コクーン

▼コクーン / 葉真中顕(Kindle版)

葉真中顕強化月間、今作はちょっと不思議なお話
構成は連作短編集で、内容はバブル期の日本で起こったあるカルト教団の
蛮行、それに翻弄された人々の物語、という感じ。多種多様な人物が登場
してくるのだが・・・。

着想のヒントは間違い無くあの教団が起こした地下鉄サリン事件だと思う
のだが、その「事実」巧妙に処理したファンタジー作品と言えなくも無
い。しかし、ファンタジーと言うにはひたすらに「重い」内容。

読み進めるうちに、各章を繋ぐ「線」がハッキリ色濃くなって行くタイプ。
それぞれの人生を歩いて来た筈の人たちが、過去に教団関係者と何らかの
関係を持っており、更に全員がある種のコンプレックスを抱えている、と
いうのが大きなポイント。

エピローグの書き方が本当に凄く、おそらく最後まで読んだ人たちを闇の
底に叩き落とすほどの効果。扇動的な表現はほぼ無く、淡々とした文章な
のだが、その「救いの無さ」に、どうしようもない恐怖まで感じてしまった。

強化月間は進行中だけど、一回休みを入れた方が良いかも(^^;)。
この作家の破壊力、ちょっと只事では無い感じなので。

サブスクリプション型音楽配信サービスの選択は・・・

すっかり普通になったサブスクリプション型、いわゆる●●放題のコンテ
ンツサービス。映像の方はもうすっかり生活必需品で、気が付いたら6つ
VODサービスに加入している。映像の場合、それぞれにそれなりの特徴
があり、どれかを止める、というのは今のところ考えられない(^^;)のだが、
問題は音楽配信の方。

現在、フルサービスで登録しているのは先行大手のApple Musicだけ。
しかし、コレを乗り換えても良いような気がしてきた

現在、月380円Echoプランを契約しているAmazon Music Unlimited
コレをフルサービスに変更し、Apple Musicを止める、というのが最良の
方法だと思われる。

理由はオフラインでの楽曲の取り扱い。
Apple Musicでも楽曲をダウンロードしてiPhone等での端末で聞く、とい
うのが出来るらしいのだが、iCloudをオンにしなきゃならないとか、そう
いうのがちょっと面倒。これに対して、Amazon Musicアプリだと操作が
明瞭簡潔で使いやすい、というのが解ったため。

楽曲に関しては今のところApple Musicの方がやや多いらしいのだが、今
はAmazonも遜色ない数を誇っている。そろそろ乗り換えてもいいんじゃ
ないかなぁ、と。

・・・基本は、やっぱり音楽はメディア(CD等)を手元に持っておきたい
タイプの僕。サブスクリプションくらい一つにしとかないと、やっぱり
勿体ないよね、きっと(^^;)。

air & mini


3月18日のイベントでアップルが発表した新製品
なんとiPad AiriPad miniのニューモデルで、双方共に「死んだ」と思わ
れていた機種なだけに、今ココでコレを発表したアップルに呆れるやら
驚くやら(^^;)。

僕のiPadは2014年に購入したiPad Air264GBモデルで、5年経過した
今でもキビキビ動いていてくれており、今のところ全く不自由を感じて
いない。従ってこの新製品には全く食指が動かない(^^;)。

買うならやっぱりiPad Proで、大画面とApple Pencilには非常に興味が
ある。あと2年くらいしたら、新しいのが欲しくなるんだろうなぁ、き
っと。

ばんから・さんこいち

秋葉原で仕事をして帰りがそこそこ遅くなった場合、おおよそは早めに
アキバを離れる。基本、この街は夜遅くまでやっているお店で美味しい
ところ、というのがあまり無い上に、それが「ラーメン」だとするのな
ら、もっと無い気が(^^;)。まぁ、通常営業のラーメンに関しては、もし
かしたら日本一なのだから、多くを望んではいけない。なので、半分諦
めた状態で行ったのが↓↓ココ。

東京豚骨拉麺 ばんから秋葉原店・さんこいち
イメージは典型的なフランチャイズラーメンで、残念ながら美味しいと
は思えない(^^;)。このお店、おそらく昔に同じような心境の時に寄った
覚えがあり、その時はもちろん大した印象は無かったのだが・・・。

何故だか今日は美味かった(^^;)。
おそらく極端に空腹だった所為も多分にあるのだが、思わず半替え玉
オーダーしてしまうくらい食が進む。年を取ってちょっと味の好みが緩
くなったのかもしれないが、下手すれば「また行きたい!」とすら・・・。

いや、これは良い傾向なのかも。
次にアキバで仕事の時、それも遅くなった時は、ココで食べるかな・・・。

参考:東京豚骨拉麺 ばんから秋葉原店(RDB)

W県警の悲劇

▼W県警の悲劇 / 葉真中顕(Kindle版)

期せずして強化月間驀進中葉真中顕作品。はやくも4作目
こちらは警察小説、全6篇から成る連作短編集。W県という架空の都市の
県警とそれに付随する各地の所轄警察署を舞台に繰り広げられるミステリ
ーで、各篇に細かくリンクが貼られており、長編小説並みの手応え。

この作家のアドバンテージは叙述トリックどんでん返し
どんでん返しの部分は、その分野の神様とされる中山七里にはやや及ば
ないが、そこに組み合わされる叙述トリックがこれまでの誰よりも優秀
今回は「欺されないぞ、暴いてやる!」という気概を以て読書に臨んだ
のだが、1〜4話までは完全にやられた。特に3話「ガサ入れの朝」に関
しては、もう反則だろ、と指摘したくなるくらいの巧妙さで、結局その
テクニックに舌を巻いた次第。

しかし、さすがに見破ったぞ、5話6話(^^;)。
ただ面白いことに、トリックが思った通りであったとしても、普段他の
作家に感じる「こんなもんかよ?」という悪態をつく気になれない
そうか、そういうことを考えるのか、というシンパシーまで生まれて来
ちゃってるらしいから、僕は本当にこの作家にハマっている

いやぁ、この強化月間はまだまだ続くなぁ、きっと。
今月中にリリース分を読み切ってしまいそうなのがちょっと怖いけど、
怯まずに進むつもり。さて次は・・・。