LEDミニライトの問題

#不本意


僕らの業務の必需品の一つが、いわゆる「ミニライト」
かなり暗いところで書類を確認したり、ちょっと離れた場所の誰かに合図
を送ったりするのに使うのだけど、コレの選び方が一筋縄ではいかない

明るすぎると目立つし、かといって暗くても使えない。ちょうどいい感じ
のモノに巡り会うまで、結構いろんなタイプのモノをやたらに買ってきた。
この世界には『マグライト』という一大ブランドがあるのだが、さすがに
ブランド、普通に高価(^^;)。業務上、「紛失」も大いに考えられるので、
さすがにコレを常用するワケに行かないんだよね、僕の場合(^^;)。

で、ホームセンターで見つけたELPA・DOP-EP201
アルミボディ、筐体後部にスイッチがあるタイプで、ちょうど手に馴染む
大きさ。もうこれで決まり、と思っていたのだが、実際に現場で使ってみ
ると、圧倒的に光量が足りない(^^;)ことが解った。

で、↑↑コレが100円ショップのCanDoで買って来たLEDライト
大きさはほぼ同じで、手触りは正直安っぽいのだけど、ELPAよりも細身
上に、光量も充分。ELPAが6〜700円したことを考えると、最初からコレ
を選べば良かった、という後悔もちょっとある。惜しむらくは、フードが
少し鋭角で、手探りしたらケガするかもしれないところ。

なんか良い感じのライト無いかなぁ・・・。
10cmくらいで調光可能、あと充電式だったら尚いいんだけど。

Thunderstruck

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
正確には今日呑んだ赤羽ROCK BARで流れた曲ということになる。

Thunderstruck by AC/DC.
僕の中でAC/DCハードロックはほぼ同義語であり、アンガス・ヤング
SG同義語(^^;)。最初に聴いた時に受けた衝撃と、最初に彼らを観た
時の衝撃は、おそらく一生忘れない気がする。

このサンダーストラックは、AC/DCのライブでほぼ最初に演奏される曲。
イントロのちょっと思いつかないようなギターリフと、思わず歌い出さず
にはいられないコーラス。とにかくカッコイイよな、やっぱり。

そして、この曲は今は亡きゲーリー・オブライトエントランスミュージ
ックでもあった。ゲーリーにぴったりの曲で、いろんな意味で高揚させて
いただいた。やっぱり凄いバンドだよ、AC/DCって。

▼Razor’s Edge / AC/DC

PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~

#SPACE LONE WOLF


ABEMAのPPVを事前に購入していたのだが、ちょっと事情があって東京ドーム
『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~』
生観戦することに。ドームでプロレスを観るのは2019年ライガー引退興行
以来。今回も、あるプロレスラーの最後を見送ることになる。

この大会、語るべきことが多々あるのだが、ここはメインイベントのみに焦点
を絞らせていただく。そうでないととんでもない文章量になっちゃうので。

武藤敬司・引退試合。
武藤自らが指名した対戦相手は新日本プロレス・LIJの内藤哲也。全盛期の武藤
に憧れてプロレスラーになり、武藤の呪縛を解き放って絶大な人気を得た現代
カリスマであり、今現在、業界のトップに居る選手。最後まで強敵を求める
あたり、非常に武藤らしい。

武藤敬司は、デビュー当時から今日に至るまで、ずっと「天才」のママだった。
新人時代からムーンサルトプレスを使う事が許された、言わば『特別扱い』
選手であり、下積みらしい下積みを殆ど経験しないまま海外遠征に出た。僕は
ある意味ガチガチのプロレスファンだったので、“苦労”の見えない選手に感情
移入が出来ない。故に、かなり最近まで武藤敬司はハナに付くタイプのプロレ
スラーだった。

「ロープが無ければ何も出来ない」「無駄な動きが多すぎる」「隠し持つべき
ナイフが無い」・・・など、あらゆる点で武藤を否定してきたが、それが単なる
イチャモンであることは、言いながらも理解していた。前田や高田を相手にし
ても派手な動きが出来る、ということは、彼らが暗に武藤を認めていた、とい
うこと。そんな道理は理解できているハズなのに、口ではずっと武藤を否定し
ていた。

だけど、ある日突然武藤に対する悪口が無意味だと気付く。
武藤は試合の一から十までを全て自分で構築し、対戦相手にも説得力のある攻
撃を促した上で、最後に自分がいちばん輝く結末を導く。「いちばん輝く結末」
というのが非常に厄介、つまり武藤は最初から勝ち負けを自分の価値基準とし
ていない。デビューから今日の最後の試合まで、一貫してそれを続けることが
出来たプロレスラーは、おそらく武藤敬司しか存在しない。

今日も出来る全てを出し切り、その上で内藤の必殺技を食らって敗北した。
バカみたいなタフマッチを終えた後にも関わらず、リング上に盟友の蝶野正洋
を呼び出し、強引にゴングを鳴らし、強引に敗北して魅せた。僕は「また美味
しいとこを持っていきやがった」と思ったのだが、涙が溢れて止まらない。こ
んな自分勝手が許されるプロレスラーには、おそらくもう出逢えない、という
現実が、ただただ寂しかった。

