新時代

#最終章


週刊少年ジャンプ35号、ワンピース
連載が再開された先週号で幾つも超弩級の時限爆弾が投下され、この1週間
本当にヒリヒリした気分(^^;)が続いたのだが・・・。
今回もネタバレがあるので、コミック派・アニメ派・単行本派の人はご注意!

▼週刊少年ジャンプ(35) 2022年 8/15 号

ロードポーネグリフワノ国の開国の正体など、回収された重要な伏線が幾
つかあったのだが、今回はソレらがちょっとどうでもいい気になった。

サイアクの敵、海軍大将・緑牛に対し、遂にボロブレスを発射するモモ
この姿を見た瞬間、「ああ、終わったな、ワノ国篇・・・」と心から思った。
ルフィたちと旅をすることで、精神的に大成長したモモ。その上で実力を
示し、自分たちだけでやっていけることを見事に証明して魅せた。

今のワノ国には、将軍・光月モモの助が居る。
もし今後、ワノ国に驚異があったとしても、モモの助とその家臣たちが居れ
ば何の心配も無い。従って、麦わらの一味は安心して次の島へ向かうことが
出来るし、ヤマトが仲間になれない理由も無くなった。
・・・これで、どれだけスッキリしたことか!

6年近く続いたワノ国篇で、こんなステキな大団円
そして連載開始から25年が経過し、遂に【新時代】が到来した。最終章が
終わるまであと何年かかるか解らないが、コレは僕とのチキンレース
なんとか最後までしっかり確認したいなぁ・・・。

ONE PIECE・連載再開!

#最終章


本日売りの週刊少年ジャンプ34号より、ワンピース連載再開
ネタバレがあるので、コミック派・アニメ派・単行本派の人はご注意!

▼週刊少年ジャンプ(34) 2022年 8/8 号

ワンピースのタイムラインではカイドウとの闘い終わったばかり
にも関わらず、バカみたいに強そう海軍大将・緑牛が登場し、赤鞘たち
ソレを止めようとするシーンから。この闘いにモモの助が入っているだけで
胸熱なのに、助っ人に入ったヤマトを止める心遣い。モモはきっといい将軍
になるね、本当に。

そして、レヴェリー篇からずっと心配していたサボビビの件もやや進展
サボがビビの父・コブラを殺害した、というのは99%冤罪で間違い無いと
思うけど、名君・コブラは本当に死んでるような気がする。体調悪そうだっ
たしねぇ・・・。そして、ビビは本当に行方不明(–X)。コレは深刻だ・・・。

そしてシャンクス。近くに居るんだったらいい加減ルフィに会いに来いよ、
と、正直思った(^^;)のだけど、相変わらず匂わせ発言を繰り返すところが
本当にニクいひとつなぎの大秘宝奪りに行くのは解ったけど、麦わらの
一味とだけは闘って欲しくないなぁ・・・。

さぁ、来週はどこからカタを付けるつもりなのか?
とにかくせっかく生き残った赤鞘たちが心配すぎるので、その辺から安心
させてくれると非常に助かります!

桑田次郎のウルトラセブン

#昔のコミカライズ


▼ウルトラセブン①・②・③ / 桑田次郎(Kindle版)

Kindle Unlimitedで暇つぶし用の書籍を探していたところ、ちょっと懐かし
マンガを発見して狂喜。なんと、桑田次郎版のウルトラセブン

円谷プロのウルトラシリーズは、何度かブームを巻き起こしている。
ウルトラQからウルトラセブンの放送終了までを第一次、ウルトラファイト
から帰ってきたウルトラマン開始を経てレオ終了までを第二次、その数年後
からウルトラマン80終了までを第三次とするのが一般的。

その第三次ウルトラブームの主役はなんと【マンガ】。当時はウルトラシリ
ーズの制作が止まっていた頃だったが、コロコロコミックに突如掲載された
内山まもるの『ザ・ウルトラマン』が大ヒット、そこからウルトラシリーズ
リバイバル二匹目のドジョウを狙った各出版社が、古い作品の復刻版
続々リリース。その中に、桑田次郎版のウルトラセブンがあった。

桑田次郎の比較対象は、一峰大二梅津かずおの二人。両者共に独特すぎる
絵柄のマンガ家であり、子どもの頃はハッキリと気味が悪かった(^^;)。
しかし、桑田次郎の描くセブンは若干の古さこそ感じたモノの、前記の二人
に比べれば全然爽やかで、当時は普通に読めた。が・・・

・・・四半世紀以上が過ぎた今、改めて読み返すと正直インパクトに欠ける(^^;)。
梅津かずお・一峰大二のウルトラマンはオトナになってから読んだ時にその
価値が解った気がしたが、コレはどうなんだろうねぇ(^^;)。

ちなみに桑田次郎、『まぼろし探偵』黎明期の日本マンガ界の象徴となっ
た一人なんだけど(^^;)。アンリミテッダーはサブスクでぜひご確認を!

定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。

#騙され感


▼定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。/ ドリヤス工場

・・・店で表紙を見て、「ああ、水木プロってこういうの出してるんだ」と
判断し、とっさに購入してしまったコンビニコミックなのだが・・・。

全編に溢れる(初期の)水木しげるテイスト。台詞回しは、つげ義春
彷彿とさせる。まぁハッキリ言って、企画モノの内容としては、もう少
構成を考えて欲しかったところ。せめてセリフの旧仮名遣いを現代文
にするとか、そういうとこ。

ということで普通に読み終わったのだが、ちょっと引っかかることが。
書籍内に『水木しげる』とか『水木プロ』の記述が一切無い(^^;)。
で、作者の『ドリヤス工場』で検索したところ、なんと水木しげる先生
とは一切関係ない、とのこと(^^;)。おお・・・。

いい感じで騙されました(^^;)。
こういうマンガ家さんも居るんだね、現代には。見どころあるよ、うん。

“着せ恋”の吸引力

#リアル熱血青春グラフィティ


こないだアニメを一気観した「その着せ替え人形は恋をする」の件。
驚いたことにインパクト絶大だったらしく、アニメ視聴は既に10週目
超えるマラソン展開。さらに先が気になり、原作にも手を出したのだが・・・。

▼その着せ替え人形は恋をする⑦・⑧ / 福田晋一(Kindle版)
 

・・・7巻8巻
この2冊が、本当にヤバいくらい充実の内容。これまでの“爽やかな異業種
間恋愛”(^^;)展開でも充分に楽しかったのだが、7巻からはコレに熱血学園
モノの要素が大追加。ここで、遂に五条くん【覚醒】。明らかに殻を破り、
期せずしてクラスの中心人物に躍り出る様は、正直胸が熱くなった

こんなにクソハマリするとは、自分でも予想出来ず。
なんなら最新9巻以降が一刻も早く知りたくなり、これまで一切縁の無かっ
ヤングガンガンまで購入する始末(^^;)。

申し訳無いが、アニメスタッフは一刻も早くシーズン2の制作に着手すべき。
シーズン1はもしかしたら2022年アニメの最高傑作かもしれないので。