STREET PIANO MAN

#オリジナル


最近好んで観ているのがストリート・ピアノパフォーマンス映像
各メディアで露出の激しいハラミちゃんはもちろんだが、やたら心に突き
刺さって来るのが↓↓この人のパフォーマンス。

菊池亮太
超絶テクはもちろん、驚異的に幅の広いジャンルを即興で弾きこなす、と
いう恐ろしいまでのセンス。そして事前に作られたかのような見事な繋ぎ
何よりも、弾き方が良い。本当にピアノが好きなんだなぁ、という。

いちばん響いたのがこの曲。
・・・ねぇ、今どうしてる? あの曲って、こういうアレンジにもなるんだよ。
と、もう二度と会えない遠い昔の人に伝えたい。

ストリート・ピアノ、すげぇわ・・・。
究極の音楽表現かもしれない。

カセットテープであの頃やりたかった事をやってみた

#オリジナルインデックス


SANSUIのミニラジカセ購入以来、何故か再熱した【カセット愛】
こないだダイソーで購入した100円カセット音質が悪かった件について、
出来る限りの検証をしてみた。

前回のトピックで書いた通り、考えられる原因は次の2つ

  1. カセットテープ自体がゴミ
  2. SANSUIラジカセの録音性能がゴミ

この問題、実は最低1回の検証で確認出来る。
要は割としっかりしたCDラジカセで録音し直してみれば良い、ということ。
コレで結果的に音質が良くなれば原因は(2)だし、あまり代わり映えがし
なければ(1)が原因ということになる。で、倉庫から新品で購入し、その
まま保管してあったCDラジカセを引っ張り出して来た。

SONY CFD-S70B
コレはまだ現行製品。今どき珍しく、CD・ラジオ・カセットと、ラインでの
外部入力しか再生出来ないストロングスタイルCDラジカセ

コレを使ってダイソーの90分テープに大瀧詠一『A LONG VACATION』
『EACH TIME』の2枚のCDを録音してみた。当然だが、90分テープをフルに
録音するためには90分かかる(^^;)。今ではコレがもう信じられない(^^;)。

・・・結果
もちろん凄く良い音、というワケにはいかないが、実用に耐えないレベルで
は無かった。ということで、原因はSANSUIの録音性能の可能性が高くなった。
だってこのテープをSANSUIで再生しても、そこそこ音良いんだもの(^^;)。

この段階でちょっとテンションが上がり、↓↓こんなことまでしてしまった。

オリジナルカセットインデックスカード作成。
その昔インスタントレタリング等で自作インデックスを作っていた人は多か
ったと思う。僕の場合、ウチにワープロが導入されたのが比較的早かったの
で、背ラベル曲名はそれで作成。カラープリントなんてとんでもない時代
だったのだが、今はもうカンタンに夢(^^;)が叶ってしまう

カセットで曲間にヒスノイズの残る音楽を聴いていて、感じることがあった。
・・・オレっていつから便利な機能「当たり前」だと思うようになったのかな、
と。

例えば「90分録音するのに90分かかる」問題。
LPレコードを録音する場合、少なくとも一度はLPを最初から最後まで聴かな
ければならない。その行程で好きな曲が何度見つかったことか・・・。

便利なのはもちろん良いことだけど、LPやカセットの時代が経験出来て良か
った、と、今改めて思う次第。だけどこれからカセットが増えていく、とい
うことは・・・無いんだろうなぁ、きっと(^^;)。

Breakout

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
1980年代後半、まもなくバブルが終わるにも関わらず、それも知らずにずっ
と浮かれていた東京の街でやたらかかっていた曲。

Breakout by Swing Out Sister.
この時代は僕が一番足掻いていた頃。世間は大いに浮かれているのに、自分
のやりたいことは何も出来ず、金も無く、誰も彼も信用出来ず、ただただ自
らの不幸を呪っていた。そんな時にこのオシャレソング(^^;)。当時はもう、
こんな曲を聴く連中はみんなバカだ、と尖っていた。

