プロレス深夜特急

#Japanese Buzzsaw


プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人 / TAJIRI(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リアルワールドフェイマス元WWEスーパースターTAJIRIの著作。
携帯サイト『プロレス/格闘技DX』での連載をまとめたモノで、4年前にリリー
スされた作品だが、Unlimitedに登録されていたので読んでみた。

TAJIRIの「文才」に関しては、WWE在籍時週刊プロレスで持っていた連載
で既に明らかになっている。読みやすく、解りやすい文章に加え、読む側に対
して“伝えたい事象”明確。そこらへんのエッセイストを軽く上回る“作家”
あり、この才能はもっと一般に認知されても良いと思うのだが・・・。

そんなTAJIRIが、プロレスラーとして呼ばれた世界各国を巡った経験を記した
紀行文。各国の状況はもちろんのこと、すれっからしファンの僕でも想像する
ことの難しい国の“プロレス状況”が手に取るように解る。特にイタリア・ポル
トガル・オランダなどの欧州でのエピソードはおもしろく、思わず行ってみた
い!と思ってしまったほど。この人、プロレスだけでなくエッセイストとして
超一流だ、と改めて思った。

そして、巻末書き下ろしで描かれたスターダム・朱里との特別対談が絶妙
今改めて思い出してみると、TAJIRIや朱里、KANAKUSHIDAで構成されてい
た団体・SMASHは、本当にすばらしいプロレス団体だった、と改めて。
もしSMASHが今も続いていたら、日本のプロレスは今とちょっと違った方向
に進んでいたかもしれない。

コレ、当然手に取るのはプロレスファンだけだと思うが、可能ならそうでない
一般の人にぜひ読んで欲しい。エッセイのなんたるか?が、全て詰まっている
作品だと思うので。

QuietComfort35・イヤーパッド交換

#坊主


連休明けの到着を見込んでいたBOSE・QuietComfort35のイヤーパッドが、
GWが終わらないウチにアリエクから到着。そもそも使っていなかったヘッドフ
ォンで、特に思い入れも無い(^^;)のだが、取り敢えず交換作業をば。

まずは腐ってる方のイヤーパッドの取り外し。QCのイヤーパッドはツメでハメ
るタイプなので、布部分少しだけ強めに引っ張るとパキパキと外れてくれて
気持ちが良い。スピーカー部分に貼るシートは両面テープ接着。特に難しい作
業では無かった。

カラーバリエーションがあったので、クリーム色のイヤーパッドを選択してみた。
かなり使い込まれた感のある中古品だが、イヤーパッド交換は(見た目的に)
効果絶大。折角キレイにしたから、コチラも普段使いしてみるか・・・。

麺屋 加藤兵太郎商店・特製味噌つけめん

#小田原


毎年5月2日・3日は恒例の小田原出張
今回は仕事終わりにラーメンを食べに行くことが出来たので、備忘録も兼ねて。
小田原駅から徒歩3分、正直やや苦手なみそラーメン専門店なのだけど・・・。

麺屋 加藤兵太郎商店・特製味噌つけめん
そこそこ新しいお店らしく、調べてみるとオープンは昨年の9月。小田原駅近
くの繁華街の中にあり、地の利は非常に良い気がする。で、肝心のは・・・。

・・・ハッキリ言って美味い(^^)。
外が暑かったので今回はつけめんをチョイスしたのだが、コッテリした味噌の
つけ汁の中に、ほんのりと煮干しの香り。角煮もゴロゴロ入っており、食べ応
えはバッチリ。コレにしっかりモチモチの麺が絡んでくれた。

普段はみそラーメンをチョイスすることは殆ど無いのだが、このお店はもう一
度行って、小田原煮干し味噌ラーメンを食べなければ、とか思った。寒い時期
に小田原に行く機会があればいいんだけどなぁ・・・。

参考:麺屋 加藤兵太郎商店(RDB)

