Mr.Yukihiro Takahashi

#Techno #YMO


2023年1月11日5時59分、イエロー・マジック・オーケストラドラマー
であり、日本を代表するミュージシャンソングメイカープロデューサー
ボーカリストでもあった、高橋幸宏氏が逝去。死因は予てから闘病中だった
脳腫瘍から併発した誤嚥性肺炎。享年70

・・・ただただ、絶句
YMOの中ではいちばんの若手である上に、健康状態も良好に見えた。
だから、脳腫瘍を発症した時はどきはドキリとしたが、摘出手術の成功
が報じられ、一安心したところにこの訃報。正直、心が抉られた

YMOの登場は、僕のエポックだった。
歌番組が全盛の時代に、インスト曲で黙々とシンセを奏でる3人は本当
に衝撃的で、あそこから音楽への向き合い方が激変した気がする。
具体的には「演奏欲」。あのライブの独特な格好良さは、思わず楽器を
手に取ってしまうくらい魅力的だった。

もしあの時期に、↑↑このライブを観なかったら・・・。
そう考えると、YMOのメンバーには感謝しか無いし、偉大なドラマーで
ありボーカリストでもあった“高橋ユキヒロ”の存在は僕の宝物だった。

これまで、本当にお疲れ様でした。
落ち着いたら、またライブを演ってください。その時は必ず観に行きます。
また必ず、どこかで。

“WIRED” JEFF BECK

#GUITAR LEGEND


2023年1月10日、ジェフ・ベック氏が英国にて急逝
死因は細菌性髄膜炎、享年78

・・・あまりに突然の訃報。
三大ギタリストの中ではいちばん元気に見えたのに、まさかこんな・・・。
過去にここでベックに触れた時にも書いたのだが、ギタリストとしては
今を以て世界最高峰。そして名曲『STAR CYCLE』が無かったら、僕の
生き方も少し変わっていたかもしれない。

僕たちにロッド・スチュワートコージー・パウェルの存在を示してく
れたことを、本当に感謝します。

偉大なギター・レジェンドに、最大のリスペクトを込めて。
また必ず、どこかで。

Hollywood Tease

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』。
このバンドはリアルタイムではなく、あるバンドの登場で自然とルーツを
巡った感じ。時期的には70年代後半になるんだろうか?

Hollywood Tease by Girl.
あるバンドとは、もちろんデフ・レパード。デフレパでギターを弾いてい
フィル・コリンが、その前に率いていたハードロックバンドである。

デフレパは有名になった段階である程度完成されたバンドだったが、GIRL
はもっと「若さ」を前面に出した疾走感のあるロックン・ロールを聴かせ
てくれる。この頃からフィルのテクニックは目を見張るモノが。僕の上の
代のハードロック好きはまず間違いなくGIRLが好きで、音源の入手が難し
かった時代に何度かカセットテープを貸した記憶がある。

特にこのHollywood TeaseはGIRLの真骨頂。このノリは、そんじょそこら
のヘビメタバンドでは絶対に出せない気がする。

デフレパも凄く好きだけど、どうせならコチラも是非聴いて欲しい。
やたら若いフィルを見るだけでも!

▼Sheer Greed / Girl

ばんどあさひ

#踊る子


ばんどあさひ「踊る子」リリースPARTY at 三鷹・おんがくのじかん

友人の所属するバンドの1st CD発売記念ライブ。コレの映像収録を
頼まれていたのだが、機材をセッティングした上で最前列に陣取り、
1時間ちょっとのパフォーマンスを堪能させていただいた。

三鷹・定食あさひおかみさん超個性的なボーカルを聴かせてく
れる、これまでにありそうで無かった独特なバンド。バックを務め
るメンバーの技量がお世辞抜きで凄まじいのだが、それなのに何故
か非常にほっこりした空気感を産み出してくれる。大人から子ども
まで楽しめる、凄く良い時間を過ごさせてもらった。

惜しむらくは、会場が25人でフルハウス(^^;)になってしまった事。
いや、店の感じは凄く良いし、あの空気感を出すためには絶対に必
要な場所で、個人的にはプレミア感を味あわせて貰ったのだが、正
直もっとたくさん、100人単位のお客様に聴いて欲しかったかも。
思わずそう思っちゃうくらい良いです、ばんどあさひ

・・・いきなりのHEROESにはビックリしたぜ、本当に(^^)。

Burning Down One Side

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕の2023年の始まりに相応しいというか、なんというか(^^;)。とにかく、
80年代前半のロックシーンの中の、隠れた名曲の一つ。

Burning Down One Side by Robert Plant.
82年、レッド・ツェッペリン解散後、ボーカルのロバート・プラント
ソロで最初に出したアルバム、『11時の肖像』1曲目

このソロ、良い意味でも悪い意味でもツェッペリンを引き摺っており、こ
の時期に洋楽にハマッた僕は、普通にツェッペリンの「続き」としてこの
アルバムを聴いた。まだ現役バリバリだったプラントの声は圧倒的な存在
感を示しており、僕の中の名盤ベスト10に入っている。

しかし、このアルバムはそこそこヒットこそしたモノの、ツェッペリンの
頃のようなバカ売れはしなかった。おそらくコレを機にプラントはセール
スという概念に興味を無くした気が(^^;)。その証拠に、このアルバム以降
のプラントの音楽性は、どんどん洗練されてオトナになっていった。まぁ、
それはそれで凄くカッコイイんだけど。

とにかくハードロックが好きな人は絶対に聴いておくべき名盤なので是非!

▼Pictures At Eleven / Robert Plant