林檎の樹の下で

#Macintosh


▼林檎の樹の下で / 斎藤由多加

1996年の作品だから、今から四半世紀前のモノ。
コンピューター関連書籍は普通1年も経過すると何の役にも立たなくな
るのが常だが、この作品はソレに当てはまらない。なぜなら、ここで描
かれる物語の時系列はApple Computer設立からMacintosh誕生、そし
て創業者であるスティーブ・ジョブスの更迭までの期間。黎明期のアッ
プルに、日本人がどう関わったのか?を描いた人間ドラマだからである。

作者の斎藤由多加氏は、この作品の後に「Tower」というシミュレーシ
ョンゲームを世界的にヒットさせ、その後ドリキャスで「シーマン」
リリースしたIT偉人週刊SPAで連載されていたコレが、僕は毎週本当
に楽しみだった。

登場してくるマシンは、Apple IILISA、そして初代Macintosh
この時代はおそらくMacintosh Classic初の廉価Macとして発売された
頃で、アップルは当時ようやくパソコンに興味を持ち始めていた僕の憧
れのメーカーだった。そこにかなりの“問題”があった事が非常によく解る。

コレは僕の本棚の隅から発掘された古書
今現在は絶版なようだが、Amazonでは古本も販売されているようなの
で、日本vsアメリカ熾烈なビジネス闘争をぜひ味わって欲しい。

そういえば、昔貰ったApple IIがまだ実家にあるハズなんだけどなぁ・・・。
さすがにもう捨てられちゃってるかな?

K-28・Impedance Converte

#楽しい工作


ここ数日、楽しく試行錯誤しているのが↓↓のパーツを使った工作。

メーカーは全く不明(^^;)だが、型番はK-28。何をするパーツかと言
うと、スピーカー出力RCA(コンポジット)に変換してくれるヤツ。
左のケーブル部分を分離し、コンポの↓↓の部分に繋いで使う。

こないだから何度か書いているが、新たに導入したBluetooth対応の
プリメインアンプCDMDをどうしても使用したく、Panasonic
MD STEREO SYSTEM・SA-PM47MDを購入。コレ自体がアンプなの
で、ヘッドフォン以外の出力端子が無い。良いつなぎ方は無いか?と
調べてるウチに、K-28に辿り着いた次第。

このK-28、そんなに高価なモノではなく、Amazon最安で500円以下
いろいろあって僕はコレを2個購入した。原因は↓↓コレ

本体から延びているスピーカーケーブルが細くて弱い上に、先端処理
を適当にやった所為でケーブルが瀕死。仕方無く2個目を注文し、↓↓
の様に加工してみた。

スピーカー端子用のアタッチメント装着。ケーブルを丁寧に剥がし、
ワイヤーストリッパーで先を出した後にネジで止める仕様。もちろん
強度に問題は無く、これで一旦終わったのだけど・・・。

思い立ってダメにした方を分解したところ、凄く簡単な基盤であるこ
とが解った。コレは簡易なハンダゴテ作業で修理出来る、と踏んで、
細めのスピーカーケーブルに差し替えてみた。

・・・完璧。アタッチメント仕様にした分は無駄になったが、取り回し
の良い部品に生まれ変わったのがちょっと嬉しい。オーディオ作業
楽しいな、やっぱり。

 

CALCULATOR with TEL & SCHEDULE

#第ゼロ世代


スマホ・タブレット・パソコン他、各種最新のガジェットに囲まれて
て生活していながら、わりと必要になるのが「電卓」。自分の部屋で
もやっぱりちょっと必要になって探したところ、かなり懐かしいモノ
を見つけた。

SHARP PA-360
調べてみたら1989年に発売されたモノ。僕はこの電卓の上の部分に
自分の名刺を収納し、名刺入れとして常に持ち歩いていた。何故かと
いうと・・・。

