ほぼカスタムヘッドフォン製作

#電子工作


かなり長く続いちゃっている第二次ヘッドフォンブーム
今回は主にリペア作業が中心で、新しいヘッドフォンを購入する、とか言うのは
ほぼ無いのだが、こないだアリエクで大量購入したパーツ(ステレオミニプラグ
・ジャック)を活用すべく、ジャンクで下記のヘッドフォンを入手した。

Victor・HP-RX700
ちょっと古いタイプの大きな密閉型ヘッドフォンで、バリバリの有線タイプ
購入時のジャンク内容は「動作未確認」(^^;)。ヘッドフォンの動作を確認する
のは難しい作業では無いので、まぁどこかしら不具合がある、と踏んではいた。

動作チェックをしてみると、左側から全く音が出ない。考えられるのは断線だが、
ケーブルの出ている左側のみ聞こえない、というのは不自然。分解してテスター
で確認してみたところ、断線は発見出来ず。つまりはスピーカー部分、いわゆる
ヘッドフォンドライバー破損している、ということ。

・・・よりによってサイアクのジャンク(^^;)。まぁ、乗りかかった船を降りるのも
アレなので、アリエクで↑↑のヘッドフォンドライバー1,820円で購入。ヘッ
ドフォン自体が500円だったから、本末転倒な気はするんだけど(^^;)。

作業はヘッドフォンドライバー交換と、リケーブル仕様への改造
ガワだけはVictorだが、中身は全然違うヘッドフォンを作っちゃったことになる。
この作業が、かなりの困難を極めた(^^;)。元の結線状態を参考にドライバーを
半田付けしてみたのだが、モノラル出力状態になったりで一旦諦めかけたのだが、
途中でシンプルな考え方に回帰。これまでの電子工作の知識だけでシンプル配線
にしてみたら、見事に問題は解決。ケーブル着脱式ステレオヘッドフォンとし
て生まれ変わった。作業途中の写真を撮り忘れていたのが悔やまれるが・・・。

左側スピーカーの下にステレオミニジャックを付けたので、ココに例のBTアダ
プタを付ければ、簡易ワイヤレスヘッドフォンにもなる。交換したヘッドフォン
ドライバーが思ったより良い音だったので、今後も使えそうなモノにはなった。
・・・ただ、やたら大きいから外で使うのは無理だと思うけど(^^;)。