L・I・J 新パレハ予想!

新日本プロレスが公開した↑↑の内藤哲也のビデオが話題に。
カンタンに言うと、10月8日の新日本両国大会で、自身の率いる軍団、
LOS INGOBERNABLES de JAPONに、新しいパレハ(メンバー)が加わ
る、という予告映像。

ネットでは「新パレハ誰予想」が繰り広げられており、ちょっと読んで
みるとどれもありそう(^^;)。なんとなくまとめてみると・・・。

予想1:鷹木信悟
ドラゲーとの契約は10/7に切れるらしい。内藤はアニマル浜口道場の
ジムメイト。今のところいちばん信憑性が高い人選。

予想2:高橋裕次郎
かつての内藤のタッグパートナー。BC所属だが、最近影が薄すぎる感。
個人的にはここでNO LIMIT復活とかあると嬉しいんだけど。

予想3:川人拓来
メキシコ遠征中の若手。長期欠場中の高橋ヒロムの穴を埋める、と考
えるとあっても良さそうな人選だが、さすがに少し早いか?

予想4:YOSHI-HASHI
オカダに付くか、棚橋に付くかで揺れている吉橋のチョイスがLIJだっ
たらちょっと驚く。でもこないだの大ポカの件があるからなぁ・・・。

予想5:ジョニー・ムンド
LUがあるか無いか解らない状態になっており、今現在フリー状態。
海外勢としては「残された大物」、インパクトは絶大なのだが・・・。

予想6:入江茂弘
DDTを退団した元KO-D王者も候補の一人で、実力・魅力も充分なの
だが、スタイルがちょっと新日本向きではないかも。

・・・こんな感じだろうか?
個人的には2・5あたりが望ましいけど、2〜4だったらガッカリする
だろうなぁ、LIJファン(^^;)。

しかし、10・8両国の新パレハ発表は、既にメインとセミの試合を食う
くらいの話題。ちょっと注目しとこう、ココは。

IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦

新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」神戸ワールド記念ホール大会。
G1終了後最初のビッグマッチ。この夏にG1王者となり、自動的に来年の1.4ドーム
に於ける“IWGPヘビー級王座挑戦権利証”保持者となった棚橋弘至が、自らが指名し
たオカダ・カズチカと争奪戦を行った。

「G1公式戦でオカダと引き分けたままではドームのメインに行けない」とした棚橋。
もちろん今のオカダは難敵中の難敵であり、これまで移動したことの無い権利証が
動く可能性は大。それでもオカダを指名した棚橋の心意気が泣ける・・・。


試合は序盤から激しい打撃が交錯する展開に。
優勢となった棚橋は場外へのプランチャを敢行したのだが、この時に古傷の膝を痛
めた模様。オカダはこの機を見逃さず、非情とも言える足攻め。満足にロープワー
クも出来なくなった棚橋に、勝ち目は無い、と一瞬思ったのだが・・・。

攻められても諦めない棚橋は、終盤になってからなんとペースを取り戻す。
↑↑の体勢でロープ最上段に立った棚橋は、ここからとんでもない方法で必殺技の
ハイフライフローを繰り出した。オカダを蹴落とし、同時に自分も飛ぶ。時間差の
無いフライングボディプレスなんて、初めて見たかもしれない。

最後は正調のハイフライフローを背中・正面と2発決め、オカダから3カウント。
どう考えても不利な試合を執念で自分のモノにした棚橋はやっぱり凄い。

見事権利証を防衛した棚橋だが、試合後にG1で棚橋・オカダの両者から勝利を挙げ
ているジェイ・ホワイトが乱入。棚橋ばかりかオカダにもスイッチブレイドを決め、
結託した外道と高笑い。これでおそらく現行のCHAOSは解体せざるを得ない。

変革期なんだなぁ、新日本も。
しかし、最後に凄まじい乱入劇こそあったものの、危険な技に頼らずに観客を熱狂
させる棚橋のスタイルは、昨今のプロレスに対する強烈なデモンストレーション。
応援したくなって当然だな、棚橋弘至という選手は。おそらくドームまでのどこか
でジェイの挑戦を受けることになると思うが、まず星を取りこぼすことは無い。
来年のドームは、久々にタナの「愛してま〜す!」が聞けるかも!!

