MBP17・今さらUG

#10年選手の頂上作戦


なんとなく仕事が始まってしまったので書きそびれていた件。
コロナでやたらヒマだった頃、なんだかんだでずっとメイン機として使用
しているMacBook Pro Mid 2010 17インチに改造を加えてみた。

まずはSSDアップグレード
17インチの主な用途はAV系の母艦。遂に5万曲を超えた音楽データとか
映像データが肥大化し、容量1TBでもキツくなってきたため、倍の容量、
2TBのSSDに置き換えた。1TBのディスククローンには半日くらいかかっ
たのだけど(^^;)。

注目は↑↑右上。
遂に光学ドライブを諦めた。というのも、経年劣化でDVDドライブのレン
ズが断末魔らしく、コレ以上の使用は出来ない、と判断。光学ドライブの
載せ替えも検討したが、ポータブルDVDドライブが投げ売り状態の今だ
から、何かあってもすぐ交換できる、という判断。代わりにドライブベイ
にHDDをマウントできるユニットを購入し余っていたSSHDを装着。合計
3TBの大容量マシンに化けた。

最近ではスペックの必要な作業はTouch BarMacBook Proで行っている
のだが、通常時の出番はやはりこちらの方が上。あと何年保つのかなぁ、
この10年選手は。

osx El Capitan

#macOSギリギリ論


ヒマに乗じてふと思いついたのがmacOSアップデート
メインのMBPはCatalinaまでキッチリ最新に上げて使用しているのだが、
作業機の17インチMBPYosemiteのママ。それでも特に不自由は無か
ったのだけど、YosemiteがiOS13をサポートしなくなってiPadに書類
を移すのが困難になった。これはなんとかしよう、ということで。

考慮したのは「どのバージョンに上げるか?」
MBP17はlate2010なので、High Sierraまで対応しているのだが、レス
ポンスを考えるとそこまで上げるのはよろしくない。iOS13に対応し、
我慢が出来るレベルの動作と考えると、まぁ一択だわな(^^;)。

El Capitan
アップルのwebから探ると、なんとアップグレードインストールが可能。
ダウンロード含めおよそ90分の作業。途中聞き慣れないブザーが鳴って
焦ったが、無事にアップグレードが完了した。

起動して各種アプリの動作確認をしたところ、Yosemiteと大差の無い
レスポンス。こんなことなら早めにアップグレードしておけば良かった、
とまたもや後悔した(^^;)。

しかし、10年前のマシンなのにまだ現役で使用できるのは凄いなぁ・・・。
まだあと3年は使えそうだ、コレ。

WスタンバイのAudacity

#Mac用波形編集ソフト


業務上、そして趣味として、音楽データを波形編集ソフトで弄ることが多い。
僕が使っているのは、AudacityというMac用のOSS。高機能な上に直感的で
解りやすく、不満点は殆ど無かったのだけど・・・。

このアプリ、拡張子が「.m4a」のタイプのファイルがデフォルトでは直接
読み込めない。FFmpegのライブラリを別途用意し、セットアップしなけれ
ばならないのだが、何故だかコレが上手く行かない。根本的な問題かも、と
思い調べてみたらなんてこたぁ無い、単にバージョンが古かった(^^;)。
で、最新版の2.3.2をダウンロードし、インストールしたところ、あっとい
う間に解決した。のだが・・・。


↑↑、上が2.1.0、下が最新の2.3.2エフェクトを出したところ。
よく見て貰うと解るのだが、使用頻度がやたら高かった「レベラー」が消え
ている。「増幅」で代用出来ないことも無いのだが、使い勝手が悪く、スピ
ーディーに編集出来ない。で、結局↓↓こうなりました・・・。

2.3.2と2.1.0のダブルスタンバイ
おそらく使い慣れた2.1.0を中心に使用することになるのだが、2.3.2にも
慣れておこうかと。バージョン違いのアプリを複数入れる、というのは僕の
場合よくある(^^;)。WindowsのPowerPointなんて未だにOffice2003
バージョンを最新版と共に入れてるくらいだから(^^;)。

・・・ちなみに、後になって2.1.0でも.m4a形式のファイル読み込みに成功。
64bit版と共に、32bit版のFFmpegライブラリを叩き込んであげればOK。
各種ダウンロード先は下記にまとめたので、必要な人は是非!

