Beat Surrender

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
僕の大好きなオリジナルパンク世代のバンドの、何度目かのトランスフォ
ームがこの曲の時代。

Beat Surrender by The Jam.
バリバリのビートパンクバンドだったJAMだが、この頃にはポールだけ妙
スタイリッシュになっているのがポイント。

しかもギター持たないし、バックコーラスと同じ位置に立ってるしで、い
ろんな意味で度肝を抜かれた覚えがある。ただし曲は紛うこと無き『JAM』
ポール・ウェラー個人の歴史の中でも、名曲と呼ぶに相応しい。

この7月から8月は、こういう時台の音楽に触れる機会が多いかも。
そのへん、ちょっと嬉しい。

▼SNAP! / The Jam

RQ-S25修理・失敗!

#一筋縄


こないだジャンク入手を報告したPanasonic RQ-S25の件。
動作確認したところ、通電はするモノのカセットは回らず、だったので、
ベルト交換でなんとかなる、と踏んでいた商品。で、いろんなツールを
揃えて、やや難易度の高い修理に挑戦したのだが・・・。

結論から言うと失敗
ハンダを吸い取りながら分解してみたところ、完全に伸びきっていたも
のの、ベルトは掛かっていた。一応四苦八苦しながらベルトを交換し、
元に戻してみたのだが・・・。

・・・ウンともスンとも言わねぇ(^^;)。
おそらくベルトが原因でなく、駆動系のどこかがおかしくなったんでは
ないかと。そうなると僕のスキルではお手上げで、もうどうにもならな
いことが確定。もう一度分解して新品のベルトは取り外し、蓋を閉めた。

ちょっと悔しいなぁ・・・。
ジャンクのRQ-S25は捨て値でオークションに出ているから、他を当た
ってみるのもいいかも。

・・・修理出来たからなんだ、というのは言わないこと!

Staying Power

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
このバンドは有名な曲がやたら多いのだが、ここは敢えてこの曲を選ばせて
もらった。

Staying Power by QUEEN.
僕らがヒットチャートで洋楽を聴くようになった頃、辛うじてランクイン
していた曲で、「HOT SPACE」というアルバムに収録されている。

クィーンは明らかに僕らより2〜3年前の世代の人たちのロックバンドで、
正直この頃はすっかり人気が落ちていた。再評価されるのはフレディが亡
くなってから、というのが皮肉なところ。

ちなみに、このステイング・パワーラップのテイストを採り入れたクィ
ーンにしては異色の曲。そもそもこの頃はまだラップという概念が無い。
いわゆるラップと同じなのは「単純なリズムに歌詞が乗っていく」だけで、
しっかりボーカルにメロディもある。

凄いのは、この単純な曲で各メンバーが繰り広げるテクニックの数々。
特にロジャージョンリズム隊の完成度は凄まじく、リズムが狂ったら
全て終わる、という曲を極限まで磨き上げているのが解る。

この曲、確かに好き嫌いが別れたんだよなぁ・・・。実に懐かしい!

▼HOT SPACE / QUEEN

What You Say?

#理想


YouTubeで発見したTHE LOODSのライブを、ずっと繰り返し観ている。

インディーズブームなるモノが起こった時、僕は数え切れないくらいLOODS
のライブを観た。別のバンドが目当てでライブハウスに行くのだが、対バン
の一組目がLOODS、という場合が多かった。ところが、2〜3回観たところ
でそのあまりに独特な世界観が僕を魅了。そこからLOODS目当てでライブに
行くことが多くなった。

例えばこのビデオの尺はたった7分6秒。にもかかわらず、3曲フルで演奏
されている、という事実に注目して欲しい。

そして歌詞。基本的に短い文章の繰り返しで、1番・2番という概念すら無い。
他のバンドでもこういう曲はあるが、せいぜい1〜2曲。しかし、LOODSは
全ての楽曲がこの構成なのが凄い。

実は理想のバンドだったんだよなぁ、THE LOODS
最近復活したらしいけど、今でも西村さんはあのままなんだろうか?
変わってない気がするなぁ、なんとなく。いや、そうであって欲しい!

▼Stop Fuckin’ Around! / THE LOODS

Still Fighting It

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
このアーチストを初めて知ったのがいつ頃なのか、イマイチハッキリしない
のだけど、今は普通に【生活】に入り込んでいるミュージシャンのソロ作品

Still Fighting It by Ben Folds.
前身のトリオ、Ben Folds Fiveを知ったのは、日本語詞の「金返せ」という
曲がFM各局でヘビーローテーションされていたから。こりゃあ面白い、と
いうことですぐにCDを購入したところ、【おもしろさ】がどうでもよくな
るくらいの圧倒的な【カッコ良さ】が先に来た。こんなに破滅的なロックン
ロールをピアノで演る。この時まで、そんなピアニストは存在しなかったと
思う。

この曲は珍しくかなりスローテンポ
生まれたばかりの息子に宛てた曲とされているのだが、内容はかなりネガテ
ィブ(^^;)なのではないかと。だって、

And you’re so much like me , I’m sorry
(君は僕によく似ている すまない)

・・・なんて言葉を歌詞にしちゃうのだから。
もし僕がベン・フォールズの息子だったら、かなり嬉しいけどなぁ(^^;)。

ただ、やっぱり「We’re Still Fighting It」というフレーズには共感する。
僕はずいぶん前に戦うことを放棄したつもだけど、結局今もなんだかんだで
戦っているような気が。

Everybody knows , It sucks to grow up , And everybody does
リアルにその通りだ、マジで。

▼Rockin’ the Suburbs / Ben Folds