BATTLE IN THE VALLEY

#njBITV


新日本プロレス『BATTLE IN THE VALLEY』サンノゼ大会。
今日の大会はPPVで、直前まで買うかどうか迷ったのだけど、やっぱり
メインジェイの試合が気になり、開始時間を30分くらい過ぎたとこで
購入。現地機材トラブルで試合開始が遅れており、結果全カードを観れ
ることになったのが幸運だった。

コレが新日本最後の試合、と目されていたジェイ・ホワイトは、いつも
通り相手の良さを全て引き出す試合運びを魅せた上でエディ・キングス
トンフォール負け。最後までしっかり仕事をして去って行くジェイが、
本当にカッコ良かった

そして試合後、マイクを持ったジェイを後ろから襲ったデビッド・フィ
ンレーもすばらしかった。新日本の合宿所ではジェイと同期であったこ
の男が、どうやら今後のバレットクラブを率いる模様。ジェイと同じレ
ベルでヒールが出来る外国人、可能性があるとすればフィンレーのみ。
ジェイもフィンレーならバトンを渡しても良い、と感じたんだろうな、
きっと。あらためて、サンキュー・ジェイ!次はレッスルマニアで試合
してくれると嬉しい。

そして今日のベストは、ダブルメインの1試合目IWGP女子王座戦
初代王者のKAIRIに、元WWEのサーシャ・バンクスこと、メルセデス・
モネが挑戦したのだが、コレがとんでもないレベルの熱戦となった。

モネの“ジャパニーズ・スタイル”は正直まだまだな気はするが、醸し
出すオーラ大物中の大物レベル。KAIRIのゲームメイクもモネの良さ
を引き出す見事なモノで、女子としては珍しい30分近くの長丁場を殆
ど飽きさせない極上なモノ。結果、今日の全てを持っていったのだか
ら恐れ入った。

問題は今後の防衛戦だけど・・・。
もしかしたらAEW勢との対戦もあるのかなぁ・・・。RIHO戦とか実現し
たら凄く嬉しい!

そしてメイン、IWGP世界王座戦
王者のオカダ・カズチカに挑んだのは、エース・棚橋弘至。かつての
黄金カードだが、このカードが組まれた時点で、あからさまに体調の
悪そうなタナが、今の盤石な状態のオカダに勝てるとは思えなかった。

それでもタナは頑張った、と思う。
途中の逆さ押さえ込みが決まった時は「もしや!」と思ったし、気迫
溢れる表情も良かった。しかし、結果は非情。しょうがないことだと
は思うが、やっぱりタナが負ける場面は何度観ても辛い

王者のオカダ、正に盤石。最後の〆はモネとのツーショット(^^;)で、
やっぱり持って行かれてしまったが、当分はオカダの天下が続きそう。
だとするなら、やっぱり負けられないよなぁ、清宮には・・・。
次はドーム。オカダも正念場だな、きっと。

そしてこの3試合しか触れられなかったが、今日のPPVは全体で満点。
国内大会でもこの内容がアベレージになれば、寂しくなった客席に人
も戻って来ると思う。

最後に、ジェイありがとう!そして、フィンレーガンバレ!