Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 123

#大橋ジム


昨日後楽園ホールで行われた『Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 123
を見逃し配信で確認。目的はメインに登場する力石政法。大橋ジム移籍後
の初戦で、世界前哨戦と目されていた試合だったのだが・・・。

力石の試合はもちろんインパクトがあったのだが、他の試合がまたすばら
しかった。大橋ジム関係のボクサーは皆しっかりしたボクシングを展開し
ているし、マッチメイクに露骨なモノも殆ど感じられない。前座からメイ
ンまで、全く退屈させない、というのは凄いことだと思う。

特に注目は、バンタム級の坂井優太
いわゆる天才肌のボクサーで、ミドルレンジで相手と結構な打ち合いをし
ているにも関わらず、被弾はほぼゼロ。まだデビュー2戦目だが、上位ラ
ンカーと試合しても普通に勝ちそうな気がする。

フェニックスバトル、興行内容が毎回凄く良い。
Lemino無料会員でも観れるので、ボクシング好きならぜひ!

CASIMERO vs SANCHEZ

#終了


Prime Boxingの初日が行われた13日横浜武道館でひっそりと開催されて
いたのが『TREASURE BOXING PROMOTION 7』。どの程度の観客動員が
あったのかは定かでは無いが、メインに行われたのが↓↓この試合。

あの悪名高きフィリピンのジョンリール・カシメロが、WBOバンタム級ラ
ンキング8位・アメリカのサウル・サンチェスと闘うスーパーバンタム級
契約の10回戦。一階級下の相手だが、カシメロが1Rに三度のダウンを奪
ってのTKO勝利となった。

・・・本当にもうどうでもいい
前日計量1回目で1kg超過、2回目でも600gオーバー。サンチェス陣営が
翌日軽量で58kgアンダーであれば試合を行う、と情けをかけてくれたおか
げで試合は行われたが、そんな試合でKO勝ちしても・・・という感じ。

カシメロに期待するファン、もしかしたらもうフィリピンにも居ないかも。
井上尚弥はもちろん、全てのちゃんとしているボクサーに対して失礼。
もし世界タイトルが欲しいのであれば、減量の心配の無いフェザー級、そ
れも無理ならスーパーフェザー級あたりに転級すればいい。そこで勝てる
かどうかはさておき、だが。

伊藤雅雪氏、このガラクタで多少は金儲け出来たんだろうか?
彼の率いるTBPにはかなり期待しているので、次に外国人を招聘するのな
ら、もう少しマシな選手を期待する。ブランドン・フィゲロアとかダメか
なぁ・・・。

半透明のアレ

#感謝


昨日、ずいぶん久しぶりに購入した日用消耗品が↓↓コレ。

45ℓゴミ袋
コレを最後に購入したのは、去年の12月。いわゆる必需品のレベルに入る
モノを1年弱購入せずに済んだのは、昨年の仕事の備品で、そこで余った
大量のゴミ袋をいただいたから。

コレいつ無くなるの?と思うくらいすげぇあったのだが、実質1年分
そんなに高いモノでは無いが、数千円は節約になっている。いただけた事
に感謝。こんなラッキーはもう二度と無いだろうなぁ、きっと。

太陽の天才児

#ACE


14日、Prime Boxing 10をAmazonの配信で観た後、続いて両国国技館
行われていた新日本プロレスKING OF PRO-WRESTLING 2024』を、
CSテレ朝チャンネルの録画にてチェック。どちらを生で観ようか迷ったの
だが、結局新日を後回しにした。これが良かったのか悪かったのか・・・。

第一試合から豪華カード満載、非常に満足度の高い興行。
ミスティコとヒロムのシングルや、DOUKIの驚くIWGPジュニア防衛戦、そ
してザックのIWGP世界初戴冠など、ここで触れるべき試合が多々あった。
だが・・・。

第六試合終了後、いきなりソレは起こった
自身のデビュー25周年記念試合に登場した現新日本プロレスリング(株)
代表取締役棚橋弘至が、2026年1月4日での現役引退を表明・・・。

