TOKYO2020

#終幕


二度目東京オリンピックは、本日の閉会式を以て全日程を終了。
いろんな意味で熱かった夏が、ようやく終わった。

まず、決勝戦前に煽ってしまったレスリング・文田健一郎選手には
本当にお詫びする。同じレスリングの川井姉妹や乙黒史拓斗選手、
そして野球・侍JAPANの皆様に関してはしっかり金メダルを取って
くれた。僕が書くと負ける、というジンクスはどうやら健在。本当
は本戦中、書きたくて書きたくてしょうがなかったんだけど(^^;)。

・・・やっぱり競技が始まると、真剣に観てしまうのがオリンピック。
内容は本当にすばらしかったし、感動の涙もいっぱい流したのだが、
この五輪が『不完全』であったのも紛れもない事実。その事実が、
本当に悔しいしやるせない。

実際のところ、五輪開催中は本当に皆と呑みたくなった
良い試合を観た後でも、悔しい結果を観た後でも、それは全く同じ
であり、我慢しきれずに街に出た人も多数居ると思う。そういう人
たちを、僕は絶対に否定することが出来ない。だって、あんな試合
の数々を魅せられたら、絶対誰かと語りたくなるに決まっている。

・・・おそらく僕の生きている間に、日本で五輪が開催されることは
もう無いと思う。すばらしい競技の数々は記憶に刻み込まれたが、
このたった一度であろう機会を、不条理な形で奪われたことも一生
忘れない。

そんな中でも、出来る限り精一杯の仕事をやり遂げた身内の皆には、
最大級のリスペクトを送ります。本当にお疲れ様でした!

JAPAN CHALLENGE on Greco-Roman Style

#グレコローマン


遂に始まりました、東京五輪・レスリング
長い間世界最強だった日本女子も、吉田沙保里・伊調馨という2大エース
を欠き、正直盤石では無い状態。だとするなら久しぶりに、男子に注目
していただこうではないか!!

↑↑、グレコローマンスタイル・60kg級“軽く”決勝進出を決めた、
文田健一郎のプロモ。相手の腰から下を攻めてはいけないグレコなので、
密着してからの技が重要なのだが、この人の得意技は『反り投げ』
ベリー・トゥ・ベリーの体制に入ったらほぼ100%投げに行く、すばら
しく華のある選手

今回は残念ながら投げるチャンスはほぼ無かったが、リフトからのロー
リングがおもしろいように決まり、全く危なげなく銀メダル以上が確定
前回の太田忍、そして永田克彦も銀で止まってしまったが、文田なら
の可能性があるかもしれない。

・・・試合前に僕が煽ると負けちゃう、というジンクスがあるのだが、彼な
らそんなものも軽々超えそうな気配。グレコでもし日本人が金メダルを
取ったら、マジで泣くかも。

ガンバレ!そして、軽く金メダルを取ってくれ!

2008 – 2021

#偉大な連覇


今日はアチラでも書いちゃったのだけど、ちょっと感動が抜けないので
こちらでも。

【NHK】2分でわかる!ライバルのアメリカを倒し13年ごしの連覇

ソフトボールが注目されるようになったのは、2008年北京五輪で日本
が金メダルを取ってから。あの時エースだった上野由岐子が、2021年
東京五輪でも投げている、という事実だけでもモノ凄いのに、更に連覇
金メダル獲得。こんなミラクル、感動するな!というのが無理である。

騒動のおかげで【世界最高峰の闘いの場】とは言えなくなったが、予想外
に真剣にTV観戦している今回のオリンピック。日本のゴールドラッシュは
後半も続いて行くように思う。

・・・重ね重ね悔しいのは、ココに観客が存在しないこと。普通に開催され
ていたら、今の100倍は盛り上がった筈なんだけどなぁ・・・。

TOKYO 2020・Ticket Now On Sale!

#抽選販売


東京オリンピックのチケットが本日より抽選受付開始
さすがに観たい競技が幾つかあるのだが、まずは抽選に当たらないとお話
にならない(^^;)。僕は既にID登録が済んでいるのだが、これから申し込む
人はまず↓↓のムービー参照。

そして、抽選に応募したい人は↓↓の新しいムービーをチェック。
コッチを見るとさすがにちょっとドキドキしてくるなぁ(^^;)。取り敢えず
申し込めるモノは申し込んだのだけど、果たして・・・。

Loco Solare

・・・最初は、奇跡ってあるんだなぁ、と思った。
平昌五輪・カーリング女子日本代表は、3位決定戦英国銅メダルを争った。
ディフェンスのキツい相手に果敢に攻め込んだものの、今ひとつ決め手に欠け
ていた日本は、第10エンド・最後のスローで名手・藤澤が痛恨とも言えるミス。
しかし・・・。

英国の放ったラストスローは思わぬ方向に滑り、はじかれた日本の黄色いスト
ーンがサークル中央部分へ。「No.1」。ここ数日ですっかり耳に馴染んだ位置
を確保したのは、日本女子の石だった。

良く考えれば、奇跡でもなんでもない
リードされながらも攻めに攻める姿勢を崩さないのは男女代表共に一貫していた。
必死の攻めが相手にプレッシャーをかけ、見事にミスを誘っただけのこと。長い
時間をかけて、日本が遂に世界第三位の位置まで駆け上がった。

カーリング女子日本代表・LS北見のメンバーは、皆良い意味で「普通」に見え
る。はじけるような笑顔北海道弁に癒やされた日本人はたくさん居ると思う
けど、ここに至るまでには相当な苦労があった筈。あの瞬間、おそらく代表メ
ンバーよりも先に僕は泣いた。あっという間に感極まってしまったのだから。

日本はこの五輪で多数のメダルを獲得したのだが、最後に獲ったカーリングの
「銅」は、僕の中では最高の価値。彼女らと同じ国に生まれたことを、誇りに
思います。最高のカタルシスを、ありがとう。心より感謝します!