GAME BOY POCKET

#懐ゲー


今年の春くらいから始まった各種レトロゲームリペア
膨大な時間予算を費やし、これまで合計5台レトロ携帯ゲーム機を修理
・改造してきたワケだが、基本は↓↓この機種を修理したい、という願望
ら始まっている。

ゲームボーイポケットファミ通スペシャルエディション
限定スケルトンモデルで、ほぼ未使用のまま仕舞っておいた機体に生じた
ビネガーシンドローム。コレをなんとかしよう、と思い立ったのがきっかけ。

まずは手軽な偏光板交換を試みたが、ディスプレイのフラットケーブルを切
ってしまい液晶が死んだ。諦めきれずに同じ症状のジャンク本体を幾つか手
に入れ、偏光板を交換してなんとか復旧したモノの、満足が行かずに余った
基板を利用してIPS液晶のGBP構築。基本、これで終了のハズだった

・・・これまでのGBPを整理してみた。
最初から持っていたファミ通SP。コレに対応する液晶を手に入れるために、
購入したジャンクGBP3台。その中で辛うじて生きていた液晶2枚あった。
コレのうち1枚をファミ通SPに移植、もう1枚をジャンクでニコイチにした。
この段階で基板が2枚余っている。うち1枚を使って作成したのが黒いGBP
った1枚の基板を使って最後に作ったのが・・・。

IPS液晶版・GBPファミ通SP・・・もどき(^^;)。
アリエクのセールでシースルーケースを買ったら、何故がファミ通SPの前面
パネルが付いてきた。せっかくなのでIPS液晶ももう1枚購入。コチラはちょ
っと古いバージョンだが、半田付けを無理にする必要が無い。初めて液晶交
換にチャレンジする人は、コチラを選んだ方がカンタンだと思う。

最後の最後で、いちばんしっくり来るGBPが完成したのは皮肉(^^;)。
このファミ通もどきがいちばん使うGBPになるんだろうなぁ、きっと。

初代iPod・その後

#iPod


通電し、今も生きていることが確認出来た初代iPodの件。
あの後、ちょっとした奇跡みたいなことが起こっていたので報告を。

さすがに死んでいる、と思われたバッテリー、フル充電後に約2時間再生
が可能。各種ボタンも全て生きており、普通に使う分には全く問題が無い
考えてみればこの初代iPodを使わなくなった理由は、5GBという少なすぎた
容量。いや、購入した当初は膨大だと思っていたんだけど(^^;)。
それまでは持ち歩きはもちろん、クルマでもガンガン使っていた。正直、
困った覚えが無い。

その後、iPodは20GB第二世代第三世代U2スペシャルなどを主に使い、
以降は機種変更してお下がりになったiPhoneをiPodとして使っている感じ。
ちなみに現在iPodとして使用しているのは、iPhone6S128GBである。

しかし初代iPod、ホイールクルクル回すのが非常に楽しい。
騙し欺しになると思うけど、出来るだけ長く使えればいいなぁ・・・。

P901i

#ガラケー


昨日、初代iPod充電アダプタと一緒にスチールラックの下から発掘された
のが↓↓この携帯電話

DocomoP901i
パナソニック製の端末で、ガラケー全盛期に一番人気だった機種。いちばん
のウリは表面のパネルを好きなモノに変更できる『カスタムジャケット』
同じ電話なのに、持ってる人によってデザインが異なる、という楽しすぎる
世界を構築していた。

・・・この頃のガラケーって、こんなにカッコ良かったっけ?と思わず。
手の中にスッポリ収まるコンパクトさ、大きすぎず小さすぎない画面。最近
のスマホはどんどん巨大化しており、それが正しい進化だ、とは解るのだが、
デザイン的にこのガラケーの方が断然すばらしい気がする。

もう今後はこういうの出ないだろうなぁ、絶対。

The 1st iPod ReBoot!

#iPod


ちょっとした捜し物で部屋の中をひっくり返していたところ、スチールラッ
クの下からある意味で“とんでもないモノ”が出て来た!

アップル製ACアダプタ、もしくは充電器、というのは一目見ただけで解る
と思うのだが、端子側を確認してみると・・・。

なんとFireWire
つまりコレは超レガシー機器である『初代iPod』充電アダプタ。初代iPod
記念品として保管していたが、この充電器が長い間行方不明。故に電源が
入るかどうかも解らない、文字通りのガラクタ。しかし、コレがあれば・・・。

・・・恐る恐る電源を接続したのだが、やっぱりウンともスンとも言わない。
そりゃあ24年も前のハードウェアなんだから仕方無い。また引き出しの奥に
戻そう、と思ったところ・・・。

通電した!
いや、それどころか曲データなどが以前のまま残っている。懐かしいホイー
ル&ボタン操作のフィーリングを指が覚えていたことにも驚いた。そりゃあ
ヘビーに使ってたからなぁ、初代iPodって。

そして、この初代iPodでも使用していたヘッドフォン、JVC・HA-XM30X
ジャックを挿入。以前と変わらない元気な音が出て来た時、ちょっとだけ
が出そうになった

四半世紀近く前のガジェットが、今もちゃんと生きている。アップルって凄
いなぁ、と改めて。ちなみに捜し物は全然見つかりません(^^;)。

JG

#zeit


仕事でMicrosoft PowerPointを弄っていて、ややウンザリ(^^;)。
パワポとの付き合いはもう30年近くになるし、今さら好きも嫌いも無いのだ
が、度重なるバージョンアップで細かな機能が発見出来ない、という小さな
ストレスがあったりする。まぁ、しょうがないのだけど。

僕らが作るタイプの書類、WORDに代表されるワープロソフトの出番は無い
現在は完全にパワポ一択だが、以前はClarisWorksMacDraw業界標準
PageMakerだった時代もあった。で、僕のルーツとも言えるソフトウェアを
思い返してみると・・・。

ZEITZ’s WORD JG
PC9800シリーズ用の(一応)ワープロソフトで、僕に“テキストボックス”
という概念を教えてくれたソフトウェア。それまでは文章の中に図を挿入す
、という方法がスタンダードだったのだけど、テキスト枠・図形枠を意識
してレイアウトを作り、その後に文章・図形を差し込む、という、今普通に
皆がやっている作業が出来た。コレが出てきてくれたことで、自由度の高い
書類が作れるようになったと思う。

そしてUIがハッキリとMacそのもの
僕はこのソフトを使い始めてから約2年後、Macユーザーに転向するのだが、
このソフトを使っていたおかげでスムーズに移行することが出来た。いろん
な意味で、JGとソレを作ったツァイトには感謝してもしきれない。

もしツァイトがWindows環境に積極的に対応していれば、DTPの定番JG
というのも充分にあり得た気がする。つくずく惜しいなぁ、JG。