近いウチにそういうこともあり得る、という覚悟はしていた。
しかし、実際にタナ本人の口からコレを聞いてしまうと、そのショックは
尋常では無かった。涙が溢れて止まらない。正直、それ以降の試合に関し
ては観ていることが出来ず、翌日に回してしまった。

僕はアントニオ猪木で育った世代であり、プロレスの仕組みがどうであろ
うと「強さ」至上主義。そんな僕が、『「強さ」にも色々な種類がある』
と認識を改めたのは、そこに棚橋弘至が居たから、に他ならない。

タナが創り変え、タナがその中心に居たから、僕は新日本プロレスを見続
けてきた。そんなタナが現役を退くなんて・・・。

未だに心の整理がつかない。
でも、まだ1年2ヶ月もあるのに、ここで呆けるワケにはいかない。
エース生き様、最後まで見届けたい!

Prime Boxing 10 day2

#Another Monster


Prime Boxing 10有明2days二日目
最初に第一試合、アンソニー・オラスクアガvsジョナサン・ゴンサレス
ついては、偶然のバッティングでゴンサレスが負傷、ノーコンテストとな
ったため、レビューはせず。アンソニー、次に期待!

■第二試合:WBO世界スーパーフライ級選手権
前回防衛戦が中止となった王者の田中恒成が、同級6位、南アフリカのプ
レレ・カフを迎え撃った試合。カフの情報は殆ど入ってこなかったのだが、
どんな相手でも恒成が負けるワケが無い、と思ってたのだが・・・。

カフがとにかく凄い。初めての日本であの田中恒成を相手に、全く動じる
ことなく互角の闘いを展開。恒成ももちろん互角に渡り合うが、5Rにカフ
ダウンを奪う。このダウン、かなり致命的だと思ったが、恒成はなんと
か回復。後半はかなり盛り返したが、カフからダウンを奪い返すことは出
来ず・・・。このダウンの差が判定に出た。まさか・・・。

■第三試合:WBOアジアパシフィックバンタム級選手権
この二日間で唯一の世界タイトルマッチでは無い試合。前回の目の覚める
ようなKO劇で勢いに乗る那須川天心が、2位のジェルウィン・アシロ
空位のWBOAP選手権を争う。もちろん天心のKOが期待されたが・・・。

アシロ思った以上にやる選手だった、という結論。
具体的には、カウンターを狙う天心にそのチャンスを殆ど与えないボクシ
ングに徹し、その距離のまま時折左右の強打を振るう、という厄介な相手
そんな相手に対し、パンチを裁いた上で9Rにはダウンを奪ったのだから、
やっぱり天心も並のボクサーでは無い。しかし、アシロがいくら良い選手
だとはいえ、あくまで東洋レベル。今のままでは現状のバンタム級世界王
者の四人に、全く届かないと思う。
それは本人もしっかり理解している気がするので、今後の2〜3試合で更な
る成長を期待。天心なら出来ると思うんだけどなぁ・・・。

■第四試合:WBC世界バンタム級選手権
“NEXT MONSTER”こと中谷潤人が、同級1位、タイのペッチ・ソー・チッ
トパッタナと二度目の防衛戦。凄いのはペッチの戦績で、77戦76勝1敗
うち53試合KO勝利。1敗は井上拓真に喫したモノ。ちなみにこれまで
一度もダウンした経験が無い

・・・レベルが違う
いやもう、最初から最後まで口アングリ状態になるくらい、中谷の強さば
かりが際立つ。これまでダウン経験の無い強打者を文字通り子ども扱いし、
ほぼほぼ被弾することなく6R二度のダウンを奪い完勝。
もし中谷に勝利する選手が居るとすれば、それはもう井上尚弥しか思い浮
かばない。同時に、井上尚弥を倒す可能性のある選手も、中谷潤人しかあ
りえない、とまで思った。この試合がいつ実現するか解らないが、仮にス
ーパーバンタム級で実現するなら五分五分、フェザー級以上で実現するな
中谷の勝ち、な気がする。
中谷は既にNEXTではなく、もう一人のモンスター。このカード、そろそ
現実味を帯びてきたかも!