クラブ=マジェスティ

iOS版のGROOVE COASTER 2 ORIGINAL STYLEにて、ちょっと前に入手していた
初音ミク・巡音ルカ・鏡音レンパック。いわゆるボカロ曲の詰め合わせなのだが、
この中にちょっとヤバいくらいハマッた曲あり。

『クラブ=マジェスティ / nyanyannya feat. 鏡音レン』
↑↑はオリジナルの鏡音レンバージョン。HARD JAZZという感じのやたら変拍子
な曲に、ボカロでしかあり得ない感じのやたら詰まった歌詞。基本、ボカロで気に
入った曲は「歌ってみた」を探すのだが、コレはちょっと無理かも・・・と思ってい
たら・・・。

↑↑シャックなるこれまで聴いたことの無い歌い手さんバージョン。
・・・痺れた、マジで。
この人、外しどころの計算が非常に上手い。シャウトが一切無駄になっていない
ところもかなりイイ。すっごく真剣に音楽をやっている人か、ナチュラルな天才
か、どちらかのような気がする。

ともかくこの曲、10台の頃の僕が聴いたら、絶対バンドで演りそう(^^;)。
ドラムベース超絶に上手い必要があるんだけど、あの頃のメンバーだったら
大丈夫だったかもしれない。

今の時代に音楽演ってる子たちが、正直羨ましい。
僕らの時は絶対にこういう方法論取れなかったからなぁ・・・。
そういう意味でも、秀逸なボカロ曲を探すのって凄く楽しい。この趣味、続くな、
きっと。

KYOSUKE HIMURO

氷室京介「LAST GIGS」2016年5月23日(月)
本日の公演を最後に、稀代のロックシンガー・氷室京介は“引退”
以降、ライブの場に立つことは二度と無い、と宣言していた。

普通、ミュージシャンに「引退」という概念は無い。
大物であれば大物であるほど年齢の重ね方が上手く、ペースを落としな
がら創作活動を続ける場合が殆ど。もちろん氷室もすばらしい年の取り
方をしており、そういう大物たちと同じ位置に行く、と信じて疑わなか
った。しかし・・・。

おそらく氷室にとって“ライブ”最上級だったのだ、と思う。
ソングライティングやレコーディングなどのずっと上を行くくらいに。
少年時代の僕らを魅了したBOφWYはまぎれもなくライブバンドだったし、
ソロになってからも氷室はライブの帝王であり続けた。聴覚に障害を抱え
なければ、きっと死ぬまでその位置に居た筈である。

冒頭からBOφWY時代の曲が続けて演奏された時は、さすがに泣きそうに
なった。あの頃と殆ど変わらない動きでステージを跳ね回る氷室に「老い」
は全く感じられなかった。しかし、パフォーマンス中に幾度もイヤモ二に
手をやる姿だけが痛々しい。心臓が締め付けられそうだった。

しかし、終盤に入ってのMCで氷室は「ゆっくりアルバムを創る」と明言。
その一言で救われた。あくまで今回は最後のライブ。氷室が音楽活動を止
めてしまうワケでは無い。だとするなら、違った形でオーディエンスの前
に姿を現す日がきっと来る・・・。そんな気がした。
だって、氷室は今までもこれからも、ずっとライブの帝王なんだから。
そう思ったら、ずいぶん肩の力が抜けた。

そこから、努めて冷静にライブを観ることが出来た。
ソロになってからの氷室から大分距離を置いてきた僕にとって、熱狂する
氷室ファンの姿は圧倒的だった。人生のターニングポイントで僕が崇拝し
ていた氷室京介は、今も何万・何十万もの人の人生に影響を与え続けてい
。それが確認出来ただけで、このライブを観て本当に良かった、と心か
ら思えた。

水道橋周辺だけでなく、僕の通勤駅や会社最寄りの駅等でLAST GIGSの
Tシャツを着た人たちを多々目撃した。その半分以上は僕と同年代。中年
を通り越し、既に老年期に差し掛かった人たちであった。

あれから僕らはきっと、いろんなモノを切り捨て、いろんなモノを諦めて
生きてきた。でも、氷室の最後は観ないと、終われないよね?
そんな人たちと共に、氷室の見事な最後を目撃出来たことに感謝。
そして、普通なら絶対取れないチケットを取ってくれたWくんにも感謝。

僕はこれで、終われる。

“THE ARTIST” Passed Away…


This man is a REAL GENIUS apparently.
“Let’s Go Crazy!” the moment heard was felt so.

