WWE Networkの広告が凄い!

ここ最近、いろんなサイトで表示されるのが↑↑、ROYAL RAMBLEの広告。
WWE Networkの加入増加を狙ったモノなのだが、ドル建ての米国内サービス
に日本でこれだけ広告費を使うんだから、WWEの本気度は大したモノ。

まぁ、確かに今年のロイヤルランブルはちょっと気になる。
ゴールドバーグブロック・レズナーも出るし、アンダーテイカーの出場まで
確定している。ランブル戦の勝者がレッスルマニアのメインWWEタイトル
(WWEヘビーorユニバーサルヘビー)に挑戦、ということになっているから、
もしかしたらゴールドバーグvsAJとか、そういうカードが実現しちゃうかもし
れない。

いちばん望んでいるのは、ランブル戦のメンバーにシンスケ・ナカムラが入る
こと。それで優勝なんかしちゃって、更にレッスルマニアのメインに出る、な
んて事になったら、もう本当に凄いことなのだけど。

とにかく1月30日はWWENでチェック。ライブで観られるかなぁ・・・。

205 Live!

WWE Networkにて新番組配信中。
タイトルは「205 LIVE」“205″とは、クルーザー級リミット205ポンド
のことで、好評だったCWC(CRUISER WEIGHT CLASSIC)の後を受けて
始まった“軽量級”に特化した新番組。

基本的にWWEクルーザー級王座を巡った闘いが中心になるのだが、RAW
SmackDownにも出場する選手が登場するのがポイント。この番組の為
ドラゴンゲートから戸澤陽CMLLからマスカラ・ドラダがWWEへ移籍。
飯伏幸太がもしWWEの契約書にサインしていたら、この番組のエースに
なっていたハズ。

現在3回までオンエアされているが、今のところの主役はリッチ・スワン
ブライアン・ケンドリック。今後ここにTJP戸澤がどう絡んで来るの
か、期待して配信を待とうと思う。

しかし、WWEの懐は深いなぁ・・・。
NJPW Worldより、WWENの方が視聴頻度高いんだよな、実際のところ。

GOLDBERG

WWEの4大PPVの一画「SURVIVOR SERIES」
サバイバーシリーズルールの試合を押しのけ、メインで行われた試合は、
“MEGA MATCH”と銘打たれているものの、ただのシングルマッチ。タイ
トルマッチですらない。カードは・・・。

ゴールドバーグvsブロック・レズナー
確認しておくが、このPPVが行われたのは2016年11月14日。以前の両者の
対戦は2004年3月レッスルマニア20であり、この試合ではゴールドバーグ
が勝利している。そしてこの試合を最後にゴールドバーグはリングを離れて
おり、レズナーから見れば12年越しのリベンジマッチ。つまり、とんでもない
シングルマッチということになる。





ゴールドバーグ全盛期全く同じ入場
テーマ曲のヒットと同時に控室を飛び出し、入場ゲート直前までをENGが追い
かける。アリーナのカメラに切り替わったところで低音花火。落ち着くと煙を
吐きだだしながら通路に姿を見せるゴールドバーグ。パンチ・キックのシャド
ーに併せパイロ。WCW時代から普遍の、ゴールドバーグ最高峰のパフォーマ
ンスである。

正直、ゴールドバーグの入場だけでもうお腹いっぱいだったのだが、試合が
更に凄かった。ハッキリ言えばゴールドバーグの「秒殺」。あのレズナーに
なぁんにもさせず、スピア2発からのジャックハマーであっさりとフォールを
奪ってしまった。

日本なら大ブーイングの状況だが、WWEユニバース“強すぎるゴールドバーグ”
を支持。さすがの僕もこの状況を魅せられたらグウの音も出ない。90年代後半
タイムスリップしたかのような気分になった。

いやぁ、ただただ凄い。ああいうカリスマを持っている選手は、やはり何年経
ってもカリスマのママなんだろうなぁ、きっと。
「Who’s Next?」はきっとある。レズナーもこのままでは終われない筈なので。

NXT TAKEOVER TRONT

NXT TAKEOVER TRONT on WWE Network
WWEの4大PPVの一画「SURVIVOR SERIES」に併せて行われたNXT
ブランドのビッグマッチ。メインはNXT王者中邑真輔に、前王者の
サモア・ジョーが挑んだリベンジマッチ

何人ものバイオリニストが演奏するテーマソング「Rising Sun」
観客の大合唱が止まらない中を、いつものように滾りまくって入場する
中邑は、もう完全なる米国のトップスターオーラがもの凄い・・・。


そして、試合はNXTの頂上決戦に相応しい内容。
序盤のハードヒットなジャパニーズスタイルは緊張感満点。かつては
TNAROHが米国内で担っていた“闘いのあるプロレス”も、今では
完全にNXTがその覇権を握ってる。

試合はやや反則含みながら、マッスルバスターを豪快に決めたジョー
がタイトル奪還。終始試合をリードした中邑も見事だった。
これぞタイトルマッチ、というお手本のような試合。
本当なら新日本NOAHがこういう試合をしないといけないのだが。

中邑はNXTでシングル初黒星
12月の日本公演でリマッチは決まっているが、もしかしたら中邑はこの
まま王座に返り咲くことは無いかもしれない。つまり、RAWSmack
への昇格、ということなんじゃないだろうか?

現実問題として、今の中邑真輔がそのままWWE王者になったとしても
少しも不思議では無い。この異常とも言える人気が持続している今こそ、
一軍のスケジュールに合流して欲しい。もしかしたら、もしかするぞ・・・。

CWC #10 Episode Final

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」、シーズンファイナル
日本に縁のある選手ばかりが残った準決勝2試合決勝1試合をライブで配信。
もちろん、優勝候補大本命飯伏幸太に注目が集まったのだが、果たして・・・。
今回は準決勝2試合と決勝1試合のみレビュー。

▼ 〇グラン・メタリック(ドラダスクリュードライバー)ザック・セイバーJr.×

元新日本プロレスマスカラ・ドラダことメタリックと、元NOAHザックの一戦。
立体殺法のエキスパート欧州スタイルのレスリングマスター、完全に対極に居る
と見られる二人が正面から激突した。

ザックの関節技にドラダは苦戦する・・・と戦前は予想していたのだが、どうしてどう
してドラダが完全にザックの動きに付いていく。メキシコ流のジャベと新日スタイル
グラウンドのミックスでザックに劣らない動きを魅せるのだからさすが。

熱戦に終止符を打ったのは必殺のドラダ・スクリュードライバー
両者共に持ち味を出し尽くした上での名勝負であり、これに勝利したドラダに
大拍手。3カウントが入った瞬間に大声を出してしまった! ドラダ、決勝進出!

▼ 〇T.J パーキンス(リバース足四の字固めwithフェイスロック)飯伏幸太×

元DDT・新日本飯伏元新日本LA道場TJ。期せずして双方新日本系であり、
これまでの両者の試合内容から期待値がかなり高かった試合。もちろん、期待に違わ
ぬ最高の試合となった。

いわゆる“噛み合う”試合。雰囲気的にはDDTで話題になった飯伏vsエル・ジェネリコ
の雰囲気に酷似した、レベルの高い空中戦。リアルに一進一退の攻防であり、両者へ
のコールが鳴り止まない凄い試合。飯伏2発目シットダウンの体制で、正直イヤな
予感がしたのだが・・・。

飯伏のフィニッシュを見事に切り返したTJが鉄壁のリバース足四の字。各社の記事で
「ニー・バー」と表記されているが、紛れもなく裏四の字。さらにフェイスロック
を加えた拷問技で飯伏、無念のタップTJが決勝に進出! 正直、残念・・・。

▼ 〇T.J パーキンス(リバース足四の字固め)グラン・メタリック×

各国から集まった32人の頂点は共に元新日勢。どちらを応援していいか迷った末に、
どちらも応援するのを止めた(^^;)。そして試合前にHHHが登場し、この試合の勝者
がWWEクルーザー級王者となることをアナウンス、ベルトまで披露。じっくり見せ
て貰いました!


準決勝がハードだった両者だが、疲れ微塵も見せず。初開催のCWCで王者になる、
ということは、WWEの歴史に名を残す、ということ。共に死力を振り絞った削り合
であり、本当に手に汗を握った。こういう試合、もうしばらく無いかもしれない。

最後はTJが完全無欠のリバース足四の字を極め、ドラダはタップアウト・・・。
TJCWC覇者になると共に、新設のRAW/WWEクルーザー級王座を獲得。NXT
経由せずにRAW進出となるTJ。考えてみれば、彼ほどWWE向きな選手は居ない。

10週に渡って放送されたCWC、内容的にはほぼ文句無し
正直、ココに出ていいの?的な選手も何人か含まれてはいた(^^;)が、16ヶ国から
集まった選手たちの「成り上がってやる!」感バリバリの試合は本当に面白かった。
こうなると二回目に期待するべきなのだが、今回を超えるのは難しいだろうなぁ・・・。

とにかく、充実の10週間でした! ありがとう、WWE!