Can The Can

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
ガールズハードロッカーの元祖にして、グラムロックの母。今でもやたら
カッコイイ、驚異の女性アーティストのヒット曲。

Can The Can by Suzi Quatro.
スージーQの相性で知られる彼女の、おそらく最初のヒット曲

僕らの世代の大半が最初に彼女に触れたのは、↑↑爆発的に売れたシングル
レコードのB面BOφWY『Marionette』にカップリングされていたのが
彼女の『THE WILD ONE』で、このバージョンがやたらにカッコイイ

全盛期で高みに達していたBOφWYの演奏技術もすばらしく、A面よりもB面
を支持するオールドファンも多かった。何よりもあの氷室京介が、スージー
の声を引き立てる役割をしっかりこなしているところが凄い。

それまで【スージーQ】という単語は知っていても、スージー・クアトロ
知らなかった僕らは、当然のように彼女のトラックを漁りまくることに。
名曲は多々あるのだが、インパクトだけに焦点を当てると、やはりCCとい
うことになる。このド縦なノリは彼女の真骨頂であり、気分を高揚させたい
時に聴くと効果絶大。

・・・そして実はこの人、結構な美人(^^;)。そこもポイントなので忘れない
ように!

▼Suzi Quatro(サディスティック・ロックの女王)/ Suzi Quatro

Come Back To Me

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
今回は完全に“知る人ぞ知る”系のジャンルを世に知らしめたバンドの曲。

Come Back To Me by Brave Combo.
80年代後半、いわゆる「ワールドミュージック」がブームになった時に、こ
の流れに乗ってひっそり来日したトリオバンド。ジャンルはなんと【ポルカ】
である。

この頃、僕はとある音楽プロモーション、いわゆる“呼び屋”と呼ばれていた
会社のお仕事をよくさせてもらっていたのだが、この会社が本当にセンス
溢れており、こういうある意味「尖った系」のアーチストを頻繁に招聘して
いた。その中でもこのバンドは本当に異色で、当時はベース・ドラム・アコ
ーディオンの3人編成。人種もまちまちで、本番時はどんな音を出すのか想像
も出来なかったのだが・・・。

ライブを観た瞬間、もう一発で持って行かれた
ポルカというジャンルには詳しくないが、どこかで聴いたことのあるような
メロディをセンスよくアレンジ。演奏技術は高く、正確なリズムとトリオと
は思えない重厚感を醸し出す。何よりも、演奏する姿が本当に楽しそうで、
いつまでも観ていたい、と思わせてくれた。

↑↑の曲は彼らのオリジナルだが、ポルカのスタンダードをアレンジした
↓↓この手の楽曲もぜひ聴いて欲しいところ。少なくとも、このバンドに出
会ったおかげで、僕の中に【ポルカ】というジャンルがしっかりインプット
されているので。

▼Musical Varieties / Brave Combo

この音とまれ! on dアニメストア

#熱血琴アニメ


ここ最近、リコメンドに出て来たアニメの一気見が激しい。
アニメはもちろんキライじゃないが、最近の作品は付いていくのがキツい
・・・ハズだった(^^;)。だがまぁ単純に凄い作品が多いのも事実。その中で、
いちばんインパクトがあったのが↓↓この作品。

『この音とまれ!』
高校箏曲部を舞台とした熱血青春モノとはのことで、平たく言えば
琴部全国大会を目指す話。これ、ジャンプSQでの連載作品らしく、音楽を
扱っているのにしっかり友情・努力・勝利が盛り込まれているのがポイント。

主人公は主に3名超絶ヤンキー男子天才琴少女、そして平凡ないじめら
れっ子の男子部長。全く接点の無い筈の彼らが出会い、衝突しながらも心を
通わせていく様は本当に爽やかな上に痛快

そして劇中で彼らの出す【音】が極上で、思わず琴に興味を持ってしまった
ほど。↑↑の『天泣』は改めて聴き返しても唸ってしまう程のメロディ。
各楽曲のクオリティの高さが、このアニメを傑作にしている気がする。

結果、クライマックスの県予選での演奏シーンは完全に鳥肌モノ。こちらも
ハラハラしながら応援し、演奏終了時には不覚にも涙が止まらなかった。

これは続きを原作で!・・・とも思うのだが、アニメの第二期を気長に待つの
も逆にアリ。それまで最終2話を繰り返し観るか、音付きで。

Highway Star

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
ハードロックに興味を持った人なら必ず通る道(^^;)的なバンドの定番曲。

Highway Star by Deep Purple.
ディープ・パープルと言えばもちろんギターリッチー・ブラックモアなの
だが、僕らの世代がリッチーに最初に触れたのはおそらくレインボーになっ
てから。僕らがハードロックに興味を抱いたことを知っていた美術の先生が、
自分の愛聴盤を何枚か貸してくれた。その中に、Machine Headがあった、と
いう感じ。

もちろん、リッチーの「伝説」となっているギターソロも強烈だが、それと
同等の印象を残したのがジョン・ロードオルガンソロ。友だちのバンドの
キーボード奏者がコレを完璧にコピー出来ており、思わず唸ったのを覚えて
いる。

このアルバムを聴いた後、僕はヘビーメタルではなくパンクに流れた(^^;)の
で、その後のリッチーやレインボーを追いかけていないが、今でもディープ
・パープルは普通に聴ける。やっぱり名曲は違うな・・・。

▼Machine Head / Deep Purple

Nothin’ To Do

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
OZロックの代表格なのにも関わらず、残念ながら日本では1曲しかヒットし
なかった、疾走感のあるロックンロールバンド

Nothin’ To Do by Moving Pictures.
最初に観たのはやっぱりベストヒットUSAダウンアンダースペシャル
この曲のノリの良さと、ライブの格好良さに強烈に惹かれた僕は、一発で
このバンドのになった。

程なくして手に入れた↓↓の「Days Of Innocence」はマジで名盤で、彼
らの魅力が存分に詰まった最高のアルバム。特に、『What About Me』
いうバラードは胸に染みるメロディで、一時期は僕のテーマソングになっ
ていた程。この曲も貼っておくので是非!

・・・唯一のヒット曲「NEVER」は・・・うん・・・。

▼Days Of Innocence / Moving Pictures