土曜の夜は僕の生きがい

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
このアーティスト、僕の中では“評価するのが難しい”系の最右翼(^^;)。
もちろん、誰もが知っているミュージシャンではあるのだが・・・。

Saturday Night’s Alright For Fighting by Elton John.
エルトン・ジョンは英国の生んだ著名才能のあるアーティストの一人
であり、セールスも凄まじい。ピアニスト・キーボーディストとしても
世界で5本の指に入るのでは?というテクニシャン。活動歴は長期に及び、
つい最近までライブを行っていた偉人なのだけど・・・。

もちろん僕もその才能は認めているのだが、どういうワケか響く曲が多
く無い。無理に理由を探すのであれば、曲の出来があまりに良すぎ、逆
あざとく見える、ということくらい(^^;)。言いがかり以外の何物でも
無いのだけど。

しかし、この曲に関してはもう単純に「好き」(^^;)。
アップテンポなリズムに、気持ちの良すぎる音の運び。目の前でこの曲
を演奏されたら、口で何かを言う前に身体が動いてしまう、と思う。

“名曲”とは、こういうのを言うんだろうなぁ、と。
誤解の無いように言っておくとエルトン・ジョン、それなりに聴いてま
すので(^^;)。

Goodbye Yellow Brick Road / Elton John

Running Away

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
おそらくコレに関しては「知っている」という人を殆ど知らない、かなり
マニアックなカルトバンドの曲。

Running Away by The Residents.
僕がレジデンツの存在を知ったのは高校生の頃で、場所は六本木WAVE
レコードを買いに行ったところ、レジで妙なデザインのステッカーが配布
されており、そのデザインを見て興味を持った。どんなデザインかを説明
するのは面倒なので、↓↓のパフォーマンスを観て欲しい。

メンバー全員がシルクハットを被った目玉オヤジ(^^;)。
水木しげる先生の影響を受けている、とは思えないが、目玉オヤジ扮装
の人間が5人も集まると、まぁインパクトは大きい(^^;)。この目玉をデ
ザインしたステッカー、今でもちゃんとオーディオラックの扉に貼って
ある。

実際に彼らの音楽を聴いたのはそれから何年も経ってからなのだが、
なんというか非常に前衛実験色の強い楽曲が多々。詳しいことを調べ
ようにも、未だに彼らの正体は不明(^^;)。そういえば以前、目玉の一つ
盗まれ、ソレの追悼ライブがあったとか無いとか(^^;)。

突然レジデンツがかかるとビックリするね、やっぱり。
好きだなぁ、こういう人たち。

Intruders / The Residents

でんぱ組.inc

#でんでんパッション


でんぱ組.incが、2025年初頭に「エンディング」を迎える、と発表。
16年の歴史に幕を閉じることになる。

でんぱ組.incのことを、僕は「アイドルの在り方」変革した存在、と認
識している。バラエティに富んだメンバーたちと、思いっきりマニア層を
意識した楽曲構成。そんな一点突破の精神のまま、アリーナクラス満員
にするグループになってしまったのだから、恐れ入る。

僕の場合、AKB関連や坂道勢はもちろんのこと、モー娘や古くはおニャン
子クラブあたりまで遡っても、「アイドルグループ」にハマった時期が殆
ど無い。流行っている曲、として覚えているモノもあるが、例えばAKBや
モー娘の曲を5つ上げろ、とか言われたら無理。しかし、でんぱ組に関して
は10曲以上が可能。それだけ特別な“アーティスト”だった、と思う。

ただ、最上もが・夢眠ねむ・成瀬瑛美の3名が順に脱退したあたりから、
あまり活動を追わなくなった。
“みりん・りさ・ねむ・えい・もが・ぴんきー”が、でんぱ組。やっぱり
そこが崩れる、というのは少しキツかった。

ともかく、16年もの長きに渡り、女性アイドルグループとして活動した
事実は尊敬に値する。他のアイドルと違って、でんぱ組の楽曲はグループ
が無くなっても残る気がする。あとおよそ9ヶ月、思い残すことの無いよ
うに駆け抜けて欲しい。
最後は6人のでんぱ組.incが一瞬でも観られれば嬉しいなぁ・・・。

Walking in L.A

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕の根底はどうしても『80′s』ということになるのだが、その大きな括
りの中でも特に“重要”と思われる曲。

Walking in L.A by Missing Persons.
僕がミッシング・パーソンズを知ったのは、まさしく↑↑このライブ
数多のハードロックバンドが出演したUSフェスティバルで、突然登場し
カラフルな女性ボーカリスト、デイル・ボジオにまず心を奪われた。

曲はもうポップの極致なのだが、とにかく全員がやたら上手い
こういうバンドがあるんだ、と感心しつつ、オンエア翌日にはレコード
を買いに行った記憶あり。そこから今に至るまで、年に数回はミッシン
グ・パーソンズを聴き込むようになってしまった。

バンド自体はかなり早い段階で一度解散。その後、デュラン・デュラン
でギターを弾くウォーレン・ククルロを観た時は、心の底から狂喜した
僕(^^;)。いや、アンディ・テイラーも好きなんだけど(^^;)。

ちなみに日本のPERSONZ、ミッシング・パーソンズのフォロワーから
始まったのは有名なエピソード。最初のバンド名が「Nothing Personal」
だったのだから、モロに影響受けていることは明白。嫌いじゃないんだ
よなぁ、そういうのも。

Spring Session M / Missing Persons

Uptown Girl

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
ローティーンの頃の僕らのアンセムであり、調子の良い時に聴くと更に
テンションが上がる、という奇跡の一曲

Uptown Girl by Billy Joel.
ビリー・ジョエルは、僕らより少し上の世代の洋楽ファンの心を一気に
掴んだアーティスト。であるが故に、ちょっとタイミングが合わなけれ
ば、「昔のヒット曲を歌うアーチスト」という認識になった可能性も。
しかし、83年に発売されたアルバム『イノセント・マン』のおかげで、
我々も“直撃世代”の一員となることが出来た。

特にこのアップタウン・ガールは、僕にとって「応援ソング」として
一生心に残るであろう名曲。歌詞はいわゆる前向きなラブソングなのだ
けど、歌い出さずにいられないメロディと、身体が自然に動くリズム
まさしく天才の所業。20代前半の頃、僕がカラオケでいちばん歌って
いたのは、間違い無くこの曲だった。

そして、↑↑のPVも秀逸な出来。
80年代のPVには傑作が多いが、その中でも群を抜いて観るのが楽しい
MTV黎明期にこのPVを作るセンス、凄いと思う。

ビリー・ジョエルのアルバムは傑作が幾つもあるが、個人的にベストを
選ぶのなら間違い無く↓↓コレ。極上の曲が詰まっているので、まだ聴
いたことの無い方はぜひ!

An Innocent Man / Billy Joel