この電卓、電話帳スケジューラーの機能が付いている。
携帯電話の無かった時代、主立った取引先や友人の電話番号は自然と
暗記していたが、それ以外の連絡先はシステム手帳的なモノに頼るし
か無かった。あの大袈裟なノートを開いて公衆電話を使うのはちょっ
と面倒だったので、主にアドレス帳としてこの電卓を使用。入力出来
るのは英数字だけだが、普通に便利だった。ただ、50件しか登録出来
ないので、覚えた番号から消して使っていたんだけど。

・・・今じゃ考えられないでしょ、こういうの(^^;)。
こういうのが発展していったのが後のPDAなんだけど、そのPDAも
携帯電話に駆逐され、携帯電話もスマホに取って変わられた。そうい
う歴史を振り返ると、ちょっと感慨深いモノがある。

何より驚いたのが、電池交換をしたら普通に稼働したこと。今や電卓
以外に使い途は全く無いけど、こういのがデスクの側にある、という
だけで妙に心が和んでくるから不思議。

大事に使おう、電卓として。
ちなみにスケジューラーは当時から全然使ってませんでした♪

“手動式” MDレンズクリーナー

#最終・最後のツール


こないだちょっと書いた自室音楽鑑賞環境
いろんな試行錯誤があったので、後ほど詳しくレビューしたいのだが、
その前に非常にイケてるツールを手に入れたのでご報告。

今回は今は懐かしきMD関連のツール。
カンタンに言うと、つい最近まで正常稼働していたミニコンポMD
デッキが、ディスクを読み込まない現象を多発。おそらくピックアッ
プレンズの汚れが原因で、こういう時はレンズクリーナーを試してみ
るべきなのだが、今現在、MDレンズクリーナーほぼ発売されてい
ない。もう何年も前に死亡宣告がなされたメディアだから、しょうが
ないといえばしょうがないんだけど。

唯一売ってたのが↑↑コレ。
LAGOOというブランドの手動式MDレンズクリーナーで、販売価格は
なんと3,450円。コンポの購入価格より高かったワケだが(^^;)。

仕組みは↑↑こんな感じ。
ピックアップレンズが当たる部分にクリーニンググロスが付いており、
ディスクが入ったらくっついている左右させてゴシゴシ掃除する。
・・・凄い発想。実物見た時に、「天才かよ」とか思った。

肝心の効果は・・・覿面
二回ほど掃除した後、MDを何枚か入れてみたが、以降読み取りエラー
は一切発生せず。これでしばらくMDデッキも延命出来そうな気がする。

もしレンズ汚れが原因の故障なら、高い確率で治る可能性あり。
しかしこれまでの経験上、数回に一回は読み取りが成功する機器であ
れば復活の可能性あり、という気も。

とにかくまぁ、上手くいって良かった♪

OLM対応

#webcam


このご時世でさすがに僕もオンラインミーティングに参加する機会が
増えた。プラットフォームがzoomであれば、背景機能が使えるので、
MacBook Proで場所を選ばず会議が出来るのだが、teamsを指定され
ると何故だかMacではこの機能が使えない。コレ、結構前から話題に
なっている不具合らしいのでこの辺り参照のこと。

これはWindowsでは発生しない不具合らしいので、自室で映像を再生
するために繋いでいるデスクトップにzoomとteamsをインストール
することに。古いPCとはいえ、一応クアッドコアなので背景機能は使
える筈。そして、20年ぶりくらいにwebカメラを購入した。

eMeet C960という型番で、Amazonの売れ筋商品
200万画素だが、一応フルHD・1080pの解像度で映る。こういうの
3,000円しないで買えちゃう、って・・・。

・・・というのは、一時Skypeを使用したTV電話が流行った事があった。
その時に売られていたwebカメラ、20〜50万画素くらいの粗い画質
なのにもかかわらず、下手すれば2万円くらいしたのだから。

取り敢えずセッティングは完了。
次回OLMに呼ばれたら、このシステムを使ってみようかと。
画面が大きいと楽だな、きっと。