ALL IN

丸藤興行と同じ9月1日に米国イリノイ州シカゴ、シアーズ・センター・アリ
ーナで行われたCody&ヤングバックス主催の10,000人興行「ALL IN」。
このビッグイベントがNJPW WORLDでも配信開始。ワールドワイドだなぁ、
最近のプロレスって。

ベストマッチはセミ前に行われたケニー・オメガvsペンタ・エル・セロ。
ペンタとは、お馴染みのペンタゴンJr.。最初に曙・王道のリングで観た時か
ら凄い選手なのは解っていたが、ペンタはAAA及びLUを主戦場とする選手な
ので、新日系と関わることはまず無い、と諦めていた。が、なんとここで
現役IWGP王者とのシングルが実現。いやぁ、ビックリした。


・・・ここまでの名勝負になるとは。
ペンタ、あのケニーに全く力負けせず、終始互角の勝負を展開。しかも、ア
ステカ式アームブリーカーやパッケージ・パイルドライバーなどの得意技も
キッチリ披露し、ケニーを慌てさせるほど肉薄。

最後はケニーの片翼の天使で惜しくも敗れたが、この才能は是非新日本の
リングに欲しい。すぐにでもヘビー級戦線で活躍出来そう。

そして、驚いたのがラスト。場内が一瞬暗転し、再びライトが点灯すると、
ペンタが明らかに別人(^^;)。正体はクリス・ジェリコ。ケニーをボコボコ
にし、そのまま去って行った。ジェリコが米国でWWE以外の試合に出場し
た、という事実は非常に大きな意味を持つ。果たして今後は・・・。



そしてメイン。
飯伏&ヤングバックスvsミステリオJr.&フェニックス&パンディードとい
う豪華な6人タッグマッチ。全選手が持ち味を発揮しまくり、大いに湧く。
特に初見のパンディード、名前こそ他の選手に劣るものの、随所にセンス
溢れる攻防を展開。今後、ちょっと注目しておこうと思います。

もう一人の主役・CodyはNWA世界王座を奪取。まぁ、試合内容はともかく、
このイベントを実現してくれたことを感謝しときましょう、ココは。

さぁ、ALL IN 2はあるかどうか?
WWEがちょっと本気で怒ってるらしいけど、そりゃあそうだろうなぁ(^^;)。
ROH&新日本の連合軍、もしかしたらマジで米国第二の団体になれるかも!

猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか

▼猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか / 西花池湖南

プロレスの「黄金時代」とされる1980年から89年までの10年間の解説本。
俗に新日本・全日本の「二団体時代」とされる時期で、両団体の試合が地上波の
ゴールデンタイムで放映されていた、プロレスがいちばん熱かった時代。その頃
に選手としても経営者としても団体のトップを張っていた日本プロレス界の象徴、
アントニオ猪木とジャイアント馬場の対立と、両者の権力が衰えていく様子が時
系列で描かれている。

・・・この手のプロレス本に関してはかなりの数を読んでいるのだが、正直中途半
端な印象。ディープなプロレスファンであればおおよそ知っている事実に対し、
主観を混ぜた状態で淡々と書かれているのだが、その肝心の「主観」があまりに
画一的。一冊の本としてまとめる場合、もう少し自分の考えが前面に出てきてく
れないと、すれっからしの我々は共感も批判も出来ない。

そして、がっかりしたのはタイトルに対する明確なアンサーが記載されていない
こと。まぁ、文脈から察しろ、ということだとは思うのだが、だとするなら特に
必要の無い本(^^;)、ということになっちゃうと思う。

それなりに読める本ではあるが、良い意味でも悪い意味でも「問題作」では無い。
そういうプロレス書籍ってインパクトも無いんだよなぁ、実は・・・。

G1 CLIMAX28

日本武道館3days、今日が本当の千秋楽。
昨日「予想通り」と書いたカードが、超満員の武道館メインで実現した。

棚橋弘至vs飯伏幸太。
・・・この試合、もしかしたらG1史上屈指の名勝負として語り継がれるかも
しれない。

キーマンはやはり棚橋。この決勝、飯伏は持ち味とも言える「危なさ」を
前面に出し、必勝態勢を最後まで崩さなかった。試合時間も30分を軽く超
え、若い飯伏に有利な展開。ところが棚橋はこの危険極まりない男の攻撃
をほぼ全て受けきり、その上で前に出る、という更に恐ろしいファイトス
タイルで飯伏の「心」を打ち砕く戦法をチョイス。今日の棚橋には、おそ
らく誰も勝てない。逆を言えば、そんな「強い棚橋弘至」を引き出したの
は間違い無く飯伏幸太その人。こんな、恐ろしいまでの相乗効果をこれま
で観た事があったかどうか・・・。

優勝は棚橋弘至。僕の予想は残念ながら当たらなかったが、「希望」は叶
った。新日本プロレスの主役の一角には、必ずタナが居るべきなのだから。

久しぶりの「愛してま〜す!」で、ちょっと涙腺が崩壊してしまったほど。
そしてかつてないくらい激戦の続いた今年のG1には、本当に「神」が宿っ
ている、と思った。

次はドーム。ケニーvs棚橋がどんな試合になるのか、年内ずっとドキドキ
出来ることが本当に幸せである。完全復活した逸材に、拍手を!