているのだが、ぼくなつ24に関してはさわりだけやってそのまま放置(^^;)。
これではいけない、と十数年ぶり2からプレイ再開。

・・・いや、すばらしい世界
1970年代中盤頃リアルな僕の夏休みも間違いなくこんな感じだったと思う。
虫取り・魚釣り・秘密基地。残念ながらカナヅチだった僕は海を泳ぐことはで
きなかったけど(^^;)。

とにかく、今回は長期間かけてゆっくりクリアしようかと。
基本は蝶の標本を完璧にした上でのクリアが目標。大きなイシダイも釣りたい
けど、どうかなぁ・・・。

POST PET

#未だ現役


近所のドラッグストアで買い物をした帰り、店頭にガチャガチャが設置してあ
ることに気付く。最近はどんなモノが流行ってるの?とちょっと確認してみた
ところ・・・。

・・・え、ポストペット
見間違いかと思ったが、間違いなくかつて一世を風靡したメールアプリ、略称
“ポスペ”のクマ・モモだった。こんな懐かしいキャラの商品が未だに出てるの
か、とやや感動

調べてみると、メールアプリのポスペこそもう無いが、キャラクター商品とし
て未だにしっかり生きているらしく、25周年の文字が燦々と。うむ、凄い。

そういえば、僕の知っている人で「メールはクマが運ぶ」という認識でメール
を始めた人が何人か居たなぁ、と。結構なビジネスメールをポスペでやり取り
しており、全員がポスペを使っている、と思い込んでいたとか(^^;)。まぁ、
それくらい流行ったんだよな、ポストペット。ただただ懐かしい・・・。

INOUE vs DOHENY

#いつもの「不安」


有明アリーナで行われる井上尚弥四団体統一スーパーバンタム級世界タイトル
マッチが、あと3日に迫ってきた。

あれだけ尚弥の試合を観ているのに、毎回感じる一抹の不安(^^;)。
対戦相手のTJドヘニー元IBF同級世界王者であり、パンチの強さでは定評のあ
る選手。それでも尚弥の相手になるとは思えないのだが、もしかして一発を貰っ
てしまったら・・・などと考えてしまう。まぁ、これまで覚えた不安は、毎回杞憂
に終わってくれているのだけど・・・。

そしてセミファイナルのWBO世界バンタム級タイトルマッチ、王者の武居由樹
比嘉大吾が挑む一戦も大注目。武居が強いことは解っているが、僕は体調万全
な比嘉が強いことも知っている。もし比嘉が世界王者時代と同等のコンディショ
ンを作って来たのなら、本当にどちらが勝つか解らない・・・。

そしてアンダーマッチでは、ウェルター級の佐々木尽OPBF・WBOAP王座の
防衛戦。実はこの試合、メインと同じくらい興味がある。尽にとっては正念場
コレをクリアして、世界に行って欲しい。

なんだかんだで見どころの多いスペシャルイベント。ボクシングの一人勝ちは
しばらく続くだろうな、きっと。

お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル

#変則安楽椅子探偵


お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル / 佐藤青南(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤青南お電話かわりました名探偵ですシリーズ第3弾
このシリーズのことは失礼ながら失念しており、新作が出たことを知らなかっ
たのだが、運の良いことにUnlimitedで登場。しっかり読ませていただいた。

110番通報に対応する通信指令センターオペレーターを担当する“イケボ”
童貞早乙女廉くんが主人公。ミステリーの登場人物を「くん付け」すること
は無いのだが、この人の良い意味での矮小さは、シリーズ3作を通して全く変わ
らず(^^;)。じれったさの極地みたいな性格で、最初は本当に嫌いだった(^^;)。
ただ、ここまで徹底されると一周回って可愛く見えて来ちゃうのだから不思議。

そしてその先輩、“万里眼”こと君野いぶき女史は相変わらずの名探偵
通報電話の応対だけで事件の真相を見抜いてしまう、という能力はかなり凄い
のだが、今回は結果に至るまでのプロセスがやや粗かった気が。それでも納得
は出来るので、大きな問題では無いのだけど。

そして前作から問題になっていた二人の恋愛問題に関しては、一応一歩前進
とはいえ、基本はまだダメダメ(^^;)なので、この件は今後に期待。
シリーズとして充分楽しめるな、この作品。