CyberFight

#異文化統合


DDTプロレスリングDDTフーズ、そしてノア・グローバルエンタテイン
メントの3社が合同で記者会見

3社経営統合し、プロレス事業会社「株式会社CyberFight」を設立する。
同じCyberAgent傘下とはいえ、出自文化の全く違う両団体が、同じ会社
になってしまう、ということ。

・・・さすがに賛否両論あるだろうなぁ、コレは。
DDTもNOAHも、これまで同様に独自ブランドで興行を続けるらしいのだが、
雰囲気的には大ピンチのNOAHがDDTに救われ、吸収されたような印象が否
めない。

個人的にはDDTに悪い印象は全く無いし、なんなら竹下遠藤GHC戦線
絡んだらおもしろい、とすら思うのだが、古くからのファンは果たして・・・。

しかし、時代はしっかり流れるてるなぁ、こんな時でも。

NOAH the CHRONICLE

#無観客の意味


本来なら3月8日横浜で行われる予定だったNOAH・GHC4大選手権
コロナ騒動の煽りを受け、タイトルマッチのみの開催で今日の後楽園に
延期されたが、この大会は無観客興行に。NOAHの正念場である。

メインは藤田和之潮崎豪に挑むGHCヘビー級タイトルマッチ
杉浦軍総出で藤田のセコンドに付くのだが、全員試合前から緊張の表情。

・・・前代未聞の、あまりに恐ろしい試合になった。
試合開始から約30分、両者は↑↑の表情を保ったまま睨み合いに終始。
この30分が全く退屈しなかったのだから凄い。逆に胃が痛くなった程。

試合開始30分のアナウンスをキッカケに動いたのは藤田。
高速タックルでテイクダウンし、グラウンドで潮崎を正しく「蹂躙」
こんなに怖い藤田和之を、僕はMMAのリングでも観たことが無い。

その後は場外に戦場を移す両者。
ここでも藤田は猛攻を重ね、消毒液(!)を口に含み潮崎に噴射。
その後も無人の後楽園ホール中を引きずり回した挙げ句、エレベーター
に乗ろうとしたのだから驚いた。

リングに戻り残り15分。
ようやくプロレスらしい攻防となったが、藤田の優位は動かない。
コレは時間切れか?と思わせたが、ここまで一方的に攻められながら
スタミナを残していた潮崎が意地のラリアット3連発。まさの逆転勝利

潮崎はカメラに向かい「I am NOAH」を絶叫。
難敵中の難敵をフォールしてGHCヘビー級選手権を防衛した。
藤田の圧倒的な強さを再認識したが、最後まで食らいついた上に勝利し
た潮崎も本当に凄まじい。画面の向こうでただただ拍手する他無かった。

・・・いろいろな意味であり得ない試合
この試合は絶対に「無観客」でなければ成立しないし、そうでなければ
プロレスの試合ではあり得ない緊張感を醸し出すことは出来なかった。
こういう形での無観客試合を提供した団体は、今のところNOAHのみ
賛否両論が渦巻くと思うが、個人的には完全に「アリ」である。

意味のある無観客、そして一生忘れられない試合
プロレスリング・ノア藤田和之に、今後注目せざるを得なくなった

HIGHER GROUND 2020 on abemaTV

#リアルビースト


本日のプロレスリング・ノア後楽園ホール大会が、abemaTV生中継
所用があって僕は会場に居たのだが、場内の生音を聴きながらこの中継
を観ていた(^^;)。

凄かったのはやはりメインタッグマッチ
GHCヘビーGHCナショナル両選手権W前哨戦として組まれたのは、
潮崎豪&清宮海斗 vs 藤田和之&杉浦貴。これが恐ろしい試合に・・・。

ココに来てNOAHファンでも認めるべきなのが、藤田覚悟。受けの
凄さが重視されるNOAHのリングで、あの潮崎のチョップを全て受け
きった上で張り手を返し、グロッギーにした上にスリーパーで落とし
てしまったのだから驚く。

来月の横浜文体で潮崎の持つGHCヘビーに挑戦する藤田。
今日の試合を観る限り、ハッキリと藤田有利の印象が。もちろん潮崎
も意地を見せるとは思うが、それでも藤田が取るべきNOAHがノア
らしくあるために

サイバーエージェント体制のNOAH、良いかもしれない。
このまま良い感じで続けば、武道館復帰もすぐのような気がする・・・。

NOAH、サイバーエージェント傘下へ

#かなりマトモな親会社


本日東スポWebにて発表されたニュース

プロレスリング・ノアを運営するノア・グローバルエンタテインメント
株式会社が持ち株100%をサイバーエージェントに譲渡。これにより、
ノアはサイバーエージェントの完全子会社となり、同グループの一員と
なる。CA社は既に傘下にDDTを持っており、プロレス団体を傘下に迎
えるのはノアで2社目

ノアの親会社変更はこれで3社目になるが、これまででいちばん規模の
大きな会社に拾われた、と判断するのが賢明。昨年、オーナー会社とな
ったリデットエンターテインメントの頑張りのおかげで最近のノアには
明るい兆しが見えており、ここで資本に余裕のある親会社が付いたのは
かなりのメリット。

問題があるとすれば、ノアがCAのカラーに沿った試合を提供出来るか、
の一点。DDTはそもそも成り立ちからしてCAにピッタリのコンテンツ
であり、グループに参入しても違和感は一切無かったが、ノアは果たし
てどうなるか? ちょっと不安でもある。

しかし、親会社の資本力だけで言えば、新日本・スターダムを傘下に置
ブシロードよりもCAの方が会社規模は上。コレを上手く生かした上で、
以前の勢いを取り戻してくれることを切に願う次第。

しかし、リデットはコレでいいのかなぁ・・・。
ノア買収に合わせて会社名まで変更し、ここまで育てて来てようやく先
が見えてきたところ、だと思ったのだけど。ちょっとかわいそうかも。

杉浦軍興行「犬ども全員集合!後楽園で吠えろ!」

#美学のある闘い


プロレスリング・ノア、年内最終興行は後楽園ホール・杉浦軍主催興行
YouTubeライブで配信されており、見逃し配信期間もあるようなので、
取り敢えず↓↓で特にメイン以降の試合をチェックしてみて欲しい。

会場では都合でメインが終了するところまでしか観ていなかったのだが、
まぁ刺激的な試合。藤田vs杉浦、藤田vs桜庭、鈴木vs桜庭、鈴木vs杉浦
の組み合わせはどれを取っても新鮮。久しぶりに心の底から興奮した。

その後に金剛が乱入し、特別試合として組まれた6人タッグも凄かった。
こっちはYouTubeライブで観たのだけど(^^;)。
特に拳王と鈴木秀樹。この2人の試合は、今後NOAHのキラーコンテンツ
に化ける可能性もあると思う。

大袈裟で無く、来年NOAHはハネる可能性大
今日のメインと特別試合のような、ある種異様な緊張感のある試合が続
くのであれば、古いファンも唸るハズ。期待しとこう、来年に。