終末のワルキューレII – Episode of शाक्यमुनि -

#回れ六道!


ようやくシーズン2後半が配信となった『終末のワルキューレ』
後半の主役は”史上最強の思春期”こと、釈迦

神側で出場するかと思いきや、人類側寝返るという最高のベビーフ
ェイスぶりを発揮した釈迦に対するは、七福神の集合体である伝説の
凶神・零福。零福の事情はなんとなく察するが、釈迦の相手としては
荷が重く、一方的な展開で釈迦が勝利!・・・と思われたのだが!!!

・・・いやもう、釈迦がすげぇカッコイイ
必殺技や戦闘様式はもちろんのこと、「神が救わぬなら俺が救う」
あるいは「仏っ殺す!」などの名言にイチイチシビれる

とにかくコレは観て貰うのが一番良い。シーズン2後半は釈迦だけの
エピソードになってしまったが、文句は全く無い。逆にココで線を引
いておいて良かった気がする。

さて、シーズン3はいつになるのか・・・。
こうなったら気長に待とう、始皇帝こと嬴政の活躍を!

君は放課後インソムニア

#不眠症×ラブストーリー


Amazon Prime Videoのリコメンドに出ていたアニメをなんとなく。
予備知識が全く無い状態で観ているのだが、すっかりハマった模様

『君は放課後インソムニア』
原作はビッグコミックスピリッツで連載されているマンガらしい。
重度の不眠症(insomnia)に悩む男子高校生が、同じ悩みを持つヒ
ロインと知り合ったのは、ほぼ使われていない学校の天文台。この
場所ならグッスリ眠れる事に気付いた二人は、そこを自分たちの秘
密基地にしようとするのだが・・・という感じ。

モチーフが「不眠症」であるのがポイント。
現代病の最たる例でもある不眠症が、物語に良い意味での「重さ」
を加えており、凡百の単純なラブストーリーに収まらない構成で
展開される。作画の凄さも特筆モノで、舞台である金沢の美しさ
がしっかり表現されている。

まだ半分くらいしか観ていないけど、コレはすばらしいかも。
実写映画も公開中らしいけど、こっちはどうなのかなぁ・・・。

青のオーケストラ

#音モノ人間模様


今クールのアニメ、そろそろ最終回を迎える時期。
デッドマウント以外、特に興味を惹かれるモノは無い(「推しの子」
関しては後でまとめて観るつもり!)・・・と思ったのだが、一つすげぇ
があった!

『青のオーケストラ』
天才バイオリニストをに持ち、自らも非凡なバイオリンの才能を有する
主人公。父親の不倫騒動に巻き込まれて一度はバイオリンから遠ざかるの
だが、とある少女と出会い、再び・・・という内容。

言ってしまえば、文化系青春学園モノ(^^;)なのだけど、登場人物それぞ
れにそこそこ暗黒な事情がある、というのが大きなポイント。ぶっちゃけ、
物語のテンポはやや鈍重なのだが、その所為か共感度凄まじい

さらに音楽モノだけあり、劇中曲として使われるバイオリンの音色が非常
に美しい上に効果的で、演奏シーンは本気でテンションが上がって来る

Amazonプライムで10話までを一気に観たのだが、この後はオンエア
しっかり確認しようかと。しかし、Eテレでの放送だから、もしかしたら
2クール展開も考えられるかも。さてどうしよう(^^;)。

DEAD MOUNT DEATH PLAY

#逆異世界転生


今クールのアニメが始まってしばらく経つが、正直あまり乗れるモノ
が無い気配(^^;)。おそらくもう少し経ってある程度まとめて観たとこ
ろで変わってくるのだろうけど。そんな中、唯一注目しているのが↓↓
妙な異世界モノ

『デッドマウント・デスプレイ』
ヤングガンガンで連載中の異世界モノだが、ファンタジー世界の悪役
・・・と思われる人・・・が、現代世界に転生し、騒動に巻き込まれる、と
いう斬新な切り口。

雰囲気はひたすらダーク、幾ばくかのR指定を入れないとヤバそうな
描写のオンパレードで、完全にオトナ向きな感じ。作画もなかなかに
すばらしく、ジリジリした緊張感に溢れている。

さすがに原作を追いかけてはいないので、このアニメが初見
久しぶりの暗黒展開、堪能させていただきますよ、ええ。

もういっぽん!

#新熱血


前クールはわりとリアルタイムで何本かのアニメを観たのだが、まぁ
秀作揃い。最近ではファンタジーモノに抵抗が無くなり、主流になっ
ているジャンルの作品を楽しめているのだが、やっぱりこういうのが
1クールに1本はあって欲しい!、という作品。

『もういっぽん!』
漢マンガの宝庫である週刊少年チャンピオンで連載中の柔道マンガが
原作。とはいえ、舞台は高校の女子柔道部(^^;)。チャンピオンも変わ
ったぜ、本当に(^^;)。

主要キャラの作画が良い意味で微妙な為、親近感が半端ない。
子どもを持ったことの無い僕でも、我が娘を見ているようでハラハラ
するし、いろんなことを期待してしまう感じ。内容もしっかり「熱血」
であり、練習のキツさ暑苦しい心情描写がキチンと表現されているの
だが、それに悲壮感を全く感じないところが凄い。おかげでクライマッ
クス、金鷲旗団体戦では、青葉西高チームへの共感度がかなり上のレ
ベルまで上がってしまい、作中で皆が笑っているのに観てる僕がをこ
ぼしてしまった程。

・・・これはもう、『新熱血』という新しいジャンルかと。
こうなったらもう、彼女らの柔道を最後まで魅せて欲しい。制作チーム
は急いでシーズン2の準備をお願いします!