BEST OF THE SUPER Jr.31 FINAL

#BOSJ31 #njDOMINION


新日本プロレス『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』、テレ朝チャンネル
にてライブ観戦。今年のドミニオンは、IWGP世界ヘビー級選手権を差し置い
て、メインBOSJの優勝決定戦

優勝、エル・デスペラード
今回のBOSJ、終わってみれば完全に「デスペが主役」のシリーズだった。
実力的にはデビュー時から認められているモノの、イマイチ人気が上がらな
かったデスペだが、この1〜2年で間違い無くプロレスラーとしてのグレード
急上昇。今ではあの高橋ヒロムに負けないくらいのカリスマを醸し出して
いるのだから凄い。

ヒロムかデスペ、どちらでもいい
ジュニアヘビー級の王者のまま、IWGP世界ヘビー級王者になって欲しい。
コレはライガーの時代からの僕の夢でもあるのだが、正直だれでも良い、と
言うワケでは無い。あの暗黒期に、必死で新日本を盛り上げた若手二人
どちらかなら・・・。

『BOSJ』というブランド

#BOSJ31


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.31』準決勝、後楽園ホール大会を
NJPW WORLDにてライブ観戦。今回のBOSJ、週プロモバイルの試合結果以外、
正直追いかけられていなかった。雰囲気はどうなの?と気にしていたのだが・・・。

さすがは歴史ある大会天王山だけあり、ホールは超満員
最近の新日本、正直観客動員が厳しいらしく、中継で見る会場は閑古鳥状態が
多かった。その様子を観るのがイヤで中継からも遠ざかっていたのだが、この
入りなら何の問題も無い。

準決勝の第1試合は石森太二vsTJP
公式戦で4連敗→5連勝で準決勝に滑り込んだTJPに対し、開幕からわりと安定
した闘いを魅せていた石森。この二人のカードが成立した時点でもはや「鉄板」
だったのだが、その想定を軽々と超えた

大熱戦を制したのは石森
終盤は正しく手に汗握る接戦で、結果がどちらに転ぼうが納得せざるを得ない。
明暗こそ付いたモノの、TJPの価値は正直爆上がりした気がする。もちろん勝っ
た石森もソレは同じで、移籍以来最高のパフォーマンスだった、とまで思った。

準決勝第2試合、エル・デスペラードvsDOUKI
前の試合の余韻が残り、プレッシャーの半端ない状態で闘った二人だが、この
試合の組み立てに唸りまくったデスペDOUKIへの一点集中攻撃
展開。地味になってもおかしくない攻防で客席のボルテージが上がりまくって
しまったのだから驚く。

勝者はエル・デスペラード
こちらは完全に削り合いの消耗戦だが、DOUKIのレベルが少し前とは比べもの
にならないくらい上がっている事がしっかり確認出来た。そして、デスペにも
カリスマ的な何かが出来上がりつつある。コレは・・・。

BOSJ決勝はビッグマッチであるDOMINION・大阪大会のメインイベント。
もし去年、同じカードが決勝になったとすれば、正直心配になったと思う。
しかし、今日の試合を観る限り、デスペも石森もビッグマッチのメインに相応
しい。改めて「BOSJ」のブランド力を思い知った。DOMINION、メチャクチャ
楽しみになってきた!!

Evolution #15

#Evo女


女子プロレス『Evolution』第15戦・新木場1stリング。
観戦の叶わなかった前イベントにて因縁が勃発したウナギ・サヤカEvo女勢
メインで復活したゆうなぎウナギ・サヤカ&まなせゆうな)に相対したのは、
オーディションを突破してレギュラー参戦中の花園桃香を伴ったEvolutionの
エース・Chi Chi

正直、サニーZONESに比較してイマイチインパクトが欠けていたChi Chi。
ところが今日は入場から眼力が違い、あきらかに何かを決意した人間の姿。
コレは期待できる、と踏んだのだが・・・。

相変わらずもの凄いオーラで客席を魅了するウナギ・サヤカに、完全に翻弄
されてしまったChi Chi。ゆうなぎはチームワークもすばらしく、クイックタ
ッチで代わる変わるChi Chiを蹂躙。花園のフォローも及ばず、かつて東京女
子を席巻した名タッグチーム完勝して魅せた。