しかし、あれから20年以上が過ぎ、バブル期のヒット曲を聴くと、不覚にも
心が和んでしまう僕(^^;)。毒にも薬にもならない音楽、と嫌悪していたが、
毒にも薬にもならないことがどれだけ凄いことなのか、あの頃は理解しよう
とすらしていなかった気がする。

もちろん今でも全く心には響かない(^^;)のだけど、「ポップで突き抜ける」
という姿勢を今なら感じられる。アレンジも秀逸で、聴いていて心地よい。
もしかしたらあの頃嫌っていた曲も、今聴くと違うのかもしれない。
いっちょ掘り下げてみるかな、80年代後半から90年代前半の音楽を。

▼It’s Better to Travel / Swing Out Sister

Don’t Give Up

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
・・・正直、今日運転中にこの曲が流れたとき、思わず泣きそうになった

Don’t Give Up by Peter Gabriel ft. Kate Bush.
ピーター・ガブリエルの存在はこの曲のリリース時に認識した覚えがある。
印象的なバラードだが、特筆すべきは女性ボーカルジェネシス初代ボーカ
リストは知らなくても、ケイト・ブッシュはその頃から知っていた。

話題になったMVも秀逸。
抱き合いながら歌っている二人の周囲をカメラが旋回する、というシンプルな
モノだが、抜群に歌の上手い二人がコレをやると、映像が芸術の域にまで昇華
する。改めて考えると、本当に凄いセッションである。


Though I saw it all around never thought I could be affected.
Thought that we’d be the last to go.
It is so strange the way things turn.

いろんな場所でソレを見たけど、自分がそうなるとは思わなかった。
僕らは最後まで上手くやれるハズだった。
まさかこんなに状況がひっくり返るなんて。

Don’t give up. ‘Cause you have friends.
Don’t give up. You’re not beaten yet.
Don’t give up. I know you can make it good.

あきらめないで。あなたには友だちが居る。
あきらめないで。あなたはまだ打ちのめされたワケじゃない。
あきらめないで。私は知ってる、あなたが上手くやれることを。


・・・まだギブアップ出来ない。僕はきっと、上手くやれる。

▼So / Peter Gabriel

CASSETTE TAPE

#TDK最強説


昨日の続きですな、今日は。
SANSUIミニラジカセがあまりに楽しいので、今日は重要な機能チェック
そうです、「録音」でございます。

そもそも何故カセット再生がチェック出来たのかと言うと、手元に1本だけ
テープがあったから。コレはつい先週に捨てた古いCDラジカセの中から発掘
されたモノであり、別のラジカセで動作確認に使用した。このテープに上書
きするのはなんなので、昨日ダイソーへ行った折、新品のテープを買って来
たのだが・・・。

右上の青いのが古いテープで、TDK SF46。左下がダイソーの100円90分
見て解る通り、最新のテープは非常に安っぽい(^^;)。

取り敢えずSCR-B2bluetoothiPhoneを接続。
大瀧詠一「A LONG VACATION」を再生し、ソレを録音してみた。ちなみ
にBTでの再生は快適で、思った以上にクリアな音が出る。BTスピーカー
して充分に使えるレベルだった。

アルバム1枚分の録音を済ませ、すぐさまカセットでプレイバック。
・・・残念ながら、全く実用に値しない音質だった(^^;)。原因は2つ考えられる

1)ダイソーの100円カセットがどうしようもない

  • まぁ、今どきカセットを本気で作っているとは思えないし、本気のカセットは100円では買えないハズ。これはまぁしょうがないということで。

2)SCR-B2の録音機能がアレ

  • どちらかと言えばこちらの方が可能性が高い。よっぽどの物好きでなければ今さらカセットに音楽を録音しないから、機能的に手を抜かれてもメーカーを攻められない。

ちなみにSF46に入っていたのはP-MODEL『IN A MODEL ROOM』
コレは30年以上前アナログレコードを録音したテープなのにも関わらず、
普通に聴いていて「音質が悪い」とは感じなかったのだから凄い。

あの頃のカセットテープの品質って凄かったんだなぁ、と改めて。
取り敢えず今もあるであろう本気のカセットテープを購入し、改めて検証
するつもり。いやぁ、楽しくなってきた♪