That changed with “Theme of  BATMAN” in a conviction, and
I was intoxicated with his music by “Endorphin Machine“.

The one and only existence.
If he disappears, there is not PRINCE any more from this world really.
Literally, “The Artist Formerly Known As Prince”.
REAL GENIUS has disappeared from us on some days.

I’m very lonely and very sad.
I think everyone else is so surely, too.

If it was to be made, I wanted to hear the voice you scream again,
“Let’s Go Crazy!”.

Rest in Piece…

でんぱ組.incでエンドルフィン♪

アーケード版GROOVE COASTERに搭載されたオンライン対戦イベント機能。
最初のでんぱ組.incイベントに参加した時に感じたことは・・・。

難しいぞ、でんぱ楽曲(^^;)。

まず曲を聴いたことが殆ど無いし、譜面(Notes)も3連・4連が普通に続く状態。
初心者レベルでは絶対攻略出来ないなぁ、とか思ってたら、iOS版のグルコスで
でんぱ組.incパックを発売。むろん購入した。練習のために(^^;)。

とにかく難しい方から3曲、NORMALとHARDをクリアしたのだが、やりこんで
る最中に脳内麻薬が出てきた。このグループ、すばらしいんじゃね?と(^^;)。

↑↑これがその中の1曲、「でんでんパッション」
今風のアイドルプロモビデオの典型・・・っつーか原型で、観ていて楽しい。
だけど、これがグルコスの譜面になるとこうなる。

↑↑ちなみにアーケード版のHARD。
一見凶悪に見える譜面なのだが、プレイしてみるとわりにそうでもない事に気づ
くと思われる。アドリブが詰まっているのはコーラスコールに合わせている
所為で、この曲をよ〜く知っている人なら自然に手が動く気がする。

コレを見ながらプレイしてたら、なんか・・・好きになっちゃったよ、でんぱ組.inc
まさか譜面から惚れる、という事態が起こるとは、夢にも思わなかった(^^;)。
すげぇなぁ、グルコス♪

▼GOGO DEMPA / でんぱ組.inc

LOVE SONG

このところ視聴率的に惨敗が続き、枠そのものの存在すら危うくなっている
フジテレビ月9。さすがに危機感を覚えたのか、今回はついに最終兵器である
福山雅治を投入。タイトルは「ラヴソング」
無論、コテコテのラブストーリーになると思っていたら・・・。

ヒロインのさくら(藤原さくら)は吃音、つまりはドモリに悩んでいる女性。
当然のように人間関係は上手く行かず、ある種自暴自棄になっている。
そんなさくらが、職場の上司に無理矢理行かされた会社内のカウンセリング
ルームで元ミュージシャンの臨床心理士・神代広平(福山)に出逢って・・・。
という感じの第一話。

・・・コレはすっごく難しいジャンルを選択したなぁ、と感心。
そもそも、このドラマの主役はたぶん福山では無く、ドラマ初出演でド新人
藤原さくらな気がする。吃音持ちという重い役柄は新人には辛いと思うが、
この難しいキャラに真っ向から勝負を挑んでいる姿にグッとくる。そして、
劇中で歌う藤原を見て、完全にやられた凄い歌を歌う人なんだね、この人。

おそらく賛否両論の渦になると思うが、こういう硬派系のドラマは大好き。
今後の展開が凄く楽しみだし、毎週藤原さくらの歌が聴ける、と思うと、妙に
ウキウキしてしまう。月9、久々に来たね、と思っていたら・・・。

初回視聴率10.6%だって・・・。
結婚で福山の神通力が薄れたのか、そもそも月曜の夜にドラマを見る奴が減
ったのか・・・。少なくとも僕はとても良いドラマだと思う。ちゃんと数字が
付いてくればいいなぁ・・・。

▼good morning / 藤原さくら