だがしかし、今日のChi Chiは“過去イチ”と言って問題無い試合をした。
派手な金髪ながらも表情が冷たく、応援し辛い選手だったのだが、今日魅せ
気迫は見事。今日以上に感情をさらけだせるようになれば、もっと人気が
出ると思う。Evo女の陣容がもう少ししっかりしてくれば、ヒールに転向し
てもおもしろいかもしれない。

ウナギは諏訪間との対戦をアピール。しかし、本日会場に居なかった諏訪間
に代わり、Evo女の中西”脂身”社長がエプロンに上がり、ZONESとのシング
ルを要求。コレを受けたウナギ、次はZONESとの一騎打ちが決定!

そのZONESはセミで雫有希キャッチレスリングのような試合を展開した。
もちろん実力者の雫には全く及ばず、タップを奪われて敗退したが、この
試合も過去のZONES史上でいちばんおもしろかった。若手の技術底上げに、
雫の存在は貴重。長期参戦してくれるといいんだけど。

Evolution、客入りは正直これまででいちばん悪かった。
しかし、石川修司GMがマッチメイクしているであろう男子の試合で前座が
充実し、興行としてのレベルが一段上がった感あり。これで新人がデビュー
すれば、安定度は増しそう。社長も前に出て来たし、今後が楽しみ!

SHO × DOUKI

#njsatsuma


新日本プロレス『レスリング薩摩の国』鹿児島アリーナ大会。
今日のメインイベント、個人的に注目度がかなり高い一戦だった。

IWGPジュニアヘビー級選手権王者SHOに挑んだのは、J5GDOUKI
DOUKIにとっては、新日本参戦以来初のシングルタイトルマッチ挑戦。そして
SHOに関しては、チャンピオンとして初の新日メインを張る日(おそらく)。

僕のこの二人に対する評価はかなり高い。このタイトルマッチに向けた認定書
云々の丁々発止は立派なプロの煽りになっていたことはもちろん、双方共に
自分で試合が組み立てられるタイプ。攻め・受け共に、このキャリアと思えな
いくらいレベルが高い。

試合は一進一退。しかし、ゲームメイクをしたのはヒールに徹したSHOで、
あのDOUKI見事なベビーフェイスに化けさせる悪役ぶりを発揮。喰らいつい
たDOUKIもすばらしく、内容だけ見ればDOUKIの全キャリアのベスト、と言っ
ても過言は無い気がする。

お馴染みのHOT大乱入を凌ぎ、スープレックス・デ・ラ・ルナが決まった時は、
すわ、タイトル移動!?とか思ったが、金丸・成田をタイミング良く乱入させた
SHOが絵に描いた様なバッドエンドを構築。いや〜、唸るな、コレは。

DOUKIはこの試合で新日ジュニアのトップの一角に食い込んだ。しかし注目す
べきはSHOのポテンシャル。辻・成田・上村・海野よりも、新日本プロレスの
“ヘビー級”でトップを取るべきなのは、SHOしかあり得ないと思うのだが・・・。

IWGPジュニアの一連が終わったところでのSHOの動きに期待。
長期政権?いや、それよりその先が観たいでしょ、やっぱり。

奇妙な乱入

#njDONTAKU #GLG


昨日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Road to レスリングどんたく』
5月3・4日に福岡国際センターで行われるビッグマッチに併せ、各種前哨戦が
行われるシリーズなのだが、ここで奇妙な乱入者が。

L.I.J vs BC War Dogs5vs5シングル対抗戦の第四試合として行われたセミフ
ァイナル、内藤哲也vsドリラ・モロニーの終盤、なんとNOAH・GLGで活躍し
ている、ジェイク・リーがまさかの乱入。

ジェイクはGLGのTシャツを着用しており、雰囲気的には“NOAH離脱”では無い
感じ。どうやら27日広島大会で行われるイリミネーションマッチにも出場す
るらしいのだが・・・。

どうもスッキリできない乱入
個人的にジェイク、ルックスやフィジカルは良いのだが、プロレスラーとして
はあまり評価していない(^^;)からなのか。なんにせよ、この乱入を線にする
のなら、ジェイクの新日本継続参戦が必須。NOAHとの関係も含め、すっごく
微妙なんだけど・・・。