INOUE vs CARDENAS

#Prime Video Boxing 12


ボクシング・スーパーバンタム級四団体統一世界王者井上尚弥の統一
王座四度目防衛戦は、米国ネバダ州ラスベガス・T-Mobileアリーナ
行われた。挑戦者はWBA1位にランクされているラモン・カルデナス
ランキング1位とはいえ、コチラは尚弥が苦戦することなど一切考えず
どちらかと言えば「役不足」くらいに思っていたのだが・・・。

メキシカン・アメリカンラモン・カルデナス、おそらく「井上尚弥を
最も苦しめた選手」として歴史に残ることになる、と思う。2Rタイミ
ングドンピシャ左フックを当て、尚弥から明らかに深刻なダウンを奪
い、前半は完全にペースを握った。何よりも、尚弥の強打に対し、真正
面から勇敢に立ち向かったボクサーは、カルデナスが初めてだと思う。

これまでに尚弥が明確に苦戦した試合として思い当たるのは、新人時代
田口良一戦、1回目のノニト・ドネア戦、そして生涯初のダウンを奪
われたルイス・ネリ戦の3試合くらい。ネリとの試合はタイミングでの
ダウンで、試合全体を通せば「苦戦」ではなかった気もする。しかし、
この試合は明らかに尚弥の「大苦戦」。試合が決するまで、生きた心地
がしなかったのは初めてかもしれない。

最終的には7Rダウンを奪い返した尚弥が、8R連打をまとめて強引
TKO勝ち。結果的に世界戦KO勝利の記録を作ったが、今回ばかりは
素直に喜ぶことが出来なかった。

カルデナス予想以上に強かったのは間違い無い。まがりなりにもラン
キング1位の選手であり、強くて当然ではあるのだが、数年前の尚弥が
このクラスに苦戦したのか?と考えてしまう。尚弥にが今後予定してい
3つ大きな試合・・・MJ戦、ニック・ボール戦、中谷潤人戦・・・を考え
ると、一抹の・・・いや、大きな不安を感じる。

・・・ハッキリ言おう。井上尚弥は、衰えている
いや、衰えた今でも世界トップクラスで強いのだけど、MJあたりに足を
救われる井上尚弥なんて想像もしたくない。願わくば、来年実現するで
あろう、もう一人の“怪物”との試合までは勝ち続けて欲しい。
お願いだから・・・。

WRESTLING DONTAKU 2025 day2

#njDONTAKU


新日本プロレス『レスリングどんたく 2025』二日目。
4月19日から約2週間に渡って繰り広げられたどんたくシリーズ最終戦
でもあるのだが、まぁ本当にいろいろあった。そして今日、新日本を心か
ら愛していた男が、セルリアンブルーのマットに別れを告げる。

本当なら、メイン&セミに触れるべきだと思うのだけど、今日はさすがに
第六試合10人タッグマッチにフォーカスするしかない。再編成となった
新日本本隊海野翔太&石井智宏&タイチ&TAKAみちのくに対するのは、
内藤哲也&BUSHI&高橋ヒロム&鷹木信悟内藤BUSHIは、コレが新日
本最後の試合になった。

正直言うと、試合内容はあまりよく覚えていない
内藤が久しぶりにほぼ完璧なデスティーノを決めたこと、TAKAからフォ
ールを取って試合を決めたのは鷹木であったこと、くらい。内藤の今後が
どうなるのか、今は全く見当が付かないが、今後も活躍してくれることを
願っている。

・・・セミファイナル上村優也との大熱戦を制し、IWGPグローバルを防衛
した辻陽太の元に、もう一度登場した内藤&BUSHI&ヒロム&鷹木L.I.J
最後の儀式は、ちょっとくるモノがあった。

新日本の今後も、内藤&BUSHIの今後も、大いに気になる。
今日は満員になった福岡国際センターが、来年も人で溢れますように。
そして内藤とBUSHIが、もう一度大きく輝けるような未来が来ますように。