Audacity Official → 最新版本体(現状2.3.2)
Audacity 2.1.0 → 旧バージョンダウンロード
FFmpegライブラリ
→該当ページのmac用64bit版(ffmpeg_64bit_osx.pkg)
→該当ページのmac用32bit版(ffmpeg-mac-2.2.2.zip)
※先に64bit版をインストール、その後に32bit版を解凍し、生成された
ファイルを「ライブラリ→Applocation Support→audacity」の中に
格納する。

iPod U2 “ReBORN”

↑↑、懐かしきiPod U2 モノクロモデル。いわゆるiPod Classic 第4世代
このiPod、僕がいちばん愛したモデルで、iPhoneを使い始めてからも長い間主
クルマ用として活躍してたのだが、数年前にバッテリーが寿命を迎えたらし
く、いつか交換しよう、と思いつつ、ずっとそのままにしてあった。

で、先週コレが引き出しから発見され、恐る恐る充電プラグを差し込んだとこ
ろ、意味の解らないエラーメッセージが出た。センターボタンとMENUボタン
の同時押しリセットし、なんとか充電出来るようにはなったのだが、フル充
電マークが出てもプラグを外すと3分しか保たない。このiPodが動かないのは
ちょっと悲しいので、今さらながらバッテリー交換をしてみようか、と。
ついでに、今や20GBという容量は全くお話にならないので、ストレージ交換
も一緒にやっちゃおう、と思い立った。購入したのは↓↓下記

左から ①交換用バッテリー②CF→IDE変換アダプタ③SD→CF変換アダプタ
④SDXCカード128GB。この他に、手持ちのトルクスドライバーを1本用意した。

このiPodのHDD1.8インチIDEで、128GBまでしか認識しない、というのを
事前に調べており、コレを128GBSDXCカードで代用する、という作戦。
もちろん大容量のCFを使う、という手もあるのだが、CFの128GBは12,000円
くらいするで予算的に断念変換器を噛ませて済ませる、という方法を取った。

一番の難所は銀蓋をこじ開ける工程なのだが、バッテリーに付いて来たプラス
チックのツールで上手く開けることが出来た。取り外したバッテリーは思いっ
きりパンパンで、うっすら液漏れまで。こりゃあダメだよな、やっぱり・・・。
ちなみにこじ開け→バッテリー取り外しの行程はこちらのサイトを思いっきり
参照させていただきました!ありがとうございます!

上記サイトによると更に難所とされるバッテリーケーブルの取り外しについて
は、トルクスドライバーで下基板右ネジを外し、思いっきり浮かす事で解決。
ただ、外したバッテリーにはもう使い途は無いので、思い切って切断しちゃっ
た方がいろいろ楽かもしれない。

↑↑この状態が蓋を開けてHDDを取り外し、バッテリーを交換したところ。
ここまで出来たところでMac上でSDXCカードをexFATでフォーマットし、CFの
アタッチメントに挿入、ソレをさらにIDE変換。非常にチープIDESSDを作成
した、と思えばOK。で、注意が必要なのは↓↓の差し込み位置

これはAmazonのカスタマーレビューに載っていた画像と同じモノ。
1.8IDEのピンは上下反対でも刺さってしまうため、この画像と同じ状況でフラッ
トケーブルを刺す必要がある。これを間違えると認識すらしないので注意!

ここまで繋ぐと、iPodの画面にエラーマークが表示される筈。ここですぐにMac
に繋がず、センター+MENUでiPodを一度リセット。その後にMacに繋ぐと、新
しいiPodとして認識される筈なので、MacのiTunes上で工場出荷時の設定を実行。
「一度電源に繋げろ!」的な画面が出るので、ACアダプタに繋いで上げると、
iPodの初期設定画面が出てくる筈。

ここまで来たところで裏蓋をソッと閉じ、iPodで情報を表示してみたところ、
バッチリ128GBに近い容量を表示。このチープSSD状態だとバッテリーの保ち
も良くなるらしいし、重量体感半分くらいに軽くなる。心なしか、曲データ
書き込みもかなり速くなった気がする。

細かな作業だし、この改造は完全にレギュレーションを外れているため、以降
の修理は受けられないが、このiPodのフォルムが好きな人にはすばらしい延命
措置だと思う。今やiPod Classic用の補修パーツは投げ売り状態なので、チャレ
ンジする価値はあるかも。

もちろん、やりたい人は自己責任で!
個人的には今回の改造、大満足だけど♪

11インチMacBook Air買い換え

持ち歩き用・出張用として大活躍している11インチMacBook Air
これまで使用していたのはLate2010というかなり昔のモデルで、大袈裟
な作業をしないことを前提に付き合って来たのだが、使い続けているうち
誤算が生じた。「外で大袈裟なことをする機会がわりとある」、という
こと(^^;)。

もちろん、そういう時はメインのMBPを使用すれば良いのだが、11インチ
という大きさのアドバンテージは捨てきれず。ということで、スペック
そこそこの11インチMBAを新たに入手してみた。

MacBook Air・mid2013・CTOモデル
1.7GHzCore i7プロセッサ、8GBメモリ、SSD512GB英語キーボード
スペックだけで見れば僕の17インチのMBPより高機能で、CPUはコア数こ
そ違えど、メインの15インチMBPと同じ。これなら当分使えるだろ、とい
うことで。ちなみに購入価格は48,000円強、とやや微妙(^^;)。

セットアップに関しては改めてご報告。取り敢えず「かなり使える」こと
だけは間違い無い模様!