“Road Warrior” Animal

#IRON MAN #暴走戦士


80年代中盤に世界のプロレス界を席巻した重要人物が、また一人逝った。

アニマル・ウォリアー
ホーク・ウォリアーとのタッグ「THE ROAD WARRIORS」で活躍。「秒殺」
呼ばれた試合スタイルには賛否両論があったが、際だったキャラクターと鍛え
上げられた肉体・パワーは世界中が認めるところ。NWA・AWA・WWEに加え、
全日本マットでもタッグ王座を獲得。テレビ東京「世界のプロレス」の主役で
もあった。

本名はジョセフ・マイケル・ロウリネイティス、死因は今のところハッキリし
ていないが、心不全の可能性が。享年60

46歳という若さで亡くなったホークと、たった14年しか変わらないなんて・・・。
ウォリアーズの単純で解りやすい強さは、ある意味でプロレスの象徴と評価す
べき。そんな功労者が、こんなに早く逝くのは寂しすぎる。

落ち着いたら、ホークとのタッグの復活を。
ロード・ウォリアーズが暴れ回る姿を、もう一度観たい。
また必ず、どこかで。

Kamala

#ウガンダの大魔神


ちょっと前に入った訃報。
元プロレスラーのジェームズ・ハリス氏が死去。本名だとピンと来ないが、
アフリカの部族ギミックで一世を風靡し、WWEでタイトルにも挑戦した
黒人レスラー、ジャイアント・キマラと言えば通りが良い。
ちなみに米国でのリングネームは「カマラ(Kamala)」。

日本ではモノマネギミックのジャイアント・キマラ2(後に2が外れる^^;)
に存在感で上を行かれ、大人気とはならなかったが、テレビ東京「世界の
プロレス」をリアルタイムで観ていた我々世代にとっては「最後の怪奇派」。
糖尿病の合併症で両足を切断し、闘病中に新型コロナに感染、残念ながら
力尽きた。享年70。

訃報に際し、カマラの映像を探したところ、こんなステキな試合を発見。
この頃から日本マット界はほぼ怪奇派のレスラーを必要としなくなってい
たのだが、馬場の復帰戦で対角に立つ3人は本当に画になった
失礼を承知で言えば、リング上6人のうち4人が怪奇派。こういう見世物
小屋的なワクワク感、今のリングにもっとあっても良いと思う。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
あちらの世界では、誰がマネージャーに付いてるのかなぁ・・・。

“Rollerball” BLACK TIGER

#恐怖の稲妻男


英国プロレス中量級のレジェンド“ローラーボール”マーク・ロコ氏逝去。
死因は今のところ明らかにされていない。享年69

マーク・ロコを初めて見たのはおそらく国際プロレスのTV中継で、当時
WWUジュニアヘビー級王者だった阿修羅・原の対戦相手として初来日した筈。
この時、ロコの試合は頻繁に中継されたワケでは無かったのだが、数少ない
オンエアで強烈な印象を残してくれた。

二度目の来日は、新日本プロレス初代タイガーマスクへの最強の刺客として
ブッキングされ、リングネームは「ブラックタイガー」。漆黒の虎のマスクと、
あの佐山を相手に「強さ」互角以上に渡り合う実力で完全に認知された。

個人的にも大好きな選手。なんといっても、僕が最初に買ったマスクはポニー
ブラックタイガーで、コレを被ってライブもやったくらい思い入れは深い。
2016年に久々に来日し、元気な姿を見せてくれていただけに、突然の訃報は
あまりにショック。また一人レジェンドが居なくなってしまうのは、寂しい・・・。

・・・あの暗闇脳天を、また必ずどこかで。

Flowers of Romance

#Hana


・・・久しぶりに、本当に絶句した。
こんなことがあっていいわけが無い。いろんな記事から垣間見える状況は
あまりに酷く、吐き気が止まらない。

冥福を祈ったら、終わってしまいそうでイヤだ。
彼女がリングに再び登場する日を、おそらく僕はずっと待っている。

Mr.Takami Asano

#JAZZ CHORUS


・・・ミュージシャンの訃報が続く。
ゴダイゴギタリスト浅野孝已さん逝去。死因は今のところ明らかに
されていないが、9日にfacebookでコロナ終息を願う投稿をしたばかり。
享年68

僕らがゴダイゴに出会った頃、バンドのメンバーの中ではけして目立つ
存在では無かったが、後年に自分でもバンドをやり始めると、浅野さん
偉大さがジワジワと解り始めてくる。カチッとした歌に邪魔にならな
い音を出し、にもかかわらず必ず印象的なフレーズを入れてくる。こう
いう人が職人なんだよな、と考えたことを思い出す。

そして、浅野さんがローランドと共同開発したJC-120は、ギタリスト
なら1度は必ずお世話になった名機。そういうところでも名を残すとこ
ろが非常にカッコ良かった。

謹んでご冥福をお祈りします。
また必ず、どこかで。