大嫌いだ、武藤敬司(^^;)。
でも、大嫌いだからこそどんな試合でもしっかり観たし、その都度悔しい思い
もした。要はずっと武藤の掌で踊らされていただけなのだが、今となってはそ
の状況が本当に心地よい

・・・お疲れ様でした、本当に。
でもさ、もし奇跡的に体調が戻ったら・・・。また試合してよ!絶対誰も文句な
んて言わない。それが武藤敬司なんだから。

Mr.REIJI MATSUMOTO

#999


昭和を代表するマンガ家であり、日本のSF・ファンタジーの第一人者でもあっ
松本零士さんが、2月13日に急性心不全で死去。享年85

僕らの世代に生まれた人たちなら、誰もが一度は松本作品の薫陶を受けた、と
言って過言は無いかと。爆発的にヒットした『宇宙戦艦ヤマト』には、何故か
興味をそそられることは無かったが、その後の『銀河鉄道999』には完璧にハマ
った。連載されていた少年キングを毎週購入し、更に単行本を発売日に購入・・・。
今を以て続いている僕のマンガ読書スタイルは、間違い無く幼き頃の999から始
まった。

そして、ヤマトや999が大人気にならなければ、『アニメ』が今のようなモノに
はならなかった気がする。この手の専門誌が続々発刊し、「声優」という職業に
スポットが当たったのは、松本零士作品があったからこそ、だと思う。

僕たちが影響を受けた昭和の偉大なマンガ家は、その殆どが鬼籍に入った。
ちばてつや先生永井豪先生、お二方は1日でも長くご健在でいてください・・・。

そして松本零士先生
僕にメーテルエメラルダスを与えてくれて、本当にありがとうございます。
ただ、999の幕の引き方に関しては若干の疑問もあるので、できればその辺りの
お話を是非聴かせてください。

だからまた必ず、どこかで

▼銀河鉄道999① / 松本零士(Kindle版)

銀河鉄道999・全21巻(Kindle版)

BATTLE IN THE VALLEY

#njBITV


新日本プロレス『BATTLE IN THE VALLEY』サンノゼ大会。
今日の大会はPPVで、直前まで買うかどうか迷ったのだけど、やっぱり
メインジェイの試合が気になり、開始時間を30分くらい過ぎたとこで
購入。現地機材トラブルで試合開始が遅れており、結果全カードを観れ
ることになったのが幸運だった。

コレが新日本最後の試合、と目されていたジェイ・ホワイトは、いつも
通り相手の良さを全て引き出す試合運びを魅せた上でエディ・キングス
トンフォール負け。最後までしっかり仕事をして去って行くジェイが、
本当にカッコ良かった

そして試合後、マイクを持ったジェイを後ろから襲ったデビッド・フィ
ンレーもすばらしかった。新日本の合宿所ではジェイと同期であったこ
の男が、どうやら今後のバレットクラブを率いる模様。ジェイと同じレ
ベルでヒールが出来る外国人、可能性があるとすればフィンレーのみ。
ジェイもフィンレーならバトンを渡しても良い、と感じたんだろうな、
きっと。あらためて、サンキュー・ジェイ!次はレッスルマニアで試合
してくれると嬉しい。

そして今日のベストは、ダブルメインの1試合目IWGP女子王座戦
初代王者のKAIRIに、元WWEのサーシャ・バンクスこと、メルセデス・
モネが挑戦したのだが、コレがとんでもないレベルの熱戦となった。

モネの“ジャパニーズ・スタイル”は正直まだまだな気はするが、醸し
出すオーラ大物中の大物レベル。KAIRIのゲームメイクもモネの良さ
を引き出す見事なモノで、女子としては珍しい30分近くの長丁場を殆
ど飽きさせない極上なモノ。結果、今日の全てを持っていったのだか
ら恐れ入った。

問題は今後の防衛戦だけど・・・。
もしかしたらAEW勢との対戦もあるのかなぁ・・・。RIHO戦とか実現し
たら凄く嬉しい!

そしてメイン、IWGP世界王座戦
王者のオカダ・カズチカに挑んだのは、エース・棚橋弘至。かつての
黄金カードだが、このカードが組まれた時点で、あからさまに体調の
悪そうなタナが、今の盤石な状態のオカダに勝てるとは思えなかった。

それでもタナは頑張った、と思う。
途中の逆さ押さえ込みが決まった時は「もしや!」と思ったし、気迫
溢れる表情も良かった。しかし、結果は非情。しょうがないことだと
は思うが、やっぱりタナが負ける場面は何度観ても辛い

王者のオカダ、正に盤石。最後の〆はモネとのツーショット(^^;)で、
やっぱり持って行かれてしまったが、当分はオカダの天下が続きそう。
だとするなら、やっぱり負けられないよなぁ、清宮には・・・。
次はドーム。オカダも正念場だな、きっと。

そしてこの3試合しか触れられなかったが、今日のPPVは全体で満点。
国内大会でもこの内容がアベレージになれば、寂しくなった客席に人
も戻って来ると思う。

最後に、ジェイありがとう!そして、フィンレーガンバレ!