Theme of “Your Name”

大ヒット中・RADWIMPS「前前前世」
確かに名曲。特に歌詞の文学的な組み立てがすばらしく、あの映画の主題歌と
しては100点満点と言って問題無い。

でも、みんなきっと思ってると思うんだけど・・・。
そもそも、映画の予告編でこの音楽がヒットした瞬間に僕は思ったんだよ。
・・・あ、「君の名は。」の音楽ってBUMPなんだ、って(^^;)。

ただ、今回コレきっかけでRADWIMPSの他の曲も聴いてみた。
全部が全部似ているワケでは無い、というのは非常によく解った。そして、
恐ろしいことにちょっとRADWIMPSにハマりつつある(^^;)。
う〜ん・・・。

▼君の名は。 / RADWIMPS (通常版)

JUNGLE BOOK

シネマイクスピアリ無料券が発行されたので、有料なら微妙な映画を観
よう、ということで、ディズニーの「ジャングル・ブック」をチョイス。
あんまり期待しない状態で出掛けた。なんつたって無料だし♪

・・・いや、全然カネ払う価値あるわ、この映画(^^;)。
主人公のジャングルボーイ・モーグリを演じたニール・セディが縦横無尽に
スクリーンを駆け回る。なんといってもこの映画、ニール以外は全てCGであ
り、共演者というものが基本存在しない。にもかかわらず、そこに誰かが居
るかのような自然な演技。あのガキ、将来凄い俳優になるかもしれない。

そしてCGだけに頼っている映画、というワケではなく、ストーリーがかなり
骨太「ジャングルの掟」をキーワードに、動物たちがそれぞれのイデオロ
ギーを振り回す様は、ある意味で重厚すぎるほど。ターゲットはきっと子供
だと思うのだが、どちらかと言えばかなり大人向きな印象。実際、レイトシ
ョーの年齢層はかなり高かったと思う。

いや、本当にお見事。いわゆるネイチャー系の映像が好きな人は絶対にハマ
るし、ジャングル・ブックという古くからのお伽噺に深い思い入れのある人
でもガッカリせずに鑑賞できる筈。やっぱディズニーって凄いや(^^;)。

ONE PIECE FILM GOLD

「ONE PIECE FILM GOLD」、昨夜舞浜シネマイクスピアリのレイトショーにて。
ワンピース映画を原作者の尾田栄一郎が監修するようになってから3作目となる
作品。

前の「STRONG WORLD」「Z」は現行の連載ストーリーにリンクした、ある
意味で“重たい”映画だったのだが、今回の「GOLD」はその辺りを若干無視した
“番外編”の趣。ただし、作品としての完成度は今まででいちばん高い気がする。

2時間強の枠の中で物語がキッチリ構成されており、その中には悪役キャラであ
グラン・テゾーロ過去まで盛りつけられている。基本的には荒唐無稽で楽し
い展開だが、ワンピース独特の“深み”がちゃんと感じられる。なんなら本編で
コレをキッチリ長編にした物語が読みたいくらい。掛け値無しに良いストーリー
であった、と断言出来る内容である。

そして、ゲストキャラ声優陣がなかなか見事。
ナミの旧友・カリーナを演じた満島ひかりは当然として、セクシーダイナマイト
バカラを演じた菜々緒が妙にハマっていたのには驚いた。人気あるのもダテじ
ゃないんだね、うん。

そして今回も↑↑の入場者プレゼントをゲット。
この小冊子があるからワンピース映画が止められない、というのも・・・(^^;)。

とにかく、基本ワンピファンなら間違い無く楽しめる!
これは大きなスクリーンで観るべきだと思うな、マジで。

I AM A HERO

「かなりヤバい!」と評判のR-15指定映画『アイアムアヒーロー』
もしかしたらDVDレンタル、という可能性もあったのだが、どうしても
大画面で観たくなり、シネマイクスピアリのレイトショーへ。

ヤバい、というか、ある意味とんでもない映画
ストーリーらしいストーリーは一切無く、某かのウィルスに侵された街
が唐突にゾンビ化。その状態をこの映画ではZQN(ゾキュン)と言う。
辛うじてZQN化を免れた人たちは、もの凄い勢いでZQNを殺していく・・・。

ハッキリ言ってそれだけ(^^;)。
ただ、TVはもちろん、最近の映画でもなかなかお目にかかれないリアル
過ぎる殺戮シーンはもう文句の付け所が無い。

特に我々の大スター・大泉洋ショットガンを撃ちまくる姿は困った事に
やたら格好良く(^^;)、久々に彼の演技で戦慄を覚えた。
他のキャストも捨て役が一切居らず、全員が真剣に、そして実に楽しそう
スプラッターに取り組んでいる姿がすばらしかった。

映像構成はかなりグロく、ストーリーも稚拙。だから、絶対に万人にお勧
めできるタイプの映画では無いが、狂気を感じたい人は是非!
個人的にはかなり満足度高いです、この映画。

GODZILLA RESURGENCE

昨年末の発表以来、スタッフと一部のキャスト、公開日以外の全てがベール
に包まれていた「シン・ゴジラ」、昨日ビジュアル及びキャストが発表された。

巨大、そして微細美しい
庵野秀明総監督をやると、ゴジラはこうなるのか、と思わず唸る。
血管が浮き出るように内側から発光するボディはこれまででいちばん魅力的
コレがどう動くのか想像するだけで公開が待ちきれなくなる。

そして、予告編ムービーも公開。
・・・このキャストの豪華さ、もう怪獣映画の域には居ない。渡辺謙の出演した
ハリウッド版ゴジラも凄かったが、シンはそれを間違い無く超える気がする。

7月29日、公開日に絶対観なければ・・・。

 
・・・そして、熊本で地震の被害にあわれた皆様、お見舞い申し上げます。
これ以上、大きな被害が出ませんように。