フワちゃんの影響力

#プロレスとYouTuber


本日行われたスターダムの立川大会にて、YouTuberフワちゃんデビュー戦

第0試合だが、写真からはエキシビション的な雰囲気は全く感じられない。
相当真面目に練習した上でリングに上がり、それなりの結果を残したんだと思う。
もちろんスターダムにとって、フワちゃんの影響力絶大。今現在、日本でいち
ばん客を入れる団体は、スターダムで間違い無いと思う。

ローガン・ポールWWEのリングに上がり、日本の他のYouTuberが格闘技のリ
ングに上がっている現在、僕にコレを否定する理由は全く無い。フワちゃんには、
「真剣にプロレスをやってくれてありがとう!」と言いたいところ。

問題は、コレが一回きりになるのか、そうでないのか、だと思う。
ある程度継続参戦してくれたら、今よりずっとフワちゃんが好きになると思うん
だけどなぁ・・・。

WILDER vs HELENIUS

#小型ヘビー級


ニューヨーク・ブルックリンで行われたデオンテイ・ワイルダー復帰戦
対戦相手のロバート・ヘレニウス曲者ではあるが、ワイルダーのレベル
には正直届いていない。にも関わらず、ワイルダーの不利が予想されたの
は、過度な減量(^^;)。11kgの減量ってどうよ?と心配してたのだが・・・。

・・・見事
倍増したスピードに加え、キレの増した重いパンチが的確に当たる。
コレを観る限り、減量は大成功。なんつったて、普段あんまり出来ていな
KO勝ちが出来たんだから。

ただし、カウンターで当たったパンチはちょっとラッキーだったような・・・。
コレを「狙って打った」と毎回言われるようになれば、最強のヘビー級王者
になれそうな気がするんだけど。

INOUE vs BUTLER

#会場規模


年末の開催が噂されていた井上尚弥四冠戦正式決定
2022年12月13日、対戦相手はWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー
IBF・WBC・WBAスーパー同級世界王座を保持する井上が、この試合に勝利
すれば日本人初四団体統一王者に。日本ボクシング史に残る日になることは
もう間違い無い・・・のだが!

問題は会場
有明アリーナは新しい会場だが、キャパシティはたった15,000
それでなくてもチケットの取れない井上の試合なのに、こんな狭いところで
やらなくとも・・・と思ってしまうのは僕だけではあるまい。

さらに、今回はdTVひかりTV独占配信
別にどこが配信しようと構わないのだが、どうせならアカウントを持ってい
るところ(AmazonとかAbemaとか)でやってくれると助かったのに(^^;)。
取り敢えず開催までにdTVのアカウント作るしかないな、こりゃ。

・・・まさか、負けないよね、絶対

超実力派宣言

#説得力


新日本プロレス『超実力派宣言』両国国技館大会。
以前は『INVASION ATTACK』という名前の秋のビッグマッチだが、かつて
の名称に戻した模様。

・・・正直言うと、今回はいろいろあり過ぎてプロレス中継を観る気力が減退。
一応テレ朝チャンネルで録画しており、開始時は家に居たのだが、開始前の
セレモニー系を観る気にならず、後半戦から確認。印象に残ったのは・・・。

第七試合、石森太二マスター・ワトスペシャルシングルマッチ
本来は石森がKUSHIDAの挑戦を受けるIWGPジュニアヘビー級選手権の予定
だったのだが、KUSHIDAの病欠によりワトとのノンタイトル戦に変更。

凱旋以来、正直大きな印象の残せていないワト
この試合で爪痕を残せなければ、もしかしたらこの後は無い、という事実を、
ワト自信がしっかり理解していた模様。石森の厳しい攻めをしっかり凌いで
魅せたのは見事。

フィニッシュの変形レシエントメンテは、久々に説得力抜群「凄い技」
これから新日本が“新時代”に入るためには、ワト以降の世代が早急に中心に
立つ必要があると思う。ノンタイトルとはいえ、シングルで王者に完勝した
のだから、コレは最後の大チャンス。ワトに王者になって欲しいなぁ・・・。

しかし新日本、今日の現実を直視した上で、対策を考えるべき。
両国に5,000人以下は寂しいなぁ、さすがに。

新日本プロレス50年物語①

#マニアという生き方


▼新日本プロレス50年物語 第1巻 昭和黄金期 / 流智美

新日本プロレス50周年を記念し、週刊プロレス編集した特集本。
『第1巻』とあるように、今後2巻『平成繁栄期』3巻『V字回復期』
続刊が予定されている。おもしろいのは、それぞれで【著者】が違うこと。

新日本の旗揚げから、昭和64年までを担当したのは、プロレス史家にして、
長い間ルー・テーズの個人マネージャーを務めていた流智美氏。この期間
を書く人としては適任、と思っていたが、良い意味で様子が違った

この本、新日本プロレスの時系列に併せた「流智美自伝」的なモノ。
この構成は正直賛否両論あると思うのだが、個人的にはいろいろなところ
で懐古されている凡百の周年本を読むよりも、よっぽど興味が持てた。

おそらく、【プロレスマニア】としての「生き方」の提示、が魅力
僕は流氏のように聡明でもストイックでも無く、持続力も無いが、例えば
駅のスタンドで毎日東スポを買う、とか、テレビ中継を何よりも優先する
とか、共感出来る部分がやたら多い。そういう意味で、非常に読み応えの
深い「作品」であると思う。

ちなみに2巻の著者は元東スポ高木記者
流氏のソレとは構成もテイストも違ってくると思うけど、それはそれで
ちょっと楽しみでもある。秋発売らしいから